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*プロローグ
・・・気付いたら視界は真っ赤、というより赤黒く染まっていた。
生ぬるいそれはボクの体を包んでいて、上にはとてもゴツゴツしたもう一つの身体が覆いかぶさっていた。しかし、それは優しく母親の腕の中にいるような心地だった。
ー大丈夫か、ボウヤ。
・・・・・!
ーそうか、よかっ・・・た。
・・・・・?
ーおじさん?おじさんは大丈夫だから、な?泣くなよ、男の子だろ?
・・・・・!
ーそうかー、偉いぞ!
・・・・・?
ーおじさん?おじさんはー。
・・・気付いたら視界は真っ赤、というより赤黒く染まっていた。
生ぬるいそれはボクの体を包んでいて、上にはとてもゴツゴツしたもう一つの身体が覆いかぶさっていた。しかし、それは優しく母親の腕の中にいるような心地だった。
ー大丈夫か、ボウヤ。
・・・・・!
ーそうか、よかっ・・・た。
・・・・・?
ーおじさん?おじさんは大丈夫だから、な?泣くなよ、男の子だろ?
・・・・・!
ーそうかー、偉いぞ!
・・・・・?
ーおじさん?おじさんはー。
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