やあ
どうも。おかかです。頑張りましたが短いです。
紹介が遅れていたがホモっぽいと思われた方も多いであろうこいつの名前は佐藤拓也。ホモではない....きっと。
女子から『たくちゃん』と呼ばれオレに向かって「オレモテすぎちゃって困るわー。」などと言っているが、オレのがモテてるわ。ラブレターとか月一でもらうし、ハハーン。バレンタインともなれば、15個は固いし、ハハーン。(※義理含めて)いつか母さんに「顔と声はいいのにな。」なんて言われたが。
置いとこう。
このクラスでよかったー。先生もまあ、嫌いな先生ではないし。
でも、
一番よかったのは、夏希と一緒だということだ。
そう思うオレは、やっぱり女々しい。
サバサバしている夏希のことだ。クラスが分かれたら、きっと切り捨てられてた。友達として。
もっと雄雄しい男ならよかった。そしたら、クラスなんて飛び越えてでも夏希に会いに行くんだろうな。
でもオレにそういう勇気はない、というか他クラスの女の子に話しかけている姿を見られると困る人が何人かいる。(まあ、センパイとかいろいろな....)
夏希とオレの関係は、幼馴染で友達。周囲から見れば「純愛」ッポクていいじゃない。なーんて思われるかもしれない。
それは違う。
幼馴染だからこそ遠い気がする。
そもそも幼馴染みといっても拓也を入れた3人で幼馴染みだからだ。ポジション的にはそんなに美味しくはない。
いっそのこと、拓也みたくバカなやつならよかった。なんて思ったことがあった。ムリだし。なりたくないから、一瞬で捨てたけど。そんな事を考えていたら始業式が終わってしまった。
世界の中でも最上級の女々しさだと思うよ。オレだって。
そのまま休み時間突入!かと思いきや担任の話~。長くて楽しくないけど。まあこれが高校生のお仕事も一つですからね。しかたない。
少し思ったことがある。担任は思ってたよりイイ奴みたいだ。
「━━━というわけで二年生として気を引き締めていこう!な~んて言っても、中だるみの二年だしなぁ。あっ一年の時G組のやつは今年もよろしくな。......長い話も終わりだから。それにしても、あからさまにぼーっとしてくれるねえ。山口君。」
「えっあっはい!すいませんっ!!」
みんながあまりにも大きい声で笑うから。つられて笑う。拓也は腹かかえて笑ってる。まあ、後でシメルケド。夏希も笑ってんなぁ。ちょっとうれしい。
「じゃ~~~、休み時間にするぞ~~。」
ガタガタガタガタ。
「ありがとうございましたー」
怒られたことをちょっとだけ反省していると夏希と由夜が寄ってくる。
「また一緒でよかった~~。友達いるのは安心だもん」うわグサグサくるなあ。友達...分かっててもねぇ.....?
「オレもよかったよ。夏希達と一緒で!幼馴染だもんな。」自分で言ってりゃ世話ないぜ。
「私もね一緒でよかった~~~って思ってたところだよ」
こっちは由夜。本名早川由夜身長が夏希よりも低くてうっかり潰してしまいそうなくらいだ。オレよりはぜんぜん下だけど。(オレ179cmで由夜は150cmだからすごい身長差だ。ちなみに、拓也は185cmで夏希は160cm。幼馴染み組は比較的長身だ。それゆえに低めの由夜はいつも「ずるい!」と言っている。)
オレと夏希と由夜と拓也は中学の頃からつるんでいる。
「私ね!たくさん遊びたい!夏休みにでも!」
目をちっちゃい子みたいにキラキラさせて唐突に話をなげた。
「まだはぇーだろ由夜。まだ一学期始まってねーよ。」
そういうと、夏希も拓也も早いねと同調した。
「夏なんてすぐ来るよ!すぐ!だから今から計画たてよー!」
ニコニコと笑う彼女は楽しそうですでに心を夏まで飛ばしている。夏希も乗り気になってきたみたいで、じゃあねぇーなんて話を始めようとしている。
「ちょっと待て!!春にはオレの一年の華、体育祭があるんだぜ。」
なるほどと言いたげな顔の二人の顔を見ていると
「それしかとりえないもんな海人は」
「そんなことないかんな!いっぱい...あるんだかんな!」
「いま言葉つまったくせにぃー」
ここぞとばかりにうざうざポイントをついてくる。
うざい。
「でもそーよねー海人は女の子に一杯もてるもんねーそれが取り柄だよねー!」
それを好きな子から言われる気持ちはどう表したらいいんだろうね!ねっ!
「あっでも俺だってもてるからね」
変なとこで張り合ってくんなよ。俺の勝ちだろ。
「ばーか。オレの勝ちだよーだ!」
「ん?じゃあ、俺のお情けでそういうことにしといてやるよ。」
ドヤ顔で言うのやめてもらえません?どうかと思うんですよ。
そんなこいつも。
「さすが拓也君だー!」
由夜も
「拓也、やっさしー!」
夏希も
「体育祭では華々しいとこ見せてやるかんな!」
駄文だなぁ。
すいません。ほんと。