1話 後宮の女帝 3
ボー然とこの出来事を見ていたギグ!
何だそれは此処のMVPボスを【愛人】
【配下にして連れ去る】だと・・・
常識の斜め上を行き過ぎている
これは夢なのか最下層の古びた建物跡に
頭突きをかますとやはり痛い!
壊れ物でも扱うかのように例のお局だったものを
リードして手を引いて扱っている
これは出るまで大変だ!
と言うことで拠点までの転移を使おうとしたが・・
ギグを置いていくわけにはいかないか・・・
(ソロでの移転ならアイテムなど
いらないが仕方がない!)
秘密基地だったのになーGVGの城は
「オイ!ギグ転移石で飛んで戻るぞ!捕まれ!」
こいつはなんで希少価値なものを・・・
魔道具の発動で3人で瞬時に拠点の砦に転移する!
「お帰りなさいませご主人様!」
美しいメイドたちが一斉に出迎える
まあオートドールなのだが・・・
意識の与えてある【マスターアリス】を呼び出し
『ギルドメンバー登録』
名前は・・・いかがなさいますか?お姫様
「くくく・・・」
「お姫様と言う歳でもなければ局ではないな」
【長橋の方】で頼む
【役職 サブマスター 長橋の方が加わりました】
運営 管理 統治 掌握 その能力がA級どころか
SからSSS スリーエス
さらにファントム時代のスキルが統合され
【ネクロマンサー】
レイスやファントム召喚可能
例の管理下の姫君の幽霊たちだ!
戦力としても十分使える!
魔法使いや僧侶 属性武器がない場合
幽霊の類は倒しずらい!
そういう場所に戦力として投下できれば
一方的なワンサイドゲームになる!
「マスターよろしいので?
かなりの権限が共有されますが、」
「これは約束で決めたことだ!
「この方が居ないと多分このギルドは
早い段階で崩壊する」
「女性が集まることほど恐ろしいことはない!」
「女性を管理できすべてを仕切れる
上位存在が何より大事だ!」
「女絡みでいくつの廃ギルドが滅んだかわからない!」
「大人で知的で圧倒的権力があるものが
不平不満をまとめてくれる」
「マスター異物があるのですが廃除なさいますか」
ギグが排除されかかっている
「イヤー悪いねーここをみられたので
生かして返したくないんだよねー」
「特例でギルメンに補欠で入るなら
見逃さないでもない!」
「そうだな特典で今回の報酬すべてやろう」
質問に質問で返すギグ
「もしもだ!此処に所属したら
あんたのようになれるか?」
「ん~」
「なれるとは言わないが近付くことができる」
世の中まったく理不尽だ!が
とりあえず生きてさえいれば楽しめそうだ!
ギルド【ソラの記憶】
【役職 雑用係 ギグがメンバーに加わりました、】
あーギグここでの先輩に挨拶しとくように
よく見たら若々しくなった宿屋のおかみさん
【役職 専属料理人】
道具屋の親父 魔法や回復剤のアイテムショップの
魔女のおねいさん
【役職 専属口利き商人】【役職 専属錬金術師】
ギルド行く前に試しに連れ出して
【聖域で養殖もとい育てたら・・・】
LV90の恐ろしい 村人たち
なんというか私よりLVが高い!
もうすぐドラゴンステーキが焼きあがりますよー
ドラゴンすら解体する業物の包丁や
スキルLVが上がり過ぎた料理人
【宮廷料理人】とか変なクラスになっている!
こいつら只者ではない!
と思いつつ自分のステータスを確認したら
【LV70 重戦士】 いつの間に・・・LV35だったのは気のせいだったのか
そして街への凱旋となる!