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冬の夢と夢破れた大通り

作者: 蒼井真之介

僕は孤独だ 寂しいのさ


この街で生きるのに必要なのは才能だけさ


才能がなければ生きていけない街なんだ


僕は独りぼっちだけど


必ず為し遂げてみせるよ


そうすれば故郷の母が愛してくれるはずだ


孤独と寂しさを忘れたい


自分と向き合う強さが欲しい


孤独感に飲み込まれる前に


愛しいあの娘に愛を伝えなきゃ


早く君を抱きしめたい 深く愛したい


物悲しい夜の闇に微笑みを!


僕はこの街で孤独と出会った


誰も知らない人の目を覗き込んだ


僕は誰にも気付かれない喜びと、誰も気付いてくれない悲しみの狭間にいたんだ


愛すれば離れていく


愛したいのに愛に傷つけられてしまう


それでもいいさ


僕はずっと前から独りぼっちだったから


誰かに僕を分かって欲しいなんて願わない

 

僕は雨に打たれている


僕は悲しみの涙に暮れている

 

冬の夢に抱きしめられている

 

凍えた体を温めてほしい

 

君がいなくて寂しいんだ

 

君を愛しているのに

 

僕は君を愛しているのに

 

お願いだよ 分かっておくれ

 

君を愛しているよ


君がとても好きで愛している


わかっている


わかっているんだ

 

君が初めて愛した女

 

君が運命の女

 

君は僕のすべてだ

 





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