解明推理の事件簿。
解明推理の名を知らない者など居ない。
彼は名刑事として名を馳せていた。持ち前の洞察力と推理力でどんな事件をも解決したーーまさに生ける伝説だった。
ただ彼には一つだけ、大きな弱点があった。
それはーー
「チッ、捕まったか。まさか油断するとはな…」
彼はいつもドジをやらかすのだ。
深読みをするあまり、犯人の単純な罠に引っかかって、日常的にピンチを迎えているーー。
「ココはどこだ? 妙にカビ臭い。かなりの湿気を感じるが」
暗い部屋の一室に、解明は全身を拘束されて身動きが取れない状態でいた。
目元は布を覆われて、視界を封じられ、手足はロープでグルグル巻きにされている。薬で眠らされていたのか、頭はガンガンと痛んでいた。
だが、そんな中でも、ご自慢の推理を見せつける解明。
嗅覚と聴覚は奪われてはいなかったのが幸運である。
「おーい‼ ココには誰もいないのかー‼」
拘束した犯人が近くに潜んでいる可能性もあるというのに、解明は恐れることなく、声を振り絞って叫ぶ。
しばらく待ってみるが、返答はなかった。
辺りには静寂が立ちこめているーー。
「…どうやらココは敵の拠点のようだな。以前まで人がいた形跡がある。タバコを吸っていたようだ。思うに、俺に勘付かれたのが怖くて、襲ってはみたものの、殺す度胸はなかったので、ここへ放置したようだな。けっ、人をなんだと思ってやがる」
見ないでも、推理力だけで状況を判断するーー解明のお得意芸である。嗅覚と聴覚に意識を集中させつつ、推理を続ける。
「こんな事になるなら、狗の餌になっていた方がまだよかったぜ…。勿論、ダックスフントでな。あいつになら餌になってやってもいい。ただし、ポメラニアン。てめーはダメだぜ?」
くっくっ、と顎を震えさせる解明。まだまだ彼には余裕があった。
解明はこれまで数々の難事件を挑んできたのだが、その度にこのようなピンチに襲われ続けてきた。
彼にとってこんなのは毎朝口にするベーコンエッグのようなものであった。つまりはーー朝飯前。慣れっこなのだろう。
「ん、上の方で鉄道が走る音が聞こえたな。推理した通りだ。ココは地下か。ということは、また奴らの仕業か」
解明には心当たりがあった。
直感で察した。【組織R】が絡んでいると。あの黒すぐめの野郎たちが。
解明の信じられない推理力を持ってすれば、こんなものは毎朝行うストレッチのようなものであった。要するとーー朝飯前。
「【組織R】め…。厄介な連中だぜ。必ず奴らのボスの正体を暴いて、一網打尽にしてやるからな。ふはははは!」
急な高笑いをする解明。
そんなことをやっている暇はないと気が付いたのか、ふと黙り込む。
「…」
--奴らは何の為に、俺を拘束して、ココへ閉じ込めたんだ?
相手側からすれば警察がどのような調査をしているのか、気になってもおかしくはない。
おまけに相手は名刑事である、解明 推理だ。奴らにとっては邪魔な存在はハズ。
ーーなぜ、始末しない?
「奴らは、俺に拷問をしても絶対に内部情報を口にしないという覚悟があることを知っている…。殺すことも出来たはず。なぜ、それをしない? もしや俺に利用価値があるとでも思ったか?」
解明の頭に「?」が浮かび上がる。解明にだって分からないことはあった。彼は全知全能ではないのだ。
「仲間に引き入れようってんなら、願い下げだぜ…。しっかし、頭が痛てーな。思いっきり殴ってくれやがって」
解明は殴られていた。調査中に「ガツン」と頭をやられたのだ。
石頭の彼でもグラグラになるほどの威力なので、相当なものであることには違いない。これから仲間にしようとするような連中がこんな荒っぽい真似はしないだろうーー解明はそこまで推理をした。
「放置プレーってのは骨が折れるな。餌の一つも出されねーとは、ある意味拷問より応えるぜ。監禁して俺を無力化するよりも、身体を拘束して、ココで餓死を待つ作戦か…」
解明の知的な頭脳が遂に「解」を導き出した。
犯行グループが【組織R】だと断定すれば、そのような酷い仕打ちも平気で行う。
彼らは老若男女子供問わず、平気で殺戮するえげつない連中だったーー。
「さて、この拘束をどうするか、だが…」
ロープをどうにかしない限り、解明は身動き一つ取ることは出来なかった。
幾ら頭脳明晰であっても、行動出来なくては意味を持たない。
それは推理ではなくてーー只の妄想なのだから。
「ふんっ‼︎ この、解けやがれっ!」
だが、流石は解明 推理。数々の難事件を解決に導き、多くのピンチを乗り越えた男だ。
彼の辞書に“諦め”の言葉はないーー。
「クソ‼︎ ふんっ‼︎ オラっ‼︎ どりゃっ‼︎」
喧嘩の際に、相手の顔面や腹にパンチを入れるかのような喘ぎ声をあげて、解明は無理やり四肢に力を込める。なんとかして、全身を揺さぶる。
その結果が功を奏したのかーー解明が拘束されていた椅子が力に負けて、地面に横たわる。
解明の視界を覆っていた布が解けた。
「視界良好だな…。チッ、本当に人がいやがらねー。俺だけ置いていくんじゃねーよ、寂しいだろ」
ロープは未だ外れない。だが、視界は明るくなった。それだけでも、解明にとっては、大きな一歩だった。
「頭上にはライトが点灯中…これは付けっ放しか。奥にはテーブルと椅子が二つ。誰かが居たことは間違いないな。あとは…ん?」
椅子に拘束されて、横たわった状態になっている解明が何かに気付く。
視線の先にガラスの破片が落ちていたのだ。
これを、解明が見過ごすわけがない。
「…天は意外にも俺を味方してくれているのかもな。これか罠っていう可能性もあるっちゃあるが、今はコイツに甘えておこう」
解明が身体を芋虫のように動かして、口元にガラスの破片を近付けた。
幸いなことに口は拘束されていなかったので、唇を利用して、ガラスの破片を咥え込む。歯に挟んで、自分のロープの近くへと運んだ。
「ッ!」
解明は唇を思わず切ってしまう。だが、そこで諦めないところが、名刑事。
血などまるで気にしない様子で、腕のロープをガリガリと削っていく。
「…」
何度も、何度も、顎を動かしたことによりーーようやくロープが一本千切れる。
一本解ければ後は早い話だ。腕を自由にして、足のロープをほどき、それから腰回りの縄を外した。
ホコリを払って、解明は立ち上がる。いつも着ているベージュのトレンチコートが汚れていることに気付きながら、舌打ちを鳴らす。
「女を縛るのは得意だが…自分が縛られるのは苦手だぜ。俺は亀甲縛りをされて興奮しちまうほど、マゾな男じゃねーよ」
どうでもいい情報をベラベラと話しながら、足元のガラスを踏み潰す。武器として利用しても良かったが、それをしないのが解明の凄いところだ。
彼は常に拳一本で犯人たちとやり合っているのである。
『銃を使うのは負け犬の戦法。男ならファイトだ。格闘で相手を制せ』
解明の口癖の一つである。
「チッ、タバコはあるがライターがねぇ。奴ら、俺の内ポケットからライターだけを抜き取っていきやがったな、姑息な真似を…」
解明は喫煙者だった。タバコこそが男の身だしなみだといい、毎日2ダースは吸っているヘビースモーカーである。
ちなみに彼は肺の辺りに腫瘍ができているがーー本人は気付いてない。
「さて、出よう。こんな埃っぽいところはこれ以上、ウンザリだぜ。ゲホッ」
この咳も肺が悪いせいなのだが、やはり本人はまだ気付いていないーー。
解明が扉の前まで向かう。だが、鉄の扉は頑丈に施錠されており、ピクリともしない。何度やっても、扉は動かなかった。外側から鍵をかけられたのだろうーー。
「オラッ‼︎ ブッ壊れろ‼︎ どりゃっ‼︎」
得意の解明キックがぶつけられる。だが、扉は動かない。ーー解明は足を痛めた。ブッ壊れたのは彼の足の方だった。
いくら名刑事だとはいえ、もう46のいい歳をしたおっさんなのである。老いには勝てない。致し方ない。
「名刑事である俺の七つ必殺技【解明キック】が不発に終わるとはな…。初めての経験だぜ」
解明は二十数年刑事をやっているが【解明キック】なんて技を使ったことはなかった。今、初登場した技である。なので、初めての経験というのは正しい。
だって、今が初なのだから。大体必殺技ってなんだーーこの呑んだくれのおっさんは何を言ってるんだ。
「解明パワーをもってしてダメなら、もう諦めるしかないようだな。別の方法を探そう」
解明が天井を見上げる。
暗くてよく見えないが、かなり高い天井のようだ。ジャンプしたところで登れない。ロープをかけることも出来なかった。完全に詰んでいると言える。
「…脱出不可能と。参ったな。こんなことなら、お泊まりセットくらい持参しておくべきだったぜ」
ニヤリと笑いながら、解明がジョークをこぼす。誰も笑わないし、辺りには誰もいない。静寂が訪れている。人がいたとしてもウケていない。
さっきからこのおっさん、ずっと独りでボケ倒しているが、本当にピンチだということに気が付いているのだろうかーー。
だから、お前はいつもヘマをやからすのだ。部下への信頼がないことにいい加減気付けーー過去の栄光にすがるな。
「こんな刑務所みたいなところでおねんねすんのかよ。俺は刑事だぜ? 温かいところで寝泊まりさせろよ。こりゃないぜ」
解明が参ったとばかりに大袈裟に両手を開く。と、内ポケットからある紙が落ちてきた。
「ん? なんだこりゃ」
解明が拾い上げて、中身を読む。
差出人は彼もよく知る人物であったーー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カイメイくん。元気?
私よ、モロコシよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーモロコシ
ーーモロコシ
ーー諸越 レイ
「モロコシか…!」
解明は気付くのに五分を要した。
モロコシーー本名:諸越 レイ、解明の右腕であるーー女刑事だ。
モロコシは解明と同じく【組織R】の調査をしており、独自のルートから彼らの足取りを辿って【組織R】が爆弾テロを引き起こそうとしていることまで、把握していた。
ちなみに解明はそこまで辿り着いていないーーモロコシにその情報を与えられて、そのことを部下に報告し、自分の手柄にしているのがいつものやり口である。
これが彼が無能なのにも関わらず、名刑事になれた理由だーー。
解明は手紙の続きに目を通した。読みにくかったが頑張って読んだ。偉いぞーー解明。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴方が部屋に閉じ込められていることは知っているわ。恒例だもの。でも、今日はそんな冗談を言ってる暇はないの。要件を端的に話すわ。よく聞いてね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
解明は手紙の続きを読んで「ギョッ」と目を見開いた。
衝撃的な内容が記されていたのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴方が閉じ込められている部屋にはね、爆弾が仕掛けられているの……。私の予想ではもって後五時間。貴方はきっとこの手紙を発見するのに四時間半ほどは要すると思うから、後残り時間は三十分よ‼︎ いい? よく聞きなさい。爆弾を解除しなさい。そうすれば助けにいくことが出来るから。爆弾を解除するのよ? 貴方になら出来るでしょう、なんて言ったって、私が認めた一流の刑事なんだから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「……認めたって、随分と上から物を言ってくれるんだな」
解明がフッと鼻で笑う。上から物を言ってるのは当然だった。
何故なら諸越 レイは警視監なのだからーー巡査部長の解明とは立場が違う。
例えるならば、解明を推理レベル100としたら、モロコシは53万ほどはあるのだから。
解明が歳上でなければ、もっとこき使われていたことであろう。上司に褒められたことを素直に認めなさいーー解明くん。
「しかし、爆弾か…。そんなもの一体」
解明がようやくソレに気付く。
そうーー解明のトレンチコートの裏側、そこに小さな爆弾が設置されていたのだ。
「木を隠すなら森の中、ってか…」
ーー違う。
「…マズイな、時間がない」
腹の辺りに巻かれていた爆弾を見ながら呟く。
爆弾は赤いライトを点滅させていた。
カウントダウンを刻んでいる。
ーー982ーー981ーー980ーー979ーー
解明がモタモタしているうちに、残りは時間は15分となっていた。
「爆弾の解除ってどうするんだ? 工具もないってのに、無茶だろ」
解明が倒れていた椅子を起き上がらせて、そこに座る。
タバコを吸おうとして、一本指に摘んだが、ライターがないことに気付く。諦めて、もう一度箱に戻した。
残念ながらガラスの破片も、さっき格好をつけて破壊してしまったので、本当に何も工具がなかった。
「なるほど。奴らの狙いは最初から俺の殺害だったのか。合点がいったぜ。この拠点諸共、全てを爆破させるつもりだったんだな。中々卑劣なことをしやがるぜ…‼︎」
そんな今更誰にでもわかるようなことを呟きながら、解明は怒りを露わにする。
この男ーー自分が15分後に爆死することを理解しているのだろうか。
ーーと、そんな声を払拭するかのように突然解明は動いた。
座っていた椅子から立ち上がって、その椅子を蹴飛ばす。拾って、ドアに叩きつける。何度も何度も。
ヒステリックで異常的な行動により、木材はぐちゃぐちゃになった。
「工具がなけりゃ作ればいい。簡単な話さ」
ここにきて、本日一番の発想を生み出す解明。やはり、名刑事の名に嘘はない。さっきから悪くいってすまんかったーー解明。
「よし、解体作業といこうか」
解明が腕をまくり、木材の破片を駆使しながら、爆弾のコードに手を伸ばす。
ーー832ーー831ーー830ーー829ーー
「引っかかるな。どのコードだ?」
ーー743ーー742ーー741ーー740ーー
「自分の命がかかってるんだ‼︎ 油断はしねぇぜ‼︎」
ーー520ーー519ーー518ーー517ーー
「なるほど、こんなに複雑な爆弾は産まれてはじめてみたぜ。【組織R】め。よく、こんな物をーー」
ーー328ーー257ーー243ーー230ーー
「…わからん。諦めたくなるな」
解明の手が止まる。
額の汗を拭い、最後の作業へと移行する。なんだかんだ最後まで行けたらしい。ーー偉いぞ。その調子だ、解明。
「赤と青、どっちだ…」
爆弾解除あるあるで躓く解明。最後のコードをどちらを切ろうか悩んでいるようだった。
そんなのいいから早く切れーーモタモタしていると拠点ごと爆破だぞーー。
「赤と青。俺が好きなのは青だが」
ーー知らん。
「アイツは“赤”が好きだったっけ」
解明の脳裏に、モロコシとの会話内容が鮮明に蘇ってくる。ーー走馬灯のようだ。
※ ※ ※ ※ ※
『ねぇ、解明くん。この花束はなに?』
『わからないのか? 今日は俺たちが出逢った記念すべき日さ』
『貴方ってキザなのね』
『覚えているかい? 昔は【M&S】のバーで朝までバーボンを飲み明かしたじゃないか』
『そんな古いことを覚えてはいないわ。それに私、お酒は飲めないもの』
『ん? なら、バーボンじゃなかったのか。ウイスキーやビールでもないとすれば』
『冗談よ。お酒、大好き。後、貴方が言いたいのはカクテルでしょう』
『まぁ、なんでもいいさ』
ーーなんの、回想だ。
『記憶力がないのは貴方の方でしょ? 私はちゃんと覚えていますもの。貴方に抱かれた日の事も』
『うっ…な、何のことだ』
『とぼけないで。耳まで真っ赤よ? あんなにも激しく愛してくれたじゃない』
『…その話はもういいだろ』
『シャイな所も好きよ、推理くん』
ーーだから、なんなんだ。この回想は。
『【組織R】のボスを取っ捕まえたら、また昔みたいに乾杯しよう。なあ、レイ』
『…ズルいヒト。そうやってはぐらかすんだから。いつまでも女が待ってくれると思わないことね。花もいつかは枯れるのよ。この薔薇だって、そう』
『枯れないさ。枯らしはしない。水をやって、毎日声をかけていれば大丈夫だ。はい、ハニー。元気かい? 薔薇はお好みかな?』
『…ふふっ、赤が好きって知ってたの?』
『勿論だとも。何年一緒にいると思っているんだ』
※ ※ ※ ※ ※
解明とモロコシは恋仲の関係であった。しかし、二人は世間体を気にして、先に進めずにいた。上司と部下の関係ーーそしてお互いに仕事人間。膨らむ愛がいつまでも長続きするかはわからない。
ーー188ーー184ーー182ーー180ーー
残り三分。変な回想シーンを挟んだせいで余裕がなくなってきた。
「ん?」
と、ここで解明はあることに気付いた。
先ほど、読んでいた手紙には裏があったのだ。
目を凝らして、続きを読み上げる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
p.s あの時の約束、忘れないでね
──解明 レイより。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ふふっ」
解明ーー否、推理は笑う。もはや、彼を無能な刑事だとバカにする者はいない。
彼には守るべき存在がある。
それはーー家族。
愛すべき人の元に帰るためにーー生きてなくちゃならない。
ーー140ーー132ーー125ーー119ーー
「まだ式を挙げられていなかったな…。お前にウェディングドレスを着させてあげたいよ」
ーー102ーー99ーー93ーー84ーー
「そうだ。娘が産まれたら名前を『紅』にしようか。赤い薔薇と共に育つきっと可愛い子になると思うぞ」
ーー65ーー52ーー48ーー31ーー
「レイ…。君にはいつも助けてもらってばかりだ。この爆弾が解除したら、すぐに会いに行くよ。だから待っていてくれないか」
ーー29ーー28ーー27ーー26ーー
「俺は絶対死なないから…だから、もう少しだけ生きさせてくれ‼︎ 頼むよ、神様。ロクでもねー人間だったけど、アイツの笑った顔をまだ見たいんだ。生きさせてくれよ? 頼むぜ、ベイビー」
ーー25ーー23ーー21ーー19ーー
「俺は死なねーぞ‼︎ 見とけクソ野郎共‼︎ こんなチンケな爆弾で、この解明 推理様を殺せると思うなよぉーー‼︎」
解明は叫ぶ。ありったけの想いをこめて、爆弾の「青」のコードに手をかける。
「赤」には沢山の思い出が詰まっている。コイツだけは断ち切らせないーー。
ーー9ーー8ーー7ーー6ーー5ーー
「行けぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」
ーー4ーー3ーー2ーー1ーー
解明は必死の思いで、青のコードを断ち切ったーー。
ドッカァァァァーーーーーーーンッッ!!
ドッ完ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!
続きはwebでチェック!