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スマホチートで異世界を生きる  作者: マルチなロビー
10/105

10話 冒険者

 翌朝、意識を覚醒させていくと、何やら柔らかくて温かい物体が側にあるような気がして、ゆっくりと目を開いていく。

 すると、目の前には赤色の髪をした女の子が眠っており、慌てて身体を起こした。

 いったい何故、自分が寝ていた場所に女の子が寝ているのか全く分からず、恐る恐る女の子を見てみると、獣耳が付いており「ピクピクッ」と、何かの音に反応して動いていた。

 急いで毛布から出てるのだが、巻き上げた毛布から女の子の背中が見えてしまい、慌てて毛布を女の子に掛けてあげて、忍び足で女の子から離れ、現状を把握するように努める。

 そして、ようやく彼女が誰だったのか思い出し、一度深呼吸をして、寝ている女の子を見る。


 昨日は確かにベッドの上に寝かしたはずなのに、何故、自分の隣で眠っているのか不思議に思っていると、彼女はようやく目を覚ました。


「あ、お早うございます! リョータ様」


 その笑顔は作り物ではなく、満面の笑みでしてくれる挨拶であった。

 この様な幸せが詰まった挨拶はいつ以来だろう。彼女の名は『アオ』赤い髪をしているのだが、瞳の色が青いからアオという名前を付けられたらしい。


「やぁ、おはよう。アオ」


 挨拶を返すと、アオは直ぐに隣へやって来て、胸に抱きついて甘えるように頬を擦り寄せる。まるで身体にマーキングでもしているかのようだ……。


「アオ、昨日はベッドで眠っていたはずだろ? 何故、俺の隣で寝ていたんだ?」


 疑問に思っていた事を質問してみると、アオは身体をビクッとさせて上目遣いでこちらを見る。その眼は捨てられた子犬のように寂しく、悲しいような瞳だった。


「リョ、リョータ様が……。私がベッドで寝ているのに、リョータ様が床でお眠りになっていたので……」


 申し訳なさそうな声でアオは答える。

 どうやら途中で目を覚ましたらしく、自分の主人が床で眠っていることに気が付いて、俺をベッドへ移そうとしたのだが、アオの力では身体を持ち上げる事ができなかった。

 仕方がなく、アオは自分が使用していた毛布を掛け、寒くならないよう抱きしめるようにして暖めてくれていたらしい。なんて健気で可愛い子なのだろうか。

 抱き締めたくなってしまう。


「そうか、ありがとう。アオが暖かかったから良く眠れたよ」


 そう言って頭を撫でると、アオはくすぐったそうな表情をして微笑む。

 だが、アオは何かを思い出したらしく、慌てて距離を取って土下座をするように足をそろえて座り、「アオは一生リョータ様にお仕えしていく所存です。至らないところがあれば、何なりとお申し付けください」と、深々と頭を下げた。

 そんなに気を使う必要もないと思うのだが、アオは奴隷という身分なのでこれが当たり前なのだろう。


「こちらこそ宜しく。これから一緒に頑張ろうな」


 返事を返すと、アオは頭を上げて再び満面の笑みで「はい!」と、返事をする。

 この瞬間、この子を買って本当に良かったと思えた。

 それから食堂にて朝食を取るのだが、自分が冒険者で生計を立てていることを伝えていなかった事を思い出す。


「そう言えば伝えていなかったが、俺は冒険者を生業にしている。危険な仕事だが、一緒にやってくれるな?」


 最初は何を言っているのか分かっていなかったようだが、『冒険者』と言葉を何度か反芻して、ようやく理解が出来たらしい。


「承知いたしました! リョータ様のためなら、火の中水の中! 魔物の中だって突入しますよ!」


「イヤイヤ、俺の傍から離れんで良いから」


 まるでコントのような会話をしながら話していると、ライフリがやって来て側にあった椅子に腰を掛けた。


「リョータ、獣人の奴隷を買うなんて目の付け所が良いじゃない」


 ニヤニヤ笑いながらライフリが言う。いったい、どういう意味なのだろう。

 訳が分からずアオの方を見るのだが、アオもライフリが言っている言葉の意味を理解出来ていないようで、こちらを見ながら首を傾げた。


「リョータは世間知らずだから知らないようだね。獣人はさ、身体能力が人種よりも高いんだよ。仲間がいなかったリョータにはピッタリな相棒じゃないか。アシスターの子と獣人。これで一端(いっぱし)の冒険者だね! 大事にするんだよ」


 獣人は身体能力が良いというのは初耳であり、横目でチラッとアオを見るのだが、アオは呆気に取られているようでポカーンとした顔をしていた。自分のことなのに……。


「まぁ可愛い子だし、無理させるんじゃないよ!」


 見た目はアオよりも幼いライフリ。

 まるで子供が大人ぶって背伸びをしながら言っているようにしか聞こえず、苦笑いをするしかなかった。


 朝食を終わらせた後、アオを冒険者登録しにギルドへ向かおうと宿屋の外へ出る。

 すると、扉の横にセリカが座っており頬を膨らませていた。


「遅いわよ! 何してたのよ!」


 急に叫んできたので二人そろって飛び退いてしまった。

 昨日、神殿に置き去りしたよりも、アオを購入したインパクトが強すぎて、コイツ(セリカ)の存在を忘れてしまっていた。

 アオはセリカを不審者だと思っているのか、少し嫌悪感で見ており、セリカは知らない奴が側にいるのに気が付いてアオを睨みつける。


「誰? コイツ……」


 アオに指差し、言い放つ。なんと失礼な奴なのだろうか。

 そして、答えれば良いのだろう。回答に迷っていると、アオが喋りだした。


「私の名はアオと申します。リョータ様に購入して頂いた奴隷です。貴女こそ何方(どなた)様でしょうか」


 不審者を見るような目でアオが答えると、セリカが固まってしまった。


「ちょ、ちょっと、何をしているのよ! 私という人がいながら、奴隷を買うなんて聞いてないわ!! どういう事か説明をしてよ!」


 激おこ状態のセリカ。

 アオはこれみよがしに腕に抱きつき、自分の所有者が俺だとアピールしているように見える。

 しかし、二つの膨らみが腕に押し付けられている状態で、今までの人生でこのような出来事が無かったため、顔が少しだけ綻んでしまった。


「リョータ様は私を購入して下さったのです。私は全身全霊を掛けて、リョータ様をお守りし、支えて行く所存です」


 勝ち誇った顔をするアオ。

 目が悪かったときはオドオドしていたアオだったが、今は堂々としている。これが本当の姿なのだろうか……。

 しかし、セリカは悔しそうな顔をしながらこちらを睨みつける。確かにセリカとは専属契約をして、先行投資として魔法を習わせた。

 本来であれば、その日に結果を報告するのが雇われた方の義務であるが、そのような事はしなかった。だから睨み付けられ、文句を言われる筋合いは全くないはずだ。


「お前さぁ、自分の立場を考えろよ。で、魔法はどうなったんだ? 覚えられたのか?」


 小さくため息を吐きながら昨日の魔法について質問をしてみると、セリカはバツの悪い顔をしてそっぽを向いた。何かあったのだろうか?


「ま、まだ……覚えられなかった。そ、その……今日も魔法を習いに行くつもりなんだけど、講習料を払わなければいけないから……その……」


 講習料のお金を払って欲しいと言いたいのだろう。

 まぁ、あの修道女は全く教えるつもりが無かったのは見てわかっていた。

 修道女は神殿の寄付金をせしめるために魔力の流れを教える時間を長くしている。

 どこの世界でもやる事は同じだ。


「悪いがお前に使う金はない。今日はギルドでアオの冒険者登録を行う予定だ。その後、町の外へ出て稼がなければいけない。それに、ビッグヴェルが繁殖しているのか確認して欲しいと言われてるしな。一緒にいても役に立たないお前なんかより、素直で俺の言う事を聞いてくれる方を優先するに決まってるだろ。だからお前に構っている暇はないぞ」


「じゃ、じゃあ、どうやって私は魔法を覚えるというのよ! 私は生活がかかっているのよ!」


 その生活費を捻出しているのはこちらである。


「お前は馬鹿か。お前の生活費を稼いでるのも俺だろ。 先ずは生活するための金を稼がなきゃならねーって言ってるんだよ。ほら、行くぞ。お前の魔法は後回しだ」


 そう言って眉間に皺を寄せて怒っているセリカの話を終わらせ、ギルドが在る方へ歩き始める。セリカは「納得がいかない!」と、ブツブツ文句を言いながらも付いて来た。

 アオは目が治ってから初めてこの町の景観したため、嬉しそうに歩いているのだが、手を繋いでいないとフラフラと何処かへ行ってしまいそうだったので、手を繋いで連れて行く。

 アオにとって見る物全てが新鮮で、何もかもが楽しいのだろう。

 ギルドに到着して観音扉を開き、ギルドの店員にアオの冒険者登録について話すと、ギルドの店員は自分が行った時と同じように手続きを行い始める。奴隷も冒険者になれるというのはバルバスに聞いていたが、奴隷は所有物扱いとなるため、報酬は全て主人の物になるとの事だった。だが、今のところアオ一人で狩りに行かせるつもりはないため気にする必要はないだろう。

 アオの冒険者登録手続きを行っている最中、バルバスがアオに気が付く。


「リョータ、この子の目は……」


「治りましたよ。俺の想いが奇跡を起こしたんですよ」


 冗談を言うかのように笑いながら言う。しかし、バルバスは頬を引き攣らせながらアオを見ていた。目が悪かった事を知っているので、バルバスは、

アオの事を性奴隷にでもしたのだろうと思っていたようだった。しかし、当てが外れて目を丸くしており、信じられないと呟きながらアオを見つめるのだった。


 それから暫くして店員が冒険者カードを持ってきて、アオに冒険者カードを渡す。アオの冒険者カードには、『奴隷』という文字が刻まれており、これはただの冒険者ではない事を示しているらしく、何かあった時は優先的に肉の盾として働かなければいけないとのことだった。

 冒険者カードを受け取ったアオは、カードを空に翳す様にして見つめる。


「ぼ、冒険者……カード……」


「あぁ、これでアオは冒険者だ」


「ほ、本当に……冒険者に成れたんですね! 私は!!」


 眩しいほどの笑顔を見せるアオ。しかし、アオが冒険者になった事が納得出来ない顔しているセリカ。自分の心配でもしているのかも知れない。


「甘やかさないようにしなさい! 町の外は危険で一杯なんだから!」


 ゴブリン如きに追い回されていたお前が言うな。


「は、はい! 色々教えて下さい、セリカ様!」


 セリカ様と呼ばれ、満更でもないと言った表情をしている。どうやら慕われていると思っているのだろう。単純な奴だ。

 一応、セリカとは専属契約していると、話を聞いていたアオ。どんなに使えない奴でもセリカはアオよりも先輩だ。その先輩冒険者に対しての言葉遣いは見事な物だ。奴隷商から習ったのか、それとも仲間の奴隷から習ったのか……それは分からないが、教えてくれた人はとても親切な奴なのだろう。


「一応、護身用としてこれを渡しておく。装備は徐々に揃えていこう。先ずは地下で訓練だ」


 アオにショート・ソードを渡したのだが、訓練と言っても、剣の練習なんてしたことがない。従って模擬戦を行う事しかできなかった。

 地下の練習場には木剣が置いてあり、それを使って模擬戦を行った。

 アオは自分の持てる限りの力を振り絞り、俺に向かって剣を振るう。だが、奴隷契約で主人に攻撃してはいけないと言う決まりがあり、木剣を目掛けて剣を振ることしかできない。

 これでは実力を見る事ができないし、訓練にもならないためバルバスさんに相談したところ、ギルドで訓練してくれる事になった。以前、バルバスさんが言っていた言葉を思い出す。ギルドの訓練所では、武器の扱い方を教えてくれるという話を……。


「お前もやったら?」


 セリカに言うと、「既にやったわよ」という答えが返ってきた。

 落ち込んだ表情で「そこで現実を突きつけられたのよ……」と、泣きそうな表情をするセリカ。

 先立つ物がないと生活ができないため、狩りに出ることにし、アオに「後で迎えに来るよ」と伝える。すると、アオは泣きそうな顔をした。


「先ずは訓練が先だ。必ず迎えに来るから大丈夫だ。それまでに強くなってくれることが俺のためだと思ってくれ」


「わ、分かりました……。私、必ず強くなります!」


 両手に握り拳を作り練習場の教練者らしき人の方へ向かう。アオが教練者に話し掛けて訓練を始めるのを確認して、ギルドの外へ向かい狩りをしに向かった。


 向かった先はビッグヴェルが出没した場所で、この場所からスマホを使って調査を開始しようとする。すると、インフォメーションと書かれたメールが届いていた。


「インフォメーション? 何だ? こりゃ……」


 インフォメーションと書かれたメールをタッチして、その内容を確認してみる。すると、メールの内容は『システムの変更に伴い2:00から2:15分の間に緊急アップデートを行いました。』と、書かれてあり、寝ている間にスマホをアップデートしたらしく、画面にはステータスアイコンに『NEW』と表示されており、ステータスアイコンに何かしらの変化があったと考えられる。取り敢えず『NEW』と表示されているステータスアイコンをタッチしてみると、一瞬だけ『しばらくお待ち下さい』と、ローディング画面が出たが、直ぐに画面は切り替わり、自分だけだったステータス名の他に、アオのステータス名が表示されていた。


「ま、マジかよ……」


 どういうことなのか理解が出来ず、手で口元を抑えながらスマホの画面を見つめていると、セリカが「どうしたのよ?」と、聞いてきて思考をストップさせた。


「い、いや、何でもない。ちょっと待っていてくれ……」


 そう言ってセリカに事の重要さを伝える事はせず、先ずは落ち着くために空を見上げながら深呼吸を数回して心を落ち着かせる。その行動にセリカは首を傾げて「変なの」と、一言だけ呟いてから周りを見渡し、周囲に敵がいないか確認していた。

 セリカがこちらを見ていない隙に、アオのステータス名をタッチする。すると、アオのステータスが表示される。


名前:アオ

年齢:16

Lv:0

HP:20

MP:1

STR():8

AGI(敏捷):8

DEX(器用):10

VIT(生命):5

INT(知性):1

スキル:【超回復】【丈夫】【聴覚2】【嗅覚2】


 ステータスで能力を改めて確認してみると、知性以外のステータス値が高い。しかも、何個かのスキルが付いていることに驚きである。

 獣人だから【聴覚】と【嗅覚】が優れている事でスキルとして身についているのは理解できるが、【聴覚】と【嗅覚】のレベルが2になっている。これは目が悪かったことで、二つの能力が鍛えられたのかもしれない。そして、【丈夫】や【超回復】のスキルも、目が悪かった事によりレベルが上がったのだろう。

 始めの自分に比べてステータスが高いため、今のところ能力を上げる必要はないだろう。だが、戦いで活躍してもらう必要があるため、【剣技】のスキルを身に付けさせた方が良いだろう。いきなり剣の使い方が頭の中に入り込んでくるため、アオは驚くかもしれないし、周りも驚くかも知れない。だけど、ギルド内でアオの評価が良くなるのなら、大した話ではないだろう。

 画面を戻してスキルアイコンをタッチすると、ステータスと同じようにアオの名が記載されており、アオの名をタッチして、【剣技】のスキルを選ぼうとしたのだが、自分が最初に見た時よりもスキルの項目が増えており、【剣技】のスキルが見当たらなくなっていた。仕方がなくスキル検索欄に「け」と、入力してみると「け」から始まるスキルがずらりと表示され、目的のスキルが探しやすくなっていた。もしかしたら小林が裏で何かしているのだろうか……。

 検索欄に「剣技」と入力すると、【剣技】のスキルだけが現れたので、【剣技】をタッチしてレベル1だけ課金し、アオのステータスを確認してみると、スキル欄に【剣技1】が追加されていた。

 これで素人の動きをしていたアオが、いきなり基本的な剣技を身に付けたはずなので、動きが急変したアオに対して、皆は驚いているはずだろう。

 想像するだけで面白いが、これ以上セリカを待たせるわけにはいかない。地図アプリを開いて魔物や猛獣の探索を開始することにした。

 近場に魔物の反応があり、スマホで位置を確認しながら歩き始めると、セリカが「突然歩き出さないでよ!」と、目くじらをたて怒りながら付いて来る。

 構っていると面倒なため、セリカの存在を無視しながら歩いて行く。すると、離れた場所に視えたのは、耳が尖り、眼付きがやけに鋭く、錆び付いたナイフらしき獲物を持ったゴブリンを発見した。

 離れた場所で様子を伺っていると、先程まで文句を言っていたセリカもゴブリンの存在に気が付き、身を潜めながら話しかけてくる。


「あんた……もしかしてなんだけど、魔物の居場所が分かるの?」


「お前ねぇ……」


 深く溜め息を吐いて、セリカにスマホの事を説明しようかどうか迷ったが、教えたら後々面倒な事になる気がして、何も答えることなくゴブリンがいる場所へ駆け出して攻撃を仕掛ける。セリカもアシスターの端くれだから、遅れて追いかけて来るものだと思っていたが、その場から動こうとはせずに、木の陰に隠れて見ているだけでフォローなどしてくれなかった。いや、フォローが出来ないのだろう。

 不意をつかれたゴブリンは、錆びたナイフで身を守ろうとしたのだが、身体能力に差があるのか、こちらの攻撃を防ぐ事が出来ずに斬り捨てられてしまう。そして、生きていたら面倒だと思い、止めの一撃と言わんばかりに、脳天に剣を突き刺して完全に始末した。

 剣を抜いて、ゴブリンの血を払ってから鞘に納め、死骸をスマホに収納する。俺が敵を倒したのが分かると、セリカが側にやって来て自分の手柄のように喜んでおり、複雑な気分になる。

 これでお金が貰えるのだから、セリカ(こいつ)からしたらボロい商売だろう……。

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