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帝国の清潔な両手

 

「では、さっそくはじめましょうか」


 ナプキンで自分に手を拭きながら提案するトロワ。

 清潔に気を付けているのはどうやら本当のようだ。


「だが、なんで押しかけたような真似をしたんだ?」


「だってしらないでしょう私の家がどこかだなんて。

 確かに昨日あやふやには言ったけど。

 あなたの屋敷ならみな知ってるから人に聞けばすぐだもの」


 確かに言うとおりだ。


「それに、貴族様はどんなものを食べているのか、行けば都合よく食べられるかなと。

 上手くいったわ、ありがとう。楽しみだわ」


 食い意地はってんなぁおい。こっちが本当の目的か。


「で、さっきあんなこといってたけど、

 私達がファルペ様の畑を燃やした理由とかは考えてあるんでしょうね。

 さすがに私が手当したっていう話は驚いたから、一通りどういう話にするつもりなのか話してほしいわ」


「大ざっぱだが、

 俺とユリアを乗せた馬の前に突然鹿が飛び出してきたので馬が前足挙げながら急に止まり、

 ユリアが俺を庇いながら一緒に落馬。

 偶然そこを通りかかったトロワが、ユリアの擦り傷を手当てしている最中、色々話して意気投合。

 会話の中でウォッカを使った清掃等を行ってみたいとトロワから聞いて興味を抱き、

 より詳しく聞くためと、礼も兼ねて家に招待することにした。

 その間路肩で芋でも焼いてる時に、ウォッカの入ったツボが突風にあおられ麦畑へ転がってって、

 ついでに火も引火するという不慮の事故により、麦畑が少し燃えちゃいました、ごめんなさい。


 ・・・っとまあ、こんなところだろう。

 ウォッカを持っていた理由は、出来がいいかどうか知りたかったからとか、

 もしくはトロワが持ってたでもいうか」


 悪くない辻褄合わせだろう、とどや顔はせずに意気揚々と語った。


「それ、前もってユリアさんには絶対話しておかないとだめね」


 おっしゃる通りです。


「ユリアがお茶を持ってきたときに話すよ」


「それと、あなたから証明書をもらう前に確認しておきたいことがあるのよ。

 先に誰が提案したのか決めておきたいんだけど。


 1、私からあなたに提案して、あなたが許可したという話にするのか

 2、あなたが私に指示したという話にするのか

 3、2人の会話の中で偶然そういうことを思いついたという話にするのか


 この3つを屋敷に来る間に考えてたんだけれど、あなたはどう思うかしら?」


 あーだれが王国での第一発見者となるか、という話か。

 自信満々な容姿とは裏腹のずいぶんきっかりした性格な薄幸美女である。


「何も問題が起こらないのなら、君が望むのは、1だろう。

 王国での先駆者扱い、つまり成功すれば功績大だから君にとって一番いいからな。

 ただし、これは事実でない。そしてリスクが一番大きい。


 2は事実であるが、その場合、先駆者扱いされるのは俺だろう。

 けれど、君は協力者と言う形になるのであまり関心を引けないかもな。


 3の場合、2人とも功績者でリスクリターンを共有か。

 この場合、内容についての口裏合わせが一番必要だな。


 そして、この中で俺が望むのは1だ」


 功績者になったらどうなるか。

 評判がこの先王国全土に広まったら、褒美を王国が気前よくくれるだなんて考えはない、

 むしろまた現物支給されかねないし、

 その後王国から消毒関連技術産業等々の開発向上運用をファルペ経由で命じられかねない。


 つまり、ぐーたらできないではないか!!

 だったら、間接経由で適当な理由で協力したことにすればいい。


「君が望むのも1じゃないのか。独り占めできるぞ、功績を」


「あら、私が望むのは3なのだけれど」


「…えっ?」


 独占欲の強そうな奪幸才女らしくない。


「だってあなた色々知ってそうだから、たとえ教えてくれなくても3のほうが退屈しなさそうだからよ」


 まさかの斜め上な答えを前に、内心少しテンパってしまった。

 突貫でいかにもな言い訳を作らなければ…!


「2と3だと俺の外聞が悪いから正直遠慮したい。

 どっかの大した実務能力のない貴族の息子が、

 知名度目的で無理やり人の功績の一部をかっさらったと思われかねん」


 まあ、まずないと思うが。


「あら、さすがはファルペの息子で終わるとおもうわ」


 デスヨネー


「ねえ、正直に1にしたい理由を話してくださいます?」


 メデューサに睨まれた時のユリアの気分はこんな感じなのだろうかと少し忖度した。


「………いらない知名度もらって王国からあれこれ厄介ごとを丸投げされたくないです表に出ずにぐーたらしてたいですすんません」


 うわぁ……と真顔でドン引きしているトロワには悪いが、誠心誠意君の質問に答えたつもりだ。


「つまり、あなたがやるつもりだったのは、女に名を上げさせてやるから後の仕事なりなんなりは全部やれと。

 私が知名度のことしか頭にない女だと」


「ヒィ……!」


「何がヒィ……!なのかしら?」


 ヒェッ…


「だが、実際のところ知名度が一番必要なのは君だろう?

 俺には家柄がもうあるから君ほどいるわけじゃないのは事実なんだよ」


「はぁ………わかってないわね……この男…」


 ファザコン女のことをわかれるわけなかろう。


「私はあなたが2か3を選ぶものかとてっきり思ってたわ。

 だいたい、どうやってボロを出さずに私が発見なり発案なりしたことにするのよ?

 そう考えたら3が妥当じゃないかしら」


 一応そのためのストーリーは考えてあるのだが、

 そのままトロワがうけてくれるとは思えなくなってきたな。

 それにしても、まさか圧迫面接対策をこの異世界でもしなければならないとは…。


「確かに君の言う通りだったな、3でいい。

 だが、俺は医療従事者じゃないから、どうしても知名度なりなんなりは、

 君の比重が大きくならざるを得ないぞ。

 それはわかるよな?本来は君の分野なんだから」


「いいですわ。私はただ、トカゲの尻尾切りをあなたからされたくないだけよ」




「それと、書類はあなたので構わないけど、やっぱり、ファルペ様には話を通しておくべきね。

 でないと、私達、いつ足元をすくわれるかわからないわ。

 ちょうど会食っていういい機会があるのだから、利用しましょう」


 ユリア一家のように、か。

 だが、正直、この知的薄幸才女トロワと一緒なら、なんとかうまく事を運べそうな気がする。

 あるいは、人にそうさせる能力がトロワにはあるということだろう。


「まあ、うまくいくかわからんが、ファルペ父への提案内容は一応考えてはある」


 嘘ではない。これは本当だ。


「ただ、君についてではないんだが、ファルペ父とキルロス爺を説得するために、

 医療従事者である君が不快になりかねない事を言うつもりだ」


「あら、別にかまわないわよ。医療従事者としてのプライドなどありませんから」


 そう素知らぬ顔をして答えるトロワ。

 そうだった、この奪幸はこういう女だった。


「で、なんでウォッカなのよ?」

「ウォッカには消臭の効果があるのは知っているか?」


 この異世界でスプレーを見たことはない。

 恐らくスプレーはまだないのだろう、残念だ。

 本当はウォッカをスプレーで軽く吹きかけるだけで、わりと消臭できるというのを実演したかったんだが…。


「薄めたウォッカで身体を拭いたことはあるか? その時臭いが消えただろう?」


「昨日あの後ウォッカで身体拭いてみたけど、確かにそうね」


 具体的にどこの部位の臭いが消えてそう感じたかは、聞きたいけど聞いちゃダメな気がした。


「つまり、あの臭いというのが、病院内での死亡に関わってくるのではないか、という見解に今回の話は基づいてるわけだ」


 正確には、俺の、ではないが。


「そういうことね。目的は、その匂いを毎回こまめに取り除く、と」


「馬鹿にしないのか?」


「実際にどうなるかを試してからでも馬鹿にできるでしょう」


 トロワのこういうところがトロワを知的であるといえる所以でもある。

 正直患者の命にあまり興味がないというのもあるんだろうが。


 しかしながら、ひとつ疑問が残るのは、今までまめにシーツを取り換えるなどの清潔を心掛けてきているのに、なぜ死亡率がそんなに低くならないのか、ということである。

 異世界にのみ生息する何かがいてそれが影響でもしているのだろうか。


「そういえば、ユリアさんってあなたの奴隷なの?それとも、スザンナさんの奴隷なの?」


 そう聞かれて、話すかどうか迷ったものの、ユリアが奴隷になった経緯を一通り話した。

 変に詮索なりからかわれるなりされるよりはいいだろう。


「何だかややこしい話ね。貴族って皆そうなの?」


「俺がそれを知りたいよ。

 ただ、宮廷には頭の切れる権謀術数が趣味みたいに好きなやつがいるだろうとは疑ってる」


「何だか初めて貴族じゃなくてよかったと感じたわ。

 それで、ユリアさんの傷ってどのくらいなの?」


「なに、擦りむいた程度だ」


「あらそう、もし傷が深くても、化膿していれば大丈夫ね。あとでみせてもらおうかしら」


 ………え、なんだって?


「なんだか化膿がいいことのように聞こえたんだが?」


「だって、傷ついたら化膿するじゃない?その化膿が傷を治すのを助けるのよ」


 そういうことか。

 この認識があったから、死亡率が下がらないと。

 ウォッカ云々の前に、この認識を変えさせなければならないわけか。

 いくらウォッカを使った手洗いが普及したところで、治るには化膿が必要という認識を捨てさせなければたいして意味がない。


「その化膿に対する認識は、君だけが持つ認識なのか、それとも、医学的に一般的なのか?」


「どこの医者もそう認識していると思うわ。わりと普通だと思うけど」


「……なあ、その膿とその臭いも、死亡原因のひとつだとしたら?」

「何を冗談……って、さすがに言わないわよね。

 こういう時にふざけたことをあなたが言わないのはしってるわ」


 さすが知的美女トロワ、どうやらきちんと忖度してくれたようだ。


「なら、その新たな認識に基づいて作業を進めてくれるか?」


「いいわ。ただ、わかってるでしょうけど一応聞くわ。

 当然、試行錯誤して最初は死亡率が変化しなかったり逆にあがったりするかもしれないけど、

 いいわよね?」


 臨床実験のようなことを言っているのだろうか。

 恐らく、トロワがファルペ父との会食を望んだのは、これが理由だろう。


 率直に言ってトロワと同じように、俺にとっても患者、というか、普通の領民の命は正直どうでもいい。


 自分が手術が必要になった際、消毒無しで治療には化膿が良いとかいう状況下で、手術を受けたくない。

 産褥熱による死亡率を減少させて、安心してユリアとにゃんにゃんしたい。

 将来美人になるかもしれない幼児たちが死ぬのはもったいない、死亡率下げて長期的視野で将来的ににゃんにゃんにゃんできる美人の領民の生存を増やしたい。

 それ以外の領民の命は正直どうでもいいが、人口減からの税収減は嫌だから、生存率上げて領民が生み出す税金収入を長期的に上げて、継続的な享楽的生活をずっと営み続けたい。


 要するに、ずいぶんと俗すぎる願望を理由に動いてるわけである。


 だが、トロワにとっては、実際にどうなるかわからないために、最悪、自分が殺人罪などの重犯罪者として牢屋に放り込まれないようにしたいのだろう。


「領主裁判権は、ファルペ父が持っていることになっている。

 もっとも、代理に任せて、報告なり判決なりを後で読んでいるらしいが。

 最善なのは、ファルペ父から特例をもらえればいいのだろう。

 そうでなくとも、領主の子息である俺がパートナーなのだから投獄をするとは思い辛い。

 ただ、説得中にどうファルペ父が反応するかを見た後でそれを話すかどうか決めたほうがいいだろう」


「……わかったわ」


 確約がなかったことに不満をみせたものの、すべてはファルペ次第で俺ではどうしようもできないことに理解を示したようだ。

 聞き分けの良い薄幸でよかった。


 話し込んでいると、カッカッカッとお馴染みの正確に秒針を刻むような音が聞こえてきた。

 ーーこんこんっ


「失礼します。ハーブティーとお菓子、それから追加のエンパナーダを持ってきました。

 どうぞ」


 そういってユリアは上品にテーブルに並べていった後、かちゃかちゃと茶を淹れだすと、

 部屋の中にハーブの柔らかな香りがふんわりと広まっていく。

 その立ち振る舞いだけでかつての身分の高さを物語っている。


「それでは失礼します」


「ユリアさん、ちょっと待ってくださる?」


「へ……!?」


 メデューサに睨まれたユリアに、トロワが極度のファザコンという不治の病にかかっていること以外に関してをあらかた説明することにした。

 各々がスパイスの効いたあつあつほかほかのエンパナーダをつまみながら、詳細を話したり聞いたりする。

 はたして、いつのまにか自分の意志に関係なく、計画に取り込まれていることにユリアは気付いているのだろうか。

 その際、トロワにユリアが奴隷に至る経緯も話したことを告げた後、トロワは俺が説明している間、

 大変だったわねえ、ユリアさん とか、美味しいわねえ、ユリアさん、とか言いながらずっと頭をナデナデしていた。

 クールフェイスなユリアに小動物的魅力を感じる女性が多いのだろうか。

 確かに忠犬という感じではあるが。


「と、まあこんな感じだ。だから、ユリアも上手い具合に話を合わせるように」


 今日は同志と呼ぶのはできないだろうな。なんだか逆にどことなく慣れない気分を感じる。


「は!了解しました!」


「わたし、ユリアさんがどう思うかも聞いてみたいわ」


 男を惑わせながらもかわしていく恵まれた容姿からは想像できないほど正反対の、

 念押しと慎重な地固めな行動をする奪幸美女トロワのことである。

 辻褄合わせの精度を上げるために、ユリアの中に相違があるかどうかを確認したいのだろう。

 周到という言葉が好きそうだ。


「そうですね……いわれてみれば、その見解からみると、ウォッカを用いた手洗いをしているから、

 帝国の出生率や若年層の人たちの死亡率が低い結果の一つとなり得ている、と推察できるかもしれないですね」


「は?」


 俺もトロワもなんでそんなことを知っているんだと思わず素の反応をだしてしまった。

 帝国の統計資料なんて公表されていない内部情報である。王国もまた然りではあるが。


「わたし、詳しく聞きたいですわ」


 そう聞かれて困ったユリアは目線でどうするかの指示を仰いだので、そのまま頷いて促した。


「父の仕事を手伝っていた時の翻訳資料が、帝国内部の統計資料でした。

 国土の規模は同程度なのに、帝国のほうが人口が多かったので、どんな理由があるのかなとその時は思っていました。

 ただ、あまりにもウォッカを飲みすぎるので、長生きはそこまでしないようです」


 たなぼたなんてもんじゃない、ユリアはとんでもない掘り出し物だった。


「これよ、ユリアさんにもこのことを会食時に言ってもらいましょう」


 ……いや、ちょっとまて。

 なんか違和感を感じる。

 浮かれるにはちょっと早くないか。

 ちょっと上手くいきすぎていないだろうか。


「なあ、ユリアの妹達も帝国語はできるのか?」


「できるかどうかと言われれば、年齢相応かややそれ以上、といったところです。

 マスターしているとかいうわけではないですが、

 早いうちから資料を読むことに慣れさせようとしたので、

 資料は意味が分からない箇所があっても、理解せずそのまま読んでたようです」


 嫌な予感ができてしまった。

 トロワの表情が少し硬くなった。

 どうやらトロワも同じ推察をしたようだ。


「おそらく、ユリアの母親を寝取ったスパイの目的は、情報入手が目的ではない。

 帝国の内部情報を扱うユリア一家を自ら手を汚さずに、王国に全員処刑させる事が目的だ。

 ユリア一家の誰がどこまでその仕事に関わっているかわからなかったら、全員まとめて殺したほうが手っ取り早い。

 それに、自分達の手を赤く染めるより、対帝重度協力罪における連座制度を逆手にとって、

 王国が自ら処刑するよう仕向ければ、より自然な形だし安上がりだからな」


「たぶん、宮廷にはその意図に気付いた方もいたんじゃないかしら。

 帝国の意のままになるのは癪だから、一家全員を処刑しなかったようなものね」


「そんなところだろうな。

 ひとまず、ユリアが帝国の内部資料を扱っていたことは言わないほうがいいだろう。

 せいぜい、ユリアの父が食事中にこんな感じのことを言ってた気がする、くらいにしておいたほうがいい」


 …それに、

 もしユリアがとんでもない掘り出し物だと知ったら、

 ファルペ父が俺からユリアを取り上げて根掘り葉掘り帝国の情報を聞き出した後、

 翻訳や帝国関連資料作成の仕事を王国から引き受けて延々とユリアに丸投げしかねない。

 王国の仕事もしているファルペ父にとっては、当然として帝国内部の情報をある程度知っているかもしれないし、あえて知らないようにしているかもしれない。


 いずれにせよ、今後、ユリアに命じて、ユリアの持つ帝国の情報をアウトプットさせ、それを資料として利用する人間は、このアルバーレスでは俺だけでいい。

 この方針は新たにユリア絡みの一つの指針となるだろう。


「りょ、了解しました……!」


 改めて事のでかさにユリアは顔を青ざめて委縮してしまっているようだ。

 無理もない。俺もトロワも帝国流の衝撃と畏怖を受けて思わず袴を締め直す気分になっている。


 こんこんっといきなり扉を叩く音がした。

 入ってきたのは足音を立てずに歩くスザンナだった。


「失礼します。会食の準備ができました。

 ファルペ様もご同席されるようです。

 ダイニングルームに参りましょう」


 スザンナがそう告げたので俺たちはそのまま部屋を後にするしかなかった。


 この後待ち受けている会食での説得材料を、本当は、あらかじめ2人に説明しておきたかったのだがと思い置く。

 医療従事者としての矜持も患者の命にもたいして興味がないトロワだから大丈夫だとは思いたいが、


 会食中にトロワが新たなショック療法を受けてブチギレないために。


 トロワよ、どうか会食時には、謙虚で慎ましい姿のままでありますように


作者は医療従事者ではないので、上記の内容に関し参考にしないで下さい。

作品は、医学的アドバイスや治療、診断等の代わりになることを意図したものではないです。


作品はあくまで異世界のファンタジーの話なので、現実世界とは違いますので。



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