勇者試験が始まります!
俺はこのギルドで勇者になることにした。
しかし勇者になろうもその方法が分からない
「勇者って具体的にどうやったらなれるんですか?」
「勇者はね勇者ギルドへ言って勇者試験を受けて合格すれば初めて勇者になれるの」
ミサエラが勇者になる方法について説明する
合格率はどれくらいなのか気になり
「あの合格する確率ってどれくらいなんですか?」
俺は勇者にはそこそこ頑張れればなれると思っていた。しかしミサエラはため息をつき
「合格率はまあ例えだけど10人受けて9人が不合格わね。」
10人受けて9人不合格ってどんだけ狭き門なんだよ!と思ったがナギサが俺に頑張って欲しいと言うことを言っていたのだから頑張るしかない!あれなんで俺ナギサが頭に浮かんだんだ?
「でも俺勇者になってこのギルドのために尽くしたいです!どうせこの世界に来てもやることはないしせっかくいい仲間に出会えたんでやりたいです!」
俺はミサエラに決意表明をしたミサエラは
「うん!頑張ってくださいねユウガくん」
そんな中1人腕を組み考えことをしている少女がいたナギサだ。ナギサが疑問に感じたのは優雅のこの世界に来てもという発言だった
「あのさーユウガさっきの言い方まるでこの世界の人じゃないみたいな感じだったけどどうゆうことなわけ?」
ミサエラとルルはすでに知っていたが途中で会ったナギサは知らなかった。
「そうかまだナギサには言ってなかったな」
俺はナギサにそしてミサエラさんたちにも日本の事を教える事にしたこの機会にぜひ俺の故郷を知ってもらいたかったからだ。
「ナギサには言ってなかったけど俺この世界の人間じゃないんだよ」
ナギサはそれを聞き驚きを隠せない様子だったが
「またまた私は信じないからね!ユウガが他の世界から来たとかよくわからないし....」
どうやらナギサは俺が異世界から来たという事を信じず証拠を出さないと信じてもらえないようだ。
俺は何か証拠になるものはないかと探しポケットの中に写真が入っていた。その写真は卒業式の後両親と撮った写真だった。
「じゃあこれがユウガのいた世界?」
ルルが写真を興味深そうに見ていた。
中でも一番驚いていたのはミサエラだった。
「この絵....一体誰が書いたの?色彩や人物が鮮明に描かれている.....ユウガくんの国の絵は発達しているの?」
この世界には写真が存在しないらしいだから
写真を絵などと言ったようだ。俺は苦笑いをしながら
「違う違うこれは写真と言ってその場の状況をその姿で保存する事ができる装置だよここにいるのは父さんと母さんだよ」
メンバーは理解していないようだったがまた後で日本の事は紹介する事にしよう
やはり問題は勇者だ。とりあえず勇者ギルドに向かうため
「誰か勇者ギルドに案内してくれないか?」
するとルルがナギサを引っ張ってきて
「ナギサと言ったらどう?」
ナギサはそれを聞くと
「な、なんで私なんかがこんなやつの面倒見なきゃいけないのよ!?」
「まあまあせっかくだからこの際仲良くなればいいじゃーん」
結局ナギサに案内してもらうことになった
「全くなんであんたなんかと」
ナギサは文句を物々言いながら歩く
俺とナギサの間には会話はなく数十分歩いたところに勇者ギルドがあった。勇者ギルドは地球では見たことがない大きな木の根元の方の穴にあり大勢の人がいた。
「よかったわね今日はたまたま勇者の試験日なのよまあせいぜい頑張りなさいよ受からないと思うけどね!」
ナギサはこう言うと後ろを向き来た道を引き返し初めた。
その時小さな声でナギサが
「絶対受かりなさいよ」
その声は優雅にも聞こえていた優雅は
「受かるからな絶対に」
心の中で誓い受付へと向かった。
「勇者志望の方受付開始でーす」
受付の女性が広場で待っている人々に声をかけたそれを聞くと広場の男たちは一斉に開いた扉へと向かっていった。
「すごい人の数だな」
俺は満員電車のように混む通路をかきわけながら進んでいった
グループは全部で3つありそれぞれAグループ、Bグループ、Cグループありそれぞれ40人
ずつ分けられた。
俺はBグループに割り当てられた
最初の試験内容は目の前にいきなり敵が現れたらどう対処するかという内容だった。