勇者になった俺の祝賀会で事件発生?1
勇者になり俺はひとまず体を休め勇者としてこのフォースギルドに正式登録するのは明日にすることにした
俺は疲れたのかロビーのソファーで寝てしまい起きた頃にはすっかり日が暮れていた。
「やべ俺寝てたのか?」
俺はまだもうろうとする意識の中で起き上がろうとしたが何か重いものが俺の体の上に乗っている気がしただんだん意識がはっきりしてくるとそこには魅色が俺に抱きつき寝ていた
「これは......当たってる..当たっちゃってる」
何か柔らかいものが俺の胸に二つ同時にアタックしていたこれはエロゲー好きな俺としては願っても無い....いや!まずい状況だ。
こんなところをナギサに見られでもしたら
「ちょっとあんたやっぱり魅色とあんな事やそんな事をする関係だったのね!?」
ナギサはお風呂上がりなのか濡れた髪をバスタオルで拭いていた。てか、あんな事やそんな事もしていません!
ナギサの大きな声で魅色は目を覚ましたのかその服から大きめの胸の谷間をちらちら見せつけながら
「どうしたの?あれ?あれれれ?私、そーえば優雅くんに大胆な事をされた覚えが?」
「いっそんなことやったんだよ!」
魅色がまた嘘をついたおかげで余計に事態がややこしくなったすぐ物事を信じてしまうナギサは顔を真っ赤にして
「や、、やっばぱり優雅って変態なんだ..」
ナギサは顔を手で覆いながら走り去ってしまった。
「何嘘をいってんだよ!」
「だって面白そうだったし...」
魅色は戦いの時と日常の時のギャップが大きすぎるこれからやたらと問題を起こしそうだ
それよりこの状態をなんとかしなければと思った。この状態はいろいろまずい
「邪魔者もいなくなった事だしじゃあ始めようか優雅くん大人への第一歩だよ」
「大人への第一歩って!?」
魅色は来ていたワンピースを上から順に脱ぎ始めた俺はまずいと思いその場から逃げ出そうと思ったが、魅色の力は信じられないほと強く完全に俺は押さえつけられていた
その間もどんどん魅色は服を脱いでいく
「優雅くんやっぱりこうゆうの興味ある?」
魅色は完全に下着状態になり俺にそのような事に興味はあるか?と聞いてきた。
エロゲーマーでもある俺にとってやはりそういう事には興味はあるが....
俺が返答に困っているとロビーの右のドアが
開きミサエラさんが呆れた顔で
「お二人さんもう優雅くんの祝賀会だからそういう事は後にしてね優雅くんメインの祝賀会なんだから早く準備してね?」
ミサエラの笑顔の裏には「お前らさっさと準備しろよ!?」みたいなメッセージが隠されている気がしたというか間違いない!
「残念また後でね優雅くん?」
ワンピースを着直し、魅色は祝賀会会場へと向かった俺はナギサにあんな事を言われた後で祝賀会に行くのは気まずかったが仕方なく行く事にした
「ナギサ怒ってるだろうなー」
俺は重い足取りで祝賀会会場へと向かった
祝賀会会場はお世辞にも広いとは言えない
リビングで行われたしかし俺の家よりは
広かった。
俺は用意されたイスに座り隣に座っているナギサにさっきの事を謝罪した
「ナギサさっきのは本当に違うんだあれは不可抗力で.....ごめん.....」
ナギサは俺の謝罪の言葉を聞くとフンッと鼻で笑い
「もうわかってるわよ魅色はちょっとエッチな子なんだよね」
ナギサは意外にもすんなりと俺の謝罪を受け入れてくれた。
「ああすまない」
「でも!だからってあんな事やそんな事をしていいとは言ってないわよ!?だからできるだけ誘惑からは逃げる?分かった!?暗い感情で祝賀会しても面白くないからほら明るく明るく! ね?」
ナギサはツンデレだかすごくいい子だなと俺は思った。まあ少しだけ
「では優雅くんの勇者認定試験合格を祝って乾杯!あと魅色ちゃんの分も乾杯!」
みんなで一斉に飲み物を飲んだ
「あーオレンジジュース美味しいな!」
俺はオレンジジュースが小さい頃から好きなため異世界の純粋でオレンジの味がよく分かるオレンジジュースはとても美味しかった
だがナギサは飲んでいる飲み物はなんだかワインのような飲み物だった。
「ナギサ、その飲み物ってなんだ?」
ナギサはグラスを置き
「これはグレープスカッシュと言って私のお気に入りの飲み物なのよ?優雅も飲む?」
俺はちょっと気になったので少しもらう事にした飲んでみるとまんま酒だった
「これ酒じゃないかナギサまだ20歳じゃないだろ飲んでいいものなのか?」
ナギサはそれを聞くと首を傾げ
「どうして20歳じゃないとこれ飲んじゃダメなの?美味しいじゃない」
そうだった!ここは異世界だ。日本の法律なんか関係ない。だから20歳以下でも酒は飲んでいいんだ!
異世界のルールに驚いている俺の横でルルの様子がおかしいようだったなんだか酒に酔った人みたいによたよたと俺の元へと歩いてきていきなり抱きつき
「ねぇ?優雅?私って女性というよりは女の子なのかな?胸も小さいし」
ルルは俺の手を自分の胸に押し付けた
なんだか少しだけ柔らかい感触が....
かなりまずい状況になった!?