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ゴーレムとの戦い 優雅の危機

最終試験のステージそれは壁には灯火そして地面は鉄で覆われていた

「いかにもボス戦って感じだね」

「ああこれはレベル高そうだ。」

俺と魅色はこの戦いが苦しいものになると思っていたと同時にこの戦いを楽しんでいた

強力な敵と戦う。これだけで二人のアドレナリンは増えていった


フィールド内にアナウンスが流れる

「よくぞここまで来た。この戦いをクリアすれば君達は勇者へとなれるだが簡単には勇者になれないこの試験は甘くない。その事を思い戦え!未来の勇者になるために!」

前の巨大な扉が轟音を立て直し開くそして中から現れたのは目を疑うほどの大きさのレベル3のゴーレムタイタンだった。


「一体あれ何十メートルあるっていうの!」

魅色は一歩下がりゴーレムを観察した

ゴーレムはゆっくりとこちらへ地響きを立てながらこちらへ向かってくる高さはゆうに10メートルはある。


「やるしかないだろこれをクリアすれば最強の勇者への第一歩だ!!」

俺はゆっくりと歩くゴーレムの足を狙い剣を振るった確かに思いっきり剣を振ったはずだだが俺の剣は弾かれ俺も反動で後ろに弾かれていた。


「どうなってんだ!?」

弾かれた剣を見ると刃はボロボロになりしかも硬い鉄でできている剣が曲がっていた

それ曲がった剣をみて魅色は


「なるほど優雅くんどうやらこのゴーレムは鉄よりも固い岩石で体が覆われているみたいだから無造作に攻撃しても無駄だよ!」


どうやら簡単にはダメージを与えられないらしいさすがボス戦って感じだった。

それならどうする?このままゴーレムを倒さなければ勇者にはなれない


それに時間を使ってゴーレムに攻撃したとしてもゴーレムに攻撃された時ヒールメンバーがいない俺たちではジリ貧になるだけだ。


いっそ上から回復アイテムが落ちてくれば。

なんて考えても始まらない今やるべきことはゴーレムを倒すことだ。

「どうすればやつを倒せる?」

「私の大剣なら刃が簡単に折れたりしないとりあえずいろんなところを攻撃してゴーレムの弱点を探ってみよ?」


魅色はまずゴーレムの腕を攻撃することにした相手のゴーレムは今のところ攻撃してくる素振りはないだったら今のうちに弱点を見つけなければならなかった必ずこの強力な敵にも弱点はある。魅色の勘がそう告げていた。


腕に大剣を振りかざすも弾かれてしまったやはり弱点は腕ではないようだ。だとすれば次は足の関節を狙おうと魅色は考えていたおそらくゴーレムはとてつもない重量のはずでそれを支える足の関節を攻撃すればゴーレムの動きを封じ込めれると思ったからだ。


魅色は足の関節と思われるとこに横から大剣を関節に斬り込ませたやはり魅色の読み通り関節を攻撃したことによりゴーレムは地面に膝をついたのだ。これでだいぶ戦いが楽になるはずしかしまだ弱点を見つけ出せていなかったのだ。


「魅色!ゴーレムのおでこにある水晶あれ怪しくないか?」

「確かにとりあえず優雅くんの言う通り攻撃してみるよ」

優雅の読みではゴーレムはあの水晶から様々な情報をキャッチしているかも知れないと思ったのだ。ゴーレムは目がただの石だ。だから他の何かしらの器官が発達しそれを補っているのではないか?と読んでいた。


そしてパッとゴーレムを見た時ぞれらしき器官はおでこの位置にある緑色の水晶かもしれない。と思ったのだ。


「水晶に大剣を刺せばなんとかなるかもしれない」

魅色はゴーレムの腕を伝い顔の位置へとたどり着いたそして大剣を水晶へと刺した


するとゴーレムは暴れ出しフィールドの壁へと激しく当たり始めた

「やっぱりあの水晶が目とかの機能を補ってたんだ」

「どうゆうこと?」

「今ゴーレムは水晶に損傷を受け方向感覚が麻痺しているだから壁にぶつかりながら暴れているんだ。」

ゴーレムは目の役割をしていた水晶を傷つけられ正気を失っている様子が伺えた


そしてゴーレムが当たっていた壁が少しずつ崩れ始めていた。さすがにこの巨大モンスターが暴れればこのフィールドもいつまで持つか分からない危険な状況下だった。

「まずいかもしれない」

優雅はこのフィールドが崩れるかもしれない状況で逃げることを選択しようとした

そしてその案を魅色に伝えようとした時

優雅の目に映ったのは魅色の上の壁が崩れ魅色に降りかかろうとしているところだった


「危ない!!!」

優雅はとっさに魅色を突き飛ばし崩れた壁の下敷きになっていた。

「優雅くん!?...嫌ぁぁぁー!!!!」

魅色が崩れた壁を見て悲鳴をあげた

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