第22話「軍隊基地脱出作戦・会議」
作戦会議が始まった。
部屋に緊張が走る。
ローラ・I・ネル隊長は淡々と、だが確実に口を開く。
「いいかお前ら。この作戦は非常に難しい。油断したら死ぬ。
そこでお前たちに、グループ分けを行った」
「グループって、遠足かよ!?ローラさん!」
ジョディーが突っ込む。
「ならば、ダジャレ言い放題だな!!」
ピューリが勝ち誇る。
――ゴンッ!!!
無言で繰り出されるローラの鉄拳。
「次、調子に乗ったら……殺すからな?」
2人は微笑を浮かべながら、床に沈んだ。
「……よし。気を取り直して、発表する」
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■Bグループ(ヘリ要請・屋上班)
・ソン・パクソン
・井上翔
・小野美穂
・Bad社長
・小林あまね
・女性兵全員
「わかりました!!ローラさん!!」
「了解だ、隊長!!」
「……ふふ、頑張ります」
「わ、わかりました……」
「なんだよ、三流兵士と一緒かよ……」
「はあああ!? 訴えるぞこのクソ社長!!」
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■Cグループ(殲滅・戦闘班)
・ローラ・I・ネル(隊長)
・田中勇気
・ジョディー・ジョーンズ
・ピューリ・アレクタン
・マイクロ・マクロス
・男性兵全員
「任務、了解です!」
「隊長、全力でついていきます!!」
「我々も命を懸けて戦います!!」
……なお、ジョディーとピューリはまだ昏倒中。
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そして、僕の名前が……呼ばれない。
「最後の**Tグループ(資料収集・単独任務)**は――
山田太一、お前1人で行け。」
会場が一瞬、凍った。
「な……なんで僕だけ!?」
「おかしいですよ!」
だが、ローラは――微かに、口元を緩めた。
「君は“練馬区不可解パンデミック事件”で、数多の開発生物を倒してきた。
ならば、1人でも可能だ」
「…………え?」
「太ちゃん、バケモンだな……」
「マジかよ、あの少年……」
「ヤバい!!“朗報:少年、最強説”ってトリッターに投稿したい!!」
しかし、僕は――まだ迷っていた。
「できません!!僕には……そんな責任は……!」
その瞬間、倒れていたはずの2人が……起き上がる。
「……何言ってんだ、ガキ!!」
ジョディーが立ち上がり、ピューリが続く。
「お前は、隊長に信頼されてるんだぞ?」
2人は同時に言う。
「つまり、俺たちより上の存在だ!!」
――その言葉が、心に刺さった。
(……僕が……上?)
でも、それなら。
僕は敬礼した。
「わかりました!!ローラ隊長!!
この命、Tグループの任務に捧げます!!!」
拍手が湧き起こった。
「よく言ったぞ太一!!」
「太ちゃん、かっけぇ!!」
「こんな少年が敬礼を……」
「私の元彼100人よりカッコいい」
「……ふん、悪くないな」
「……泣きそう……」
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10分後。
全員が準備を整えた。
そして――
**僕1人の「Tグループ」**が、静かに始動する。
この手に、真実を掴むために。
To be continued...




