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IN:銀河より遠い∞世界  作者: 普通の人/3時のおやつ
第2章「終わらない戦い」

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20/83

第20話「反インフィニティ・アメリカ特別部隊(AIASF)」

僕は、40分間必死に走った。

血の気も汗も尽きるほどに――たった一つの“希望”を探して。


そして、ついに辿り着いた。


「管理室」。


「……やっと……見つけた……!」


けれど、ドアを開けた瞬間。

銃口がいっせいに僕へと向けられた。


「誰だ!! お前は!!」

「なぜここに来た!?」


「な、なんでいきなり銃!? 待って!!」


そのとき――一人の長身の女性兵士が前に出る。


鋭い眼光とハンドガン。


「お前……名前は?」


「や、山田太一です……」


「……何の目的で?」


「……ひとりの兵士が……“管理室に行け”って……」


沈黙が流れる。その瞬間――


「って、よく見たら太一じゃねーか!!」


「ローラさん、その子は僕たちの仲間です!」


田中と井上の声。

彼らの姿が、銃口をすっと下げさせた。


「みんな……!!」


僕は――泣いた。


「みんな……生きてたんだな……!」


小野の静かな声が返ってくる。


「……はい。無事でよかったです」


田中が僕の肩を叩いて言った。


「紹介するぜ。この人は、反インフィニティ・アメリカ特別部隊A1の隊長、ローラ・I・ネルさんだ」


ローラは無表情で、一切感情のない口調で言った。


「よろしく。……特に話すことはないけど」


(……塩対応……!)


そこへ新たに現れる、陽気な声。


「よかったな坊や!!命拾いしたな!」


茶髪・サングラス・筋肉モリモリの男がニヤついて近づく。


「副隊長、ジョディー・ジョーンズだ!!

射撃ならこの**高身長巨乳姉さん(ローラ)**より上だぜ!!ヨロシクな!!」


「……は、はい……」


しかしすかさずローラが冷静に一言。


「黙れ、性欲バカ(ジョディー)


空気が凍った。


続いて現れたもう一人の男は、ドヤ顔で名乗る。


「よぉ!! 俺がA1大佐、ピューリ・アレクタン!!

ダジャレが得意で、スナイパーの腕は“神”。」


「……よろしく……」


「じゃあいくぜ! 本日のダジャレ、ハラ返し!!!!

……“そのセクハラ、俺がアイツにやってやるぜ!! ハラ返し!!”……HAHAHA!!」


(……あまりにも……思んない)


ローラは淡々と言う。


「お前も、ハラスメントに加担しているぞ」


さらに続くツッコミの嵐。


「ジョディー、お前変態すぎるだろ!!」

「ピューリ、それ訴訟モンだって!」


そして――その瞬間。

新たな“光”が現れた。


「大丈夫でしたか? お怪我はありませんでしたか?」


整った顔立ち、完璧な体格。

まさに軍のポスターに載っていそうなイケメンが、僕の前に立っていた。


「あなたは……?」


「A1衛生兵、マイクロ・マクロスです。

けが人の対応が僕の任務です」


その直後――


「キャーーーー!!! マイクロ様!!」


後ろから女性兵士たちの黄色い歓声が響く。


「マイクロ様は世界一イケメン!!」

「身長186cmで筋肉質!!」

「笑顔だけでご飯3杯!!」


そして彼女たちは向きを変え――


「ジョディーとピューリ? あれは論外」


「『ほぼ下ネタ』と『ダジャレ地獄』のコンビね、ぷぷっ」


「ローラ様180cm、マイクロ様186cm……負け確じゃんあの2人」


「マジ草www」


「……う、うるせぇ!!」

「身長やギャグセンスくらい、許してくれよ!!」


だが――騒ぎを止めたのは、マイクロだった。


「皆さん……落ち着いてください。任務中です」


場が一気に静まる。


僕は、何かを感じた。


(……ここは確かに、混沌としているけれど……)


(それでも、インフィニティに対抗する“力”を持っている人たちだ)


そう――僕は確信した。


希望は、まだ残っている。


                  

           To be continued...

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