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輝冠摂理の神生譚 ~どうやら天才らしいので、嫁と神々の王を目指す!~  作者: G.なぎさ
第二章 天上神界を覆う不穏編
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24話ー➃ この女神......病気じゃね?






 ――テントをプレゼントして20分後――



 ......どうしてこうなった????


 いや......どうもなっていない事の方が問題だ。



 しばらくギネヴィア様は なーーーーーんも、話さなかった。

 ずっっっっと、僕らが出した紅茶を飲んでいる。


 ちなみにテントの中には僕とルシアしかいない。

 ガリブ、エリー、ゼレスの三名は十神柱との間が持たなかった。


 それに耐えかねたのか。

「お菓子でも買ってきます!!」という意味不な理由で地下都市に逃亡したのだった。


 普通に考えて、買い物なんて1人でいいよな?

 そして20分以上黙りを続けていたギネヴィア様が、何の前触れもなく唐突に話し出した。


 本当に何の前触れもない。

 もはや十神柱というより......自然災害だな。



「あなた達生まれて5億年なのに、もう最上位神になるらしいわね。」


「はい。ありがとうございます。」


「私達精一杯努めさせていだきます。」



 彼女は何の前触れもなく、何の突拍子もない会話を切り出してきた。

 いきなり何だろう。何か癪に障る事でもあったのかな?



「アファルティアと仲がいいそうね?調子に乗らない事ね。あの子に認められるのは凄いことよ。」


「そ、そうなのですね。」



 こいつ......病気か?


 何だこの女神様?

 言ってる事がちぐはぐじゃねぇか。


 今日はよく.......知的生命体以外の生き物に遭遇するなぁ.......



「今の十神柱は5人よ。序列でいうと1.2.8.9.10の5人。十神柱はね、アウルフィリア以外みんな初代全神王様に拾われたの。」


「初代全神王様は実在したのですか......それに今5人しかいないって言うのは......」


「そのような情報、私達に話して問題は起こらないのでしょうか?」



 当然、4代目からの情報は、知らないフリをする必要がある。


 てかこれ踏み絵じゃね......?

 僕らが怪しくないか確認してるだけなのでは?


 もし違うならこの人......多分、認知症だ!



「あーもう。はっきり言うわ!データベースにハッキングしたのあんた達ね?咎めないし、罰しもしない。正直に言いなさい。」


「すみません。私がハッキングを掛けました......」



 前言撤回。この人そんなにボケてはいないかもしれん。



「でしょうね。安心して真の方の神々でも、私以外はほぼ気付いてきないわ。」


「あの真って何の...」


「はいこれ。私の連絡コードよ。次、分からないことがあれば私に直接聞きなさい。」


「へ?」


「え、あ、ん?あ、はい。ありがとうございます......」



 何だこの女神様......マジで意味が分からないぞ。


 耳......聞こえてるよな?会話にならん......


 まるで、映画のセリフを聞いているみたいだ。



「いい?気軽に連絡してきなさい。アファルティアばっかりに独り占めはさせないわ。」



 マジで何しに来たんだろこの神様......



「あのぉ二つよろしいですか?」


「なに?早くして」


「アファルティア様とはどの様なご関係で?」



 人見知りのルシアが、珍しく自分から質問をした。



「雰囲気で分かりなさい。仲のいい友達よ。一昨日クレープ食べに行ったわ2人で。」


「では何故私達に連絡コードをお渡しにな、、」


「もういいみたいね?じゃっ。」


「「は?????」」



 いや!!意味が分からん!?!?

 雰囲気的に犬猿の仲みたいな空気感だったろ!?


 てかアファルティア様の友好関係広すぎだろ!?

 こんなペッ〇ーくんみたいな奴と、どぉうやって遊びに行くんだよ!?



 にしても、最近神界にやたら十神柱が帰還してる気がするな......


 とにかく僕らは2人で首を傾げたのであった。

 ともかくこれは......コネクションが出来たと捉えていいのだろうか??


 にしても目上の方が来てるのに......

 お菓子を買いに行くという、嘘丸わかりの理由で席を外すなんて非常識な奴らだ......


 あの3人のこういうモラルの無さは、やはりどうにかさせないと......



「ルーク......何だったのかしら......まだ混乱してるわ。」


「僕が知りたい。」



 その後通信魔法で連絡をしたら、すぐに3人は帰ってきた。

 僕とルシアは目上の人への礼儀と、モラルについてミッチリ説教してやった。



 しかし何故かその後......

 ルークも人のこと言えないとボロカスに説教された……


 うん......何で??????






 しかしまだこの時は知らなかった。

 これまでを遥かに上回る、最悪の任務が迫っているなんて......



 ......神生最悪級の惨劇が起こるなんて......






どうもこんにちわ。G.なぎさです!!

今回は最新24話を読んでいただきありがとうございます!


今回はスタンピードが激化した回でしたね!

これからの主人公達と親友カップルの活躍に期待大です!!


そしてこれから起こる神生最悪レベルの惨劇とは!?


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