表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/147

47

18年◯月◯日 きさき めぐむ(5)


れいちゃんがまい子になってしまいました。

パークの跡とりとして、パークをより良くすべく、ぼう有名なネズミーランドに偵察というていで三人できて、たのしんでいた最中でした。

ここはパークと同じくらい人もおおいし、ぼくらは小さな子どもなので、探すのは大変です。


「れいー、れいちゃーん」

「おにー、おとなのひとだけ、そらにとばす?」

「あんいに超能力つかっちゃだめだよネッコ。それはさいしゅう手段」


迷子センターにいくのが正解なのでしょうが、ぼくらも子供なので、そのまま保護されてしまいそうです。

しかし、いそがないとカワイイカワイイれいちゃんがロリコンのおっさんに誘拐される可能性もあります。

れいちゃんは、ぼくやパーク以外の男の人がだいきらい。

あの子のこと、誘拐しようとした男の人をすぐにぶちコロシテしまうでしょう。

そうなる前に、はやく見つけないと。

誘拐犯が女の人なら警戒がゆるみそうでこわいですし。

と。


「『どけー!』『どけー!』」


聞きなれた声が数十メートル先からきこえてきます。

それと同時に、おおくの人混みがさっと割れ、モーゼ? が海をわった時のように広い道ができあがりました。

ちなみにママンも海はわれます。


「あ、れいちゃん!」

「れいー」


われた道の先、半べそのれいちゃんがいました。

『めいれいの力』を使って道を作ったようです。

ぼくらを見つけたとたん、トテトテはしってきて、ぼくのむねに飛びこみます。


「こらー! かってにふたりとも、まいごになるなー!」


言いえて妙です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ