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16年◯月◯日 きさき めぐむ(3)


「な、なんじゃ貴様は!?」


あ、ままんだ。

おふろにはいっていると、ままんがおふろのとをあけて、はいってきました。

あいかわらずの、ちんちくりんなはだかです。

でも、どうしてか、ぼくをみておどろいてる?


「どこのガキじゃ! 貴様! どうやって我が居住に!」

「?? ぼくはまーのむすこだよ?」

「産んだ覚えなぞないわ!」


おかしなままん。

いつものことです。

そんなままんのこえを、きいてやってきたのか、


「どうしたのですかグラヴィ様、お風呂で叫んだりして……って、あら……何と愛らしい坊やでしょう」

「めぐむだよ? どしたの? ぷらん」

ぼくがうまれたときからいえにいる、ままんのつきびと? です。

みどりのかみの、かわいいけいおねえさんで、でもなんだか、みためが、わかくなってる?


「このガキ! 我の息子だとほざきよる!」

「ふむ……、……、……まぁ、グラヴィ様のご子息であるならばあり得る事では?」

「ッ! 貴様! 我よりこのガキの戯言を信じると!?」

「いや、他人でないというには無理があるほどにそっくりではないですか。見た目といい雰囲気といい」

「貴様の目は節穴か!」

「察するに、意図してか偶然か、グラヴィ様と同じ時魔法を使ったか外的要因か、なんやかんやでこの時代に来てしまったようですね。手厚く保護しましょう」

「話を聞け!」


このふたりがこうろんするのは、いつものことです。


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