表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
144/147

47

「風呂の後はホテルに行くぜー。パパンから招待したんだ、当然ここで一番のとこさ。夕飯も期待しな」

「夕飯……(ごくり)」「た、食べ歩きばかりしてたのでお腹はあまり空いて……」


と。移動中の僕達は、そこでバッタリ、


「「「あっ」」」


声をハモらせたのは姉妹と、彼女。


「おや、封じゃないか」「鉢合わせる可能性を考慮しないとは、頭の悪い娘じゃのう」

「ッ! (バッ)」

「あん? 何を今更女の子っぽく恥ずかしい部分を隠そうとしてんだい。君のは見過ぎて食傷気味だよ」

「言い過ぎじゃない!? ふ、封だって女の子だからっ」

「へっ。丸裸どころか『奥』まで見られてるってのに」

「奥……?」

「あ、天女ちゃん、深く考えないでっ(赤面)」

「あ、相変わらずデリカシー無さすぎるよ篭ちゃんは! 封は別のお風呂行くからね!」


ダッと逃げるように駆け出す封。「あ、おい、待てい」特に用はないけど何となく彼女の手を掴んだ僕は、


ツルリと足を滑らせ→封を巻き込んで倒れ→「だ、大丈夫ですキャ!?」駆け寄って来た仙女ちゃんも素っ転び→「お姉様!?」助けようと姉の手を掴むも支えきれず→


結果。僕は美少女三人に覆い被される形に。


いや、そうはならんやろ……と冷静な思考に割り込むように ティロン 御馴染みの実績達成効果音が鳴って。


「あっ――」


直後。頭の中に溢れる情報の波。

求めていたそれを噛み締めるより先に……僕の頭はオーバーヒートした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ