泣きたい

あなたに女として見られていないなら泣きたい

悲しさが胸から喉へ込み上げてくる

残酷なあなたの他愛ない話に嗚咽が我慢できない

泣きたい

私の気持ちを見透かしてくれないあなたはまるで悪魔のようで嫌

嫌だけど苦しいけど欲しい

泣きたいくらい欲しい

あなたはほんとうに特別な人

私を殺したり生かしたりしてしまう

だから泣きたい

極限の気持ちを涙にして頬へ流せばあなたは私から目をそらさないでいてくれる？

泣きたい泣きたい泣きたい

獣のようにうぉんうぉんと響くように泣きたい

この狭い胸に閉じ込めた沢山の想い

遥か彼方まで届くから

評価をするにはログインしてください。

この作品をシェア

ブックマークに追加

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

―　新着の感想　―

このエピソードに感想はまだ書かれていません。

感想を書く場合はログインしてください。

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ