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3点

笑顔の純度について想いを馳せる。


例えば初恋同士の男女が、お互いの淡い想いに気づきながら楽しい会話で笑い合う。

きっと周りから見れば、澄み切った湧き水に朝日が反射するような眩しさだろう。


例えば長く連れ添った夫婦が、同じ毎日の繰り返しの中でお互いを思いやって微笑み合う。

きっと穏やかな懐かしい風景に優しく癒されるようなあたたかさがあるだろう。


他の誰でもない、目の前のあなただけにこの心は向いている。


そんな気持ちがあれば笑顔の純度はあると思う。


では、例えば、好きになってはならない事情の二人が周りの視線が途切れる一瞬に交わす微笑みは?


それは顔をしかめるほど汚いか、震えるほど痛い。

それか、驚くほど静かでこちらも沈黙する他ないか。


そこに笑顔の純度をあてはめたらきっと計れない。

誰かを裏切ることは最後の最後にしか結果が分からないから。


分からないまま微笑み合って、気持ちを育むことに意味はあるのだろうか。

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