第七話 大陸統一
第一話からすべて名言？を載せます。
これを知るをこれを知ると為し、
知らざるを知らずと為せ。
是れ知るなり。
孔子 『論語』
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西暦2045月12月27日午前08:36
第一次大陸派遣部隊 大陸司令部
コンコン．．．
部屋にノックの音が響く
「入りたまえ」
「失礼します。長谷川長官」
「ああ、木宮少将どうかしたかね？」
「大戦果です。とうとう大陸のすべてを手に入れました」
「本当か！？」
「はい！」
「そうか〜、長いようで短い3カ月だったな〜」
「そうですね、しかし犠牲が多過ぎました．．．」
「．．．政府が焦らせてきたからな」
「部下達を本国に返しましょう」
「そうだな手配してくれ」
「はい」
主な大陸での三カ月の出来事
9月24日上陸作戦は予定どおり行われた。
9月27日経済衰退期に突入
9月30日仮の基地が完成する。
10月1日大陸進軍開始
10月3日通称魔物5870匹が軍に襲いかかる。
撃退に成功、軍死傷者225人
魔物には、空を飛ぶプテラノドンみたいなもの銃が効かない竜のようなものが多数発見され苦戦した。
10月6日魔物の群れ約456200匹が軍に襲いかかる。通称、第一次日魔戦争。なんとか勝利した。軍死傷者12835人
10月15日軍は大陸の3分の1を支配した。
10月19日正式な司令部基地完成、計画にあった25個基地が完成。
10月25日第二次日魔戦争、魔物約12853900匹が占領地に襲いかかる。ギリギリ勝利する。軍死傷者86495人
10月26日政府が一時進軍を停止して戦略爆撃機による魔物掃討作戦に移行することと増員を決定することを発表する。
10月28日爆撃開始
11月6日大陸に約240000兵が出兵する。
11月16日再進軍開始
11月24日大陸の半分を支配
12月8日大陸の3分の2を支配
12月12日第三次日魔戦争、大陸に現存する魔物すべて約38759000匹が占領地に襲いかかる。軍死傷者163894人
12月27日希望大陸100%占領する。
午前09:00
総理官邸
コンコン．．．
静かな部屋に音が響く
「どうぞ」
「失礼します。総理」
「菅原さん何かありましたか？」
菅原官房長官笑顔で入ってきた。
「朗報です。大陸を統一しました」
「おお、それは良かった」
「また、大陸で確認された資源一覧を紙にまとめました。こちらをどうぞ」
「ありがとう」
総理は紙を受け取り確認する。
確認資源一覧
鉄鉱石 約96京9896兆5267億トン
銅鉱石 約62京8695兆6842億トン
亜鉛鉱 約36京6535兆6498億トン
鉛 約55京7296兆8392億トン
スズ 約32京5342兆1685億トン
銀 約5兆5864億トン
金 約2956億トン
白金 約5637億トン
宝石 約9761億トン
チタン 約2463兆632億トン
マンガン 約3726兆6732億トン
クロム 約8983兆1987億トン
ニッケル 約4685兆8329億トン
コバルト 約5865兆9721億トン
二オブ 約7439兆7529億トン
タングステン 約6209兆981億トン
モリブデン 約5557兆2758億トン
タンタル 約9725兆1753億トン
アンチモン 約6京4664兆3268億トン
インジウム 約8京3267兆7936億トン
リチウム 約2京6893兆2178億トン
ボーキサイト 約1京5028兆872億トン
レアアース 約19京8035兆9538億トン
ウラン 約2359兆8362億トン
天然ガス 約85京9862兆8967億トン
石油 約63京3592兆2987億トン
石炭 約42京5351兆1767億トン
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「．．．」
「総理、すごいでしょう。これだけあればこの先は安泰です。しかもこれは今の段階です。この先もっと増えると思われます」
「．．．菅原さんこれははっきり言って以上だ」
「そうですね。ですがいまは資源が豊富の方が安心感を貰えます。何よりこの国には資源がない。資源はないよりある方がいい」
「まあ、それはそうですね。しかし問題があります。この金、銀、白金はどうしますか？これは相場が崩れる」
「それにはご心配無用、金、銀、白金の99.99999624%を帝銀と財務省がすべて買い占める計画です」
「そんなお金どこから．．．」
「今まで帝銀と財務省が溜め込んだお金で払います」
「一応特別予算からも出しますよ」
「それはありがとうござい」
「あ、そう言えば例の法はどうなりました」
「2070年異世界国家不干渉法案ですか？」
「ええ、それです」
「参議院で先程可決されました」
「そうですか。それは良かったです」
2070年異世界国家不干渉法
2070年まで自国内を発展することに力を入れ異世界国家に対抗する力を得る事に従事し異世界国家に干渉しないための法
簡単に言えば2070年まで鎖国する法
すでに衛星を使って文明度は分かっているが謎の超常現象(魔法)を何人もの人が使っていることが分かったため危険と判断し2070年まで鎖国することを選んだ。その間超常現象を各機関が調べる。
「は〜、しかしこれから先帝國は不運の道を進むか、それとも栄光の道を進むか．．．未来がこれほど怖いのは初めてだよ」
「私も同じですよ、総理」
「は〜、どうか未来栄光、我等の大日本帝國が栄えますように．．．」
総理は、天に拝むのだった．．．。
