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好きな人の話

作者: 京本

好きな人の話です

綺麗な言葉。

丁寧な口調。

そういうものが飾り気なく口を衝く。

そういうところが美しい。


私には似合わない言葉の響き。

私の生活にはない丁寧な態度。

そういうところが魅惑的。


何を見て美しいと思うのか。

何を感じて寂しいと思うのか。

何を考えて川を眺めているのか。

そういうことを、ただ教えてほしい。


険しい山道を歩くとき、後ろにいてほしい。

危険な獣道を歩くとき、こっちにも道があるよと別の道を教えてほしい。


高い高い山にたどり着いたときには、その丁寧すぎるほどの口調でお疲れ様と言ってほしい。


ただその一言で、もっともっと高い山を目指せるような気がするの。

ただその一言で、美味しいご飯を作ろうと思えるような気がするの。

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