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表記順序

 ここから、とつぜん起こった出来事の書きあらわしかたを「表記順序」と「表記本体」という枠組みを通して捉えていきます。まずは「表記順序」から。


 ――とは言っても、大した話はありません。

 順序については、発生順に表記する「ABC型」か、その後の出来事を倒置して表記する「ACB型」に大別されます。


「いやオマエ、頭が固いな。たとえばCBA型だってあり得るだろう」っすか?

 そのつっこみ自体、硬直した反射行動だと思うんすけどね(以前6通りあり得ると言っておいての、突然の反抗的態度)。


『目を覚ますと、俺は異世界らしき森にいた(出来事C)。最後の記憶は、耳障りなブレーキ音と人びとの悲鳴(出来事B)。あの交差点をわたれば初ボーナスが埋蔵されたATMにたどり着いたのに(出来事A)』


 ――CBA型はこんな感じでしょうか。

 ただ、小説を書いていて類似表現から脱却したくなるのは、「出来事Aを文章展開するさなかに、出来事Bを書きあらわす」というケースなんだと思います。

 なので着目するのは必然的に、先頭が出来事Aである「ABC型」か「ACB型」になる、というだけの話です。


 なお今回目を通した範囲では、ACB型よりABC型のほうがずっと多かったです(※)。ぱっと見るとACB型に見えても、よく読むとABCと順を踏んでいたりして、興味深かったです。

 時系列を倒置させて記述すると、読者を混乱させやすいでしょう。ACB型のようないわば劇的な書きあらわしかたは、むやみに使うものではないのかもしれません。



 ABC型とACB型の比率は8:2でした。ですが今回の調査方法は、統計的な傾向に言及できるような代物ではありません。なので具体的な数値を提示するのは控えました。

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