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弐 影の部隊と菖蒲の瞳

更新、だいぶ遅くなりました…

今回から暗殺部隊の先輩が登場します。

前回同様、学生戦争ったーの内容を含みます。

「影の部隊」の異名を持つ 暗殺部隊 。

つまりは、表向き、私は一般部隊のままなのだ。


…少し任務の内容が変わるだけだ、と自分に言い聞かせて、渋々と、私は大嫌いな上官の指示に従うことにした。



こうして私は一般部隊から外れ、前線からも立ち去り、暗殺部隊に所属することとなった。

後の事は同部隊の先輩がご教授くださるらしいが……



後日、私の所に、ふわふわとした、綺麗な銀色の髪をした男性が現れた。

「こんにちは、僕は3年の廻間って言います。宜しくね、栞桜ちゃん。」


目を疑った。こんなに和やかな人が暗殺部隊の先輩…?

そんなはずがない。


廻間先輩の目は深い紫色をしていた。優しく、純粋で、殺しなんて知らないような。何処かあのひとと似ている。


「栞桜ちゃん、聞こえてる?」


澄んだ声が私を呼び、慌ててあのひとの影を拭い去った。


「申し訳ありません、して、今日は何をご教授くださるのです?」


「うーん…そうだ!栞桜ちゃん、うちにおいでよ。」


…何を考えているのだろうか。私は口説かれて…いや、馬鹿にされている…?それとも、単に彼が天然なだけなのか…


こうして私は会ったばかりの男性の家を訪れることになってしまったのだ。

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