表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/82

2-6 魔法戦?

結局ノープランと変わらない状態で、狼と向かい合ってます。

補助無しかよ、どうするんだよ、これ。

とにかく、遠距離攻撃しか俺には手が無い!

『魔法』の画面を出したまま、刺激しないようにゆっくりとした動作で足元の石を探す。


手探りで石を発見したと同時に、狼が飛び掛ってきた!

『壁2』を慌てて俺の目の前に発動と共に、後ろに逃げる。

飛び掛ってきた狼は、空中で軌道を変える事無く土の壁にぶつかった。

『壁2』は簡単に壊れてしまった。

狼にもほとんどダメージが無い。体を振って、付着した土を落としている。

こりゃマズイわ。勝つ方法が思いつかない…。


その時、俺の背中からワルツが離れた。

おぉ!やっとやる気になったのか!と思ったらすばやく横の木の上に上がって行った…。

一人(一匹?)で逃げやがった!

まてよ、これはチャンスか?!


木の上で「シャー!」となってるワルツ。

囮としては完璧だね。狼の目線が俺からワルツになった瞬間を狙って『隠蔽』を発動。

これで狼は俺を見失った。ま、もしかしたら匂いで判るかもしれないが。

持っていた石を狼の後方に投げる。ガサっと音がしたので、俺がソッチに行ったと勘違いしたかな?

おっ、成功だ。自分の後方に向きつつもワルツを警戒している。

今の内に音を立てないようにゆっくりと狼の側面3mまで接近。

さすがに匂いで気づいたか!突然コッチに振り向いた。

だがもう遅い!『炎2』を発動!そして連続で『壁2』を発動!

近距離からの炎攻撃で狼は燃えて暴れている。延焼しないように壁を出しといて正解だね!


壁のふちから顔を出し、何度も『炎2』を狼に当てる。

森が火事になる?知った事か!倒す事が優先だ!

あっ、ワルツの登ってる木にも火がついた…。気にしない気にしない。


肉の焼ける匂いが充満して来た頃、やっと狼は虫の息状態になった。

石を投げても反応しない。確認は大事だよね、油断して近寄ってガブリはイヤだもん。

5~6個投げたが、やはり反応無し。

刀を抜いて近寄り、心臓辺りを刺す。我ながら残酷です…。

全く動かなくなったのでマップで確認すると、ちゃんと因子は消えていた。

これで残り97か…。イヤになるね。

アリに憑依してるのなら楽なのに、、、熊とか無いよね?


もう今日は、さっさと宿に行って寝よう、そうしよう。

ん?周囲ですか?燃えてますよ?ボウボウではなくチロチロとですが。

自分の周辺だけは『壁2』で囲ってるので火はきません。暑いですが。

「見捨てないで!助けてニャ~~~~!」

あっ、忘れてた。



平原に戻ると、カゲキが遠くからやってきた。

凄いな、気づいて来てくれるのかよ!

どこかの役に立たないネコとは違うな!

と考えながらジト目でワルツを見る。

「ち、違うニャ!想定外ニャ!犬は本能的にダメなのニャ!」

なんか言い訳してるし。さらに見る。

「ほ、本当ニャ!犬じゃなければ戦えるニャ!」

かな~り疑わしい。

戦闘は一人だと考えた方が良さそうだ。

「犬は怖いニャ!大きいし、吠えるし、犬だし、しょうがないニャ!」

なんかまだ言い訳してるな。ほっとこう。


カゲキに跨ると、すばやくワルツは俺の前に飛び乗ってきた。

「反省してるなら、歩いて移動したらどうですかねぇ?」

「何言ってるニャ!馬とは歩幅が違うニャ!ずっと走る事になるニャ!」

「走ればいいじゃん。」

「ネコは走って長距離移動はできないニャ!そんな事も知らないのかニャ?」

そう言って丸くなって寝ようとしている…。

寝た頃に捨ててやろうかと考える俺は悪くないハズだ。

ネコとの絡みばかりですみません…。

次話からは人間との会話が出る予定です!


修正:2-3

 「起きのか伸びてあくびしてる。」→「起きたのか伸びてあくびしてる。


次話は25日(金曜日)の20時に投稿予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ