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三話

受験が迫っているにも関わらず投稿します!

あー暇だった~。

学校説明っても中等部と大して変わりないしぶっちゃけいうとこの説明って必要ないんだよねぇ、

内部生徒には。

この説明必要なのって外部生徒ぐらいだよなぁ。


施設の説明も内部生徒のほとんどは学園祭とか何やらで中等部のころとかにちょくちょく高等部に入ってたから頭に入ってるし、やっぱこの説明って外部生徒のためだよなぁ。


めんどい、早く帰りたい。


お~い早く終わりにしてくれよ、話長いよ。何時まで喋ってるつもりだ。

なぜにそんなに喋れる。

よく話のタネが無くならないな…。



……あっ、話終わった。


よし、帰るか。


「おい、高橋!何さっさと帰ろうとしてんだよ。

お前にお礼言いたいっていうやつがいるんだから少しぐらい待ってやれ」


うるさいんですよこの色気魔神、なんでこんな時に限って気づくんだ?

気配消してたはづなのに、普段は気づかれないのに…


そんなことより、


「別にお礼とかいりませんよ。お礼してほしいから助けた訳じゃないですし」


そうだよ、私はあいつ等が邪魔だったから倒しただけであって彼女にお礼を言ってほしいから助けたわけじゃないし。

第一、彼女と不用意に仲良くなると面倒なことが増えるしそれだけは勘弁してもらいたい。

何度も言うが私は面倒なことが嫌いだ。


「それでも助けてもらった方からすればお礼を言わずにはいられないんだろう。

なに、負の感情とかじゃないんだから礼ぐらい受け取っておけ」


「あっあの、この前はありがとうございました!おかげで助かりました」


ちょっ、頭下げながらお礼しないでよ!

なんか分かたないけどとても悪いことをした気分になるから!

それに私は何にも悪くない子に頭を下げられて嬉しがる様な趣味は持ち合わせてはいない!


「別にいいよ、あんなことが目の前で起こってたら誰だって助けたし」


「でも……」


「良いから、頭あげて。君は何も悪いことやってないんだから」


「そ、それでもありがとうございました!

あ、あのこれ、お礼に焼いたクッキーとマドレーヌです。良かったら食べてください」


そういって彼女がカバンから取り出したのは、可愛くラッピングされたお菓子。

うむ、お菓子作りが趣味というだけあって美味しそうだな。

部屋に戻ったら食べよ。


「ありがとう、有りがたく受け取っておくよ。とても美味しそうだね」


そういって笑いかけると何故か顔をうつむかせてしまった。

なぜだし、いまメガネかけてるから其処まで酷い笑顔じゃないよね!?

大丈夫だよね?


…ヤバい、へこんできた。


あーそういや、この頃私の癒しである従弟(今三歳でとっても可愛い)と触れ合ってないな。

可愛いものを抱きしめて癒されたい。

この頃ストレス溜まってるから早く癒されたい。


もうこの際、ヒロインちゃんでもいいから抱きしめてもいいですか?


だめですか、そうですよね分かってますよ。


などとのことを考えていると彼女が話しかけてきて


「あ、あの、高橋さん」


「ん?どうしたの?」


どうしたんだ?なんか顔が赤いし熱でもあるのかな?


「えっと、その…私と友達になってもらってもいいですか?」


っ///、何この可愛い生き物は!

なりますとも!

えぇ、喜んで友達にならせてもらいますとも!

あぁ、可愛い!癒される!


「っ///、それくらい別にいいよ。これからよろしく」


あぁ、もう可愛い!鼻血出るかと思ったよ。


「こちらこそよろしくお願いします!

私、外部生でまだ友達がいなかっから…。

千穂ちゃんが友達になってくれてうれしい」


「ふふふ、それは良かった。これからは香って呼ばせてもらうね」


しっかし、私がヒロインの友人第一号ですか…。

うん、親友になる可能性大ですね分かります。


親友という事は巻き込まれること間違いなしですね。

こんな自信いらないんですがねぇ。


まぁ、仕方がないね。今更この子を突き放す事なんて出来ないしやりたくないし。

第一、私も友達になれて嬉しいし。


いい加減腹くくりますかぁ~。


私が何も巻き込まれずに傍観なんて出来ないのは最初から分かってたし。



だって私、一様攻略キャラと家族だし。



主人公は変態ではありません、このところ疲れていたので変なテンションになっているだけです♪

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