笑えて愛おしい物語
授業中に友達2人と一緒に共同で作った物語…
やたら外人になりたい我が高校の先生のお話です(^ω^)
私達の教室に入ってきた1人の女性。
相変わらずの素敵なファッションでいらっしゃった。
おかっぱの髪に素敵に、はねた前髪。
胸元まで上げたパンツ。
うん。今日も実に気持ち悪い。
でもそんな彼女をクラスの皆は尊敬している。
その女性の名は…
平野ルーシー!!
あぁ、なんてかわいいんだ。
高い声も実にかわいらしい。
「Hello everyone!!How are you!?」
あぁ…始まってしまった;
「Fine thank you,and you??」
もーみんなー…イイコすぎるだろ!!と私は心の中でつぶやきながら手元の携帯をいじっていた。
あの人は結婚してるのか??
それとも未だ独り身なのか…??
でもあんなバb…先生に恋をする男の人がいるのたろうか…??
あ、テトリス勝った。
この調子でもう1回…っt「Homework!!Homework!!」
え…宿題…??;
Grammerの中学の復習をしてこいだと!?
中学校生活サボってきた私に!!?
ヤバいヤバいヤバい(ry
どうしよう…
みんな普通に答えてるしっ!!
次私だよー!!;;
「Next!Yui??」
「は…はい! I…こ…こーるど…」
後ろの友達にツッコミを入れられる。
「コールドは寒いって意味!!それはcould!」
「え,え??何!?寒い?;」
「Yui!?宿題やってきてないの!?」
いや、前髪ゆらしながら聞くなよおばば、笑える。
「Oh…!やってこないとダメっていってんじゃん!なんでやらんの!?」
「す…いませ…」
ったくなんだよアイツ、
ってか横から見るとリーゼントやん!古っ!!
あの髪型は何ての??
平野リーゼンツっっ!!!
決まったぜ…我ながらに良いネーミングセンスをしている。あーあ…つまんない
いい加減1人遊びも飽きたなぁ…
平野は相変わらず意味不明な単語を連発している。
……眠い…。
もーいーや!!寝ちゃえ!!
席も一番後ろだし、バレないでしょ!!
ふわぁ…と大きなあくびを1つした私は、そのまま伏せて寝てしまった…
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何か見たことがあるような面影のある顔がこっちを見ている。
誰??
ん…??平野…かな??
うわー、ぽすぎて泣けるわぁ~~泣
これが平野の小さい頃の顔ね。
あれ…??ハトと遊んでる!!
おっくちばしで突かれてる!!
しかも泣いてるしー笑
ださっ
''やだーポッポ(*^ω^*)痛いじゃない!''
は!?しゃ…しゃべってる!!
ハトと喋ってる!!あれ…??ハトと遊んでる!!
おっくちばしで突かれてる!!
しかも泣いてるしー笑
ださっ
やばいやばい。いかんもの見ちゃった。うわー平野のまわりに集まってきた!!
平野が何かばらまいてるー!!
'くるー…'
''どうしたの??豆たべてよ!ポッポのために買ったのよ?''
あげているのは賞味期限切れのパンの耳!!
ポッポにも色々迷惑やん。
あー…今度は足でゲシゲシ蹴られてるよ…
''痛い痛い痛い~っやめてってば!私達友達でしょ??''
'ほーっほーーっほっほー'
平野じゃ人間の友達もできないか。
あっ平野が男の子に悪口言われてる!!
ぷぷっくっくっ
平野泣いてる笑
今度は群がってきた!!
「やい!ルーシー!!お前本当はLucyなんかじゃなくてRusty(訳:錆びた)だろ!」
「汚ねぇなぁ!サビてシネ!!」
''わ、わ、私、ひっく、ひっくハトしか友達いなくて…ひっく、だから…''
「言い訳したってムダだぞ!!今着てる緑の服もどーせサビを隠すためだろ!」
''違うもん!違うもん!ポ…ポッポーー…っうわぁぁん!''
'くるーー!!!'
「おい!ヤバいぞ!カラスまで来たぞ!!」
''あっカラスのカー子!あの子たちが私をいじめるの''
'カーッ'ゲシゲシ
突然現れたカー子とやらが、いじめっ子に襲いかかった。
「おいおいおい!!ズボン降ろすな!」「うわぁフンだ!くっせぇぇ!」「髪髪ー!!ハゲるーっ!!」
男の子たちは叫びながら去っていった。
''あぁカー子、ありがとう。私嬉しい。私の友達でいてね''
'ガガッ怒'変な鳴き方をすると、カー子はどこかへ行ってしまった。いやいやいや何なんだ平野。鳥こき使って何のつもりだよ。
その時突然1人の男の子が現れる。
''だ…誰!?あなた誰!?''
『俺か??俺、棚瀬雄二っていうんだ。』
ハゲーっっ!!てない;
何故に我が担任の棚瀬が!?
''棚瀬さん…?先輩ですよね?''
『あぁ、君の1つ上だ、よろしく』
''あっよろしくお願いしますっ''
『今ハトと喋ってなかったか??』
''ほげあぁ!!''『…は??』
''いっいえ!!何でもないです!!(っぶねー…)''
''私、あんま友達いなくって、それでハトが喋ってくれたらなーなんて!!あはははは!!''
『なるほどなぁ…。寂しいヤツだな…フッ』
''ん?今なんて??''
『いや、寂しいヤツだって…』''…あ゛ぁん??''