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第8話 コーラ工場と収穫とプーティン

ミニトマトに実がなってきた。


まだ全体的には緑色だけど、うっすらと紫色に。


支柱を中心にかなり背丈も成長している。


大量収穫が期待できそうだ。


ペピーノも実がなってきた。


このまま大きくなるのを待つ。


ただこちらは背丈があまり高くない。


数も数個だけど楽しみだ。


収穫は近い。



「杏奈明日だね」


「何の話?」


「コーラ工場の見学」と胡桃


「ああ、もうか」


数週間前に予約を入れておいたのだ。


ここは30日前から予約が出来る。


そして翌日1時間かけて最寄り駅へ。


そこから更にバスに乗って目的地へ。


様々な建物のなかに目的地の工場ミュージアムへ。


「赤い…」と胡桃


「赤いね」


赤色の建物が目を引く。


そして中へ入ってしばらくして2階のホールへ。


そしたら瓶コーラのサービスが。


飲めるとは思っていなかったので嬉しい。


そして作り方や製造ラインを見学。


その後は展示品やスライド上映や歴史などを見て回った。


おみやげにタオルをいただいた。


色々みてまわったら再び飲みたくなり、帰りに自販機で買って二人で飲んだ。


「飲み物の見学も良いね」と胡桃


「うん。そういえばクラフトコーラってあるじゃん。


今度スパイスとか使って作ってみたいな」と杏奈


「うんそれいいね。自作で飲み物も」胡桃も賛同



「飲み物の工場見学って他にもあるの?」と杏奈


「もちろん。牛乳関係や、乳酸菌飲料とかね。他にもあるけど」


「それは楽しみだ」


こうして二人は帰っていった。



「ねえ杏奈。みんなにおすそ分けしよう」


--------------------------------------------------


紫色のミニトマトがたくさん出来た。


ペピーノも白くそこそこ大きいのが4つ出来た。


両方収穫だ。


その場で軽く拭いてミニトマトを1つ食べた。


「甘い」と胡桃


「美味しい」


ミニトマトはたくさん採れたけど二人だけで食べるのはどうかと思い、


家庭科部へ少し差し入れることにした。


「先生、育ててたミニトマトがたくさん採れました。


よかったらみなさんで食べて下さい。」と杏奈


「あとペピーノっていうフルーツみたいなのも採れました。


1つだけですがどうぞ」と胡桃


調理実習室で家庭科部ではおやきを作っていた。


この前わたし達が作っていたものである。


見ると色んな具材があって楽しそうだ。


しかし今はおやきを作る手を止め、わたし達に注目している。


紫色のミニトマトと聞いた事も無い謎のフルーツを見ている。


先生が「お食事研究会の二人が差し入れをしてくれました。後で食べましょう」


家庭科部はやったーと喜んでるが、1つしかないペピーノはどうするか。


争奪戦になりそうだ。


こっちも4つしか収穫できなかったんでこれ以上は無理だった。


部室に戻ると、まずペピーノを食べることに。


やや硬い皮をむいていざ。


「ものすごく甘いって訳じゃないけど、メロンぽくて美味しい」と胡桃


「メロンだけじゃないかな。洋ナシ感もあるね。うん。美味しい」と杏奈


1つは採らずに残して後日に食べることに。


続いて紫ミニトマトに。


「甘い。紫色だけど味はまあミニトマトだね」と杏奈


「うんうん。美味しいのはもちろんだけど、なんかリコピン食べてるって感じ」


と胡桃は独特の表現で感想を言った。


この後は、ブログに収穫したのと味の感想を書いた。


胡桃は「来年はとうがらしがいいかなあ」と気が早い。


土は少し休ませて二学期からはハーブを育てる予定。


こちらも楽しみだと杏奈は思ったのだった。



「ねえ杏奈。やー!」


--------------------------------------------------


放課後二人は部室に集まった。


今日はあんくるキッチンラボの1学期の最後の活動の日である。


「杏奈今日は作りでいい?」


「国内・海外どっちにしようか」


「この前おやき作ったんだっけ。なら海外?」と胡桃


「そうだね。イタリア来い!」


杏奈はイタリアがどうしても来て欲しいみたいだ。


「ではさっそく。助けて世界の国ルーレット。やー!」


と胡桃が掛け声をかけてスマホをポチリ。


「出ました。カナダです」と胡桃


「有名国来た。でもさ…カナダ料理って知ってる?」と杏奈


「カナダと言えばメイプルシロップ。パンケーキ?」考えながら胡桃が答える。


「さっそく調べよう」


その結果カナダは移民国なので様々な国の影響を受けてること。


カナダ料理で検索すると、フィッシュ&チップスとか出てきた。


それイギリスじゃんと二人は思った。


そしてプーティンってのが国民食らしいのを知った。


調べるとカナダは多民族の国なので、


みんな出身の国の料理を作りシェアしてたらしい。


だからカナダ料理といのは少なくプーティンが貴重なカナダ料理とのこと。


材料はフライドポテト、チーズ(とろける的なMIXチーズ)、


グレイビーソース以上。


「問題はグレイビーソースってやつか」と胡桃


「うちで働いてるスーパーで売ってるよ」と杏奈


「そんなマニアックなの売ってるのか」驚く胡桃


「なんか海外の種類他の店より多く置いてるんだよ」


杏奈も不思議に思いながら言う。


「じゃあれっつらご~」


そして一応油と冷凍ポテトとチーズと謎のグレイビーソースを買ってきた。


調理実習室へ行って揚げ物したいというと先生はちょっと渋い顔。


とにかく火には気をつけることと


危ないので油は少量でとのこと。


さっそく揚げ物鍋に少な目の油を入れ熱す。


いい頃合いに冷凍フライドポテトIN。


きつね色にちかいぐらいまで揚げる。


揚がったら油を十分切ってから皿に。


そしてチーズとグレイビーソースをかけて完成。


先生と家庭科部の何人かが見に来た。


そして「これは何ですか?」と先生


「プーティンというカナダ料理です」と杏奈


「なんでカナダ?」と家庭科部


「世界の国のルーレットで出たから!」と胡桃


「えっ?」驚く家庭科部


「えっ?」その返答に驚く胡桃


「作るのは国内は調べたり、考えたりして選んで、


まあたまたまの時もありますが…海外はランダムで決めてます」と杏奈


「だから知らない国とか知らない料理なんだ」と家庭科部は納得した。


スマホでパシャリしてから試食。


「ちょいこってりだけどなんかクセになる」と胡桃


「濃厚なソースにチーズのまろやかさが加わって美味しい」と杏奈


「ねえ1つ食べていい?」と家庭科部


「どうぞどうぞ」と杏奈と胡桃


みんなで楽しくいただいたのだ。


そこへ先生が「あなた達二学期の文化祭はどうするの?」


二人は顔を見合わせた。


文化祭なんて考えてなかった。


「まだ考えてないです」と杏奈が言うと


「これまで色々やってるんだから発表とかしたらいい」と先生


「考えてみます」と杏奈


胡桃を見ると、すでにやる気でいる。


「胡桃、二人だけなんだからね」


「そうだけどさあ、何かしたいじゃん」


「わかった夏休みに考えよう」


こうして1学期の活動は終わった。



「ねえ杏奈。夏休みどうする?」

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