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第6話 和菓子と振り返りとひもかわうどん

ミニトマトとペピーノに支柱を立てて紐で軽く結んだ。


これで真っすぐ安定して育つはずと杏奈は思った。


そこへ胡桃がやってきた。


「順調に育ってるね」


「うん後は追肥(ついひ)っていって肥料を時々加えればね」と杏奈


「夏休み前に収穫出来そう?」と胡桃が聞いてきた


「上手くいけばね…」と杏奈


「さて今日の予定なんだけど、杏奈は和菓子好き?」


「う~んあれば食べるけど、正直和菓子はよくわからない」と杏奈


「なるほど。そんなあなたには和菓子を知ってもらう


きっかけを与えましょう」と偉そうな胡桃


「何を言ってるんだ?」ツッコむ杏奈


「和菓子作りに行こうってことだよ」と胡桃


「何処で?」と杏奈


「都心に向かう途中の駅からすぐ」と胡桃


「まあいいけど」と杏奈


「あんことか使った和菓子とお干菓子っていう乾燥した和菓子の


コースがあるけど…」胡桃が聞く


「あんこの方」さも当然と答える杏奈


「ですよねえ」納得する胡桃


と言うわけでさっそく予約を入れて電車でご~。


さっそく最寄り駅に着くと店へと向かった。


和菓子体験作りは女性が多かったのだが、


なんと海外からの方もいた。


時間になると和菓子の説明から始まり(日本語と英語で)


花型の練り切り作りときんとんの練り切り作りが始まった。


先生の講義を聞きながら、手でこね色をまぜ、またこねる。


二人ともあってるのかどうか慎重に考えながら作っていった。


お互い見比べると出来が違う。


周りの人をみても出来上がりが違う。


同じ材料を使ってるのに不思議に思った。


まだまだ和菓子に触った程度だけど、和菓子の奥深さを感じた二人であった。


その後完成したのをスマホでパシャリ。


後はその場で食べるか、100円足して容器を用意してもらい持って帰るか。


結局二人はその場でパクリ。


杏奈も胡桃も「美味しい」と満足。


その後に抹茶付きのコースや


お点前体験(お客様のためにお茶を点てる一連の手順や作法)もあるのを知り


抹茶が欲しかったと二人とも少し後悔。


お点前も大和撫子って感じで女子力上がりそうと思う二人であった。



「ねえ杏奈。ちょっと振り返ってみない?」


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放課後あんくるキッチンラボで二人が話していると


ノックがして家庭科の先生がやってきた。


二人は何かやらかしたんではとビクビクしている。


そして「杏奈さん、胡桃さん、ちょっとここの活動を拝見しに来ました」


そういうのでまずパソコンを立ち上げあんくるキッチンラボのサイトを見せた。


先生はじっくりとブログをみて、少し驚いているようだ。


「今までこれらをやってきたのですか」と先生


「「はい」」


二人もサイトを見て懐かしがってる。


まず作るでは


日本 チーズ焼き・けんちん汁・鶏飯


海外 ハチャプリ・ミシュカキ・ババガーヌシュ


お店に食べに行ったのは 深川めしと北本トマトカレー


工場見学は しょうゆ館・マヨネーズ工場・チョコレート工場


体験作りは 七味と和菓子


後は野菜の育成


そして資金調達にアルバイトをしていることも。


二人はあれはどうだった、これは楽しかった、美味しかっただの話し出した。


先生は「ずいぶん色々体験してるのですね。料理だけでも幅広く作っている。


工場見学や野菜の育成も素晴らしい。


工場見学についてちょっと教えてくれませんか?」


二人は先生に3つの工場見学の話をして。


そして胡桃はまだ行きたいとこがたくさんあると。


杏奈が「何処?」と聞いても教えてくれなかった。


先生は「わたし達家庭科部でも1度行ってみたいものです」


二人は今まで行った3つは土日は休みで平日のみだったこと。


予約して見学は無料だけど、電車賃や駅から歩くこと。


でも見学は大変勉強になったこと。


3つともお土産もらえて嬉しかったことなどを話した。


胡桃は先生にこっそりと今度行く予定でお勧めを話している。


杏奈は私も聞きたいと思った。


先生は今後の展望を聞いてきた。


胡桃は「基本これらをやって行きたい。もっとたくさん作って、


もっといろんなお店に行って、もっと見学や体験もしたい」


杏奈は「わたしも同じですが…他にこれらをみんなに知ってもらったり、


発表というか、還元したいというか…」


先生は「わかりました。素晴らしい考えです。


これからも無理はしない程度にやっていって下さい」


と言って部屋から出て行った。


二人はその後も今まで行った場所の話や今後行ってみたい場所を楽しく話した。



「ねえ杏奈。うどんは好き?」


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放課後二人は部室に集まった。


「杏奈うどんを食べに行くよ」


「駅前の?」と疑問に思いながら聞く杏奈


「まさか」と胡桃


「まあいいよ。讃岐うどん美味しいもんね」と杏奈


「残念ながら讃岐じゃないんだなあ」ともったいぶる胡桃


「じゃあどこのうどんよ」杏奈が聞く


「群馬」と胡桃


「えっ今から群馬に行くの?」驚く杏奈


「そうしたいんだけど、お金と時間がかかりすぎるから」と胡桃


「じゃあどうするの」と杏奈


「それが○○に群馬の支店があるんだよ。そこに」と胡桃が言った


「わかった。それでなんてうどん?」と杏奈が聞く


「ひもかわうどん」と胡桃


「ひもかわ?」杏奈は知らないようだった


「そう平べったいうどん」と胡桃


「きしめんじゃん」と杏奈


「ノンノン。きしめんのそうだなあ、5倍以上太い」何故かドヤる胡桃


「!!!」


「てなわけでれっつらご~」と胡桃が言った


電車に乗ってやってきた。


杏奈と胡桃の高校からそう遠くないところ。


店内に入るとかなり埋まっていたが、


ちょうど何人か出たタイミングだったので端の席へ。


注文は、メニュー見ながら記入方式。


「胡桃、うどんはうどんで、ひもかわって極太麺なんだよね」


「うん」と答える胡桃


「では相盛りとやかんてなに?」と杏奈


「さあ。でも下にMIX手書いてあるよ」と胡桃


「ハーフ&ハーフってわけか。下の写真みるとやかんはそのまま


やかんに入って提供されるのか…」信じられないといったふうの杏奈


そして二人は悩んで、


杏奈がひもかわうどん、かけ、わかめ 温


胡桃がひもかわうどん、ネギのつけ肉汁を注文した。


二人ともトッピングとかしたかったが予算が。


そして少し待つ。


注文受けてから麺を茹でるらしい。


その間テーブルにあるセルフのレモン水を飲んで喉を(うるお)す。


しばらくして、それぞれ注文したのが来た。


「これシートじゃん」と杏奈


「すごいね」と知ってるはずの胡桃も実物を見て驚く。


スマホでパシャリしてから食べる。


杏奈は温かいかけにシンプルにわかめだけど、


ひもかわうどんに苦戦。


「ツルツル美味しいけど食べにくい。でも美味しい」と杏奈


胡桃はざるに5枚入っているのを1枚ずつとり、ネギのつけ肉汁へ。


豚肉・焼きねぎ・しいたけの入ったつけ汁へIN。


「ややあっさりだけど美味しい。ひもかわうどんすごい」と胡桃


二人は満腹になりながら店を出たのであった。


「関東にもまだこんなすごいのがあったとは」と杏奈


「そうだよ。全国や世界の料理作ってるけど、関東も発掘していくよ」と胡桃


杏奈は次回は胡桃がどんなお店を言ってくるのか楽しみになった。


もちろん帰ったら私も探して、胡桃を驚かせたいと思ったのであった。



「ねえ杏奈。やー!」

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