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第35話 順調?と料理完成と完成後に

家に帰ると胡桃はさっそく作ってみた。


ネギを使った料理で真っ先に思いついたのがあったのだ。


千住ネギのペペロンチーノ。


以前絹さやで作ったものの、ネギ版だ。


さっそく調理。


美味しい。


が…オリーブオイルとにんにくの主張が強すぎる。


ネギの良さを消してしまっている。


食べた後苦みがくるぐらいだ。


これでは【千住ネギ】の特徴を理解しているか。


という部分がダメである。


加熱すると甘みが出るという特徴が全く生かされていない。


直観的に思った。


これは落ちると。


その後しばらく考え込んだ。


考え込んだがいい案は出ない。


胡桃はスマホに手をかけた。


そして「やー!」世界の国のルーレットを回した。



家に帰ると杏奈はさっそくいくつか作ってみた。


しかし、ネギのデザートの出来はいまいちだ。


ペーストにしたり、刻んでみたりもしたが上手くいかない。


ネギとデザートはかなり苦戦しそうである。


気分転換にデザート以外も作ってみようと思った。


真っ先に思いついた料理がある。


千住ネギのペペロンチーノ。


以前絹さやで作ったものの、ネギ版だ。


さっそく調理。


美味しい。


が…オリーブオイルとにんにくの主張が強すぎる。


ネギの良さを消してしまっている。


直観的に思った。


これでは落ちると。


その後しばらく考え込んだ。


考え込んだがいい案は出ない。


仕方がないので寝ることにした。


明日になればいい案が出るかもと思って。



翌日部室で胡桃が切り出した。


「ネギのデザート上手く言ってる?」


「順調順調。逆に良すぎて絞れないぐらい」と杏奈


「へえ。そりゃ楽しみだね。でも負けないよ」と胡桃


「胡桃はどうなの」


「順調順調。いい案出まくり」と胡桃


「それは楽しみだねえ。どんな料理か楽しみだよ」


お互い顔を合わせて笑いあっている。


内心の動揺を隠しながら。



「胡桃今日はこれからどうすんの?」


「え~と勉強かな」


「おおやる気になってんじゃん。いい感じ」と杏奈


いい案出まくりは本当なのかと思った。


「杏奈はこれからどうすんの?」


「わたしも勉強だよ」


良すぎて絞れないぐらいってのは本当なのかと思った。


「「それじゃあ」」


二人はそれぞれの家に帰った。


もちろんネギ料理の開発をする為に。



「ねえ杏奈。ようやく出来たね」


--------------------------------------------------


胡桃は世界の国のルーレットをまわして、料理を調べた。


「これでいこう」


ある料理が胡桃の目にとまったのだ。


ブレク。


ボスニアヘルツェゴビナとルーレットは出たのだが、


どうもブレクという料理は他の国でも作るらしい。


トルコとかセルビアでもこの料理の名前を見つける。


ボスニアヘルツェゴビナではかなりポピュラーらしいのと


国によって微妙にレシピが違うのも分かった。


渦巻き状にする国としない国があるらしい。


春巻きの皮なので、渦巻きにしない版を採用。


そして薄いパイ生地のフィロシートを使うのだが、


手に入らなそうなので、春巻きの皮で代用。


そしてフェタチーズという塩気が強く酸味のあるチーズを使うのだが、


手に入らなそうなのでクリームチーズで代用。


あとは挽肉と千住ネギを。


フライパンで挽肉と千住ネギを炒め塩コショウ。


クミン、チリパウダーを小さじ1ほど。


その後春巻きの皮にチーズと炒めたものを乗せ、春巻きを被せる。


180度のオーブンで30分で完成。


「美味しい」


胡桃は勝ったと思った。



杏奈は以前作った料理で合いそうなものがあったなと思っていたが


思い出せない。


仕方ないので、ブログをチェック。


そして、「これだ!」


杏奈が千住ネギに合うと思ったのは、ガルニ・ヤラフだった。


アルメニアの料理だ。


以前は加茂茄子で作っている。


今回は値段制限もある為普通の茄子で。


具はトマトに挽肉に千住ネギを。


仕上げにパセリのみじん切りをちらして完成。


「美味しい」


杏奈は勝ったと思った。



「ねえ杏奈。さっそく写真撮りだね」


--------------------------------------------------


後日、主催者側から千住ネギが届いた。


「普通のネギと見た目はそんなに変わらないかな」と胡桃


「若干太いような。中の巻きが多いのかもね」と杏奈


千住ネギが届いたので、さっそく料理をして写真に撮っていくことになった。


調理実習室で、お互い料理を作っていったが…


「杏奈それ、ガルニ・ヤラフじゃん」


「そうだけど、なに?」だからって感じの杏奈


「デザートじゃないの?絞り切れないぐらいあるって言ってたじゃん」


「あれ?ガルニ・ヤラフってデザートじゃなかったっけ」


としらばっくれる杏奈。


「どこがデザートよ」と胡桃がツッコむ


「しまった。勘違いしてた~」


「なんて白々しい。あんだけデザートで攻めるとか言っときながら」


「そういう胡桃は何それ?」


「ブレクっていう料理」


「何処の国?」と杏奈


「ボスニアヘルツェゴビナとかトルコとかセルビアとか…」


「ふうん。回したのね」


「そうだよ」


「まあいいわ。勝つのはわたしだし」と杏奈


「いんやこっちだね」と胡桃


そうしている内にお互いの料理は完成。


写真を撮ってから食べることに。


「「美味しい」」


お互いの料理を食べた感想である。


こちらもレシピを詳細に書いて、写真を張り付け、


後は応募期間になったら送るだけの状態にした。



片付けて帰ろうとすると放送が聞こえた。


「3年生の杏奈さんと胡桃さん。いらしたら至急校長室に来るように」


「「ええー」」


二人は校長室に向かったのであった。



「ねえ杏奈。まさか」

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