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第31話 メニューとメニュー案と年越し

冬休みになり胡桃の家でメニューの検討に入った。


まず新しいメニューのラインナップだが



しょうゆラーメン


味噌ラーメン


塩ラーメン


かけそば・うどん


たぬきそば・うどん


きつねそば・うどん


月見そば・うどん


カレーそば・うどん


カレーライス


からあげカレーライス


からあげ丼


焼きそば


日替わり定食


ご飯大盛り+60円



メニューが多いのか少ないのかよくわからない


ラーメン3種類はまあ無難としかいいようがない


そばとうどんは、たぬき、きつね、月見は一種類具を足すだけ。


カレーそば・うどんはカレーライスのカレーを活用だろう。


そのカレーライスにはからあげカレーライスというのもある。


これはからあげ丼のからあげをのっけるだけであろう。


からあげ丼と焼きそばはこちらもあったら嬉しいといった程度か。


日替わり定食はがんばっていると思う。


ごはんも大盛りにできるのは男子にはありがたいだろう。


さて…


「もうちょっと増やせないかな」と胡桃


「わたしメニュー見たとき駅の立ち食いそば屋かと思った。


駅の立ち食いってそば・うどん以外もラーメンやカレー売ってるじゃん」


と杏奈


「ああ、それわかる」と納得する胡桃


「これってさあ、男子向きだよね」と杏奈


「そうだね女子を意識されてないよね」


「まあそこが改善点だろうね」と杏奈


「女子向きか。オムライスとかスパゲッティとか難しいのかな」と胡桃


「両方ともメニュー案の料理と被っていない。


つまり活用は出来なく、新たに別の鍋で茹でたり作ったりしないと」と杏奈


「そこが難しいよね。可能なのかどうか」と胡桃


「でも女子にも受けるなら両品は欲しいね。これは聞いてみないとね」


「あとすぐ出来そうなこともあるよ」と胡桃が言いだした


「何?」


「ご飯の小盛りを設定する」と胡桃


「それはいいね」と杏奈も賛同


「後はオムライスとかスパゲッティみたいにもっと案考えようよ」


「だね」



「ねえ杏奈。あれも出来るかな」


--------------------------------------------------


「スパゲッティはわたしは可能だと思う」と杏奈


「してその理由は」と聞く胡桃


「スパゲッティは冷凍を使用する。これで茹で時間を大幅短縮出来る。


ソースはナポリタンなら簡単だよね。あとカレーも活用できる」と杏奈


「でもさ、一般的にスパゲッティといえばミートソース的なのがあるじゃない。


そこは?」と胡桃


「う~ん、事前に作っておくか、冷凍またはレトルトか」と渋い顔で答える杏奈


「そうなっちゃうか。ミートソースは要相談だね」と胡桃


「あっ簡易版トマトソースなら増やせる」杏奈が言う


「簡易版とは」


「トマト缶を使うの。簡単である程度の味は保証できるよ」と杏奈


「それなら野菜も加えたいね。冷凍でもいいから。メニューに野菜不足だよ」


と不満げな胡桃


「それね。野菜メニューないと思った。サラダは絶対欲しいね」杏奈も賛同


「グラタンやドリアは無理かな。冷凍になっちゃうだろうけど」と胡桃


「電子レンジで温めるだけなら、学食じゃなくてもいいってわたしは思う。


わたし的にはスパゲッティは冷凍okでグラタンの電子レンジはダメ」


とこだわる杏奈


「冷凍といえばケーキとかはどうかな」と胡桃


「いいんじゃないかと思うけど、ケーキに関しては学校側がうんというかだね」


と杏奈


「じゃあ冷凍炒飯は?」と胡桃


「う~ん、冷凍炒飯と冷凍ピラフはフライパンで温めるか…有り…かな…」


考えながら杏奈


「後はオムライスかな」と胡桃


「覆う卵さえ見た目にこだわらなければ


チキンライスなら作るの簡単だよね」と杏奈


「でも今まで出たのってたぶん向こうもある程度は考えていそう。


だからわたし達らしさも提案してみない?」と胡桃


「例えば?」


「不定期でいいから白ワインバター深川めしとチーズ粕汁の提供」と胡桃


「なるほど、たしかに有りかも」と杏奈


「この2つもしくは深川めしの場合は簡易版でも」


「後は文化祭で出したフレンチトーストもいけそう」と杏奈


「事前に卵液に漬けておけばバターで焼くだけだもんね」と胡桃


「ちょっとまとめてみようか」



スパゲッティナポリタン


スパゲッティカレーソース


スパゲッティトマトソース


スパゲッティミートソース(相談)


炒飯


ピラフ


チキンライス


オムライス


サラダ


フレンチトースト


ケーキ(相談)


白ワインバター深川めし


チーズ粕汁


ご飯類は小盛りにも対応


*スパゲティは冷凍を使用


*炒飯とピラフは冷凍か作るか相談


*ケーキも学食で出せるものか相談



とりあえずこんなかんじだね



「ねえ杏奈。年越しだね」


--------------------------------------------------


年末に胡桃の家に集まった。


年越しそばを食べて神社に鐘をつきに行こうということになったのだ。


「じゃ~ん深大寺そばを用意しました」と胡桃


深大寺そばとは、東京は調布にある深大寺周辺に伝わるご当地そば。


乾麺だけど、お値段は高め。


受験に向けて景気づけに奮発(ふんぱつ)したのだ。


そしてせっかくなのでつゆとえびの天ぷらは自分達で作ることに。


かつお節にしょう油やみりんを使いつゆを


卵に冷水と薄力粉でてんぷらの衣を。


えびは背ワタをとり腹側に切り込みを入れえびを真っすぐに。


ネギも少し加えて完成。


二人は年越しそばを美味しくいただいた。


その後は近くのお寺へ。


鐘をつく整理券をもらい、ぶらぶらしてたら順番がまわってきた。


まず胡桃が。


そして杏奈が鐘をつく。


二人で年を越した。


去年は何といっても料理協議会の印象が強い。


今年はは受験だけど、どうしようか。


雪辱を晴らしたい気持ちと、受験だから無理かなという気持ちと。


「胡桃あんたはどこの大学目指してるの?」


「○○大学か○○大学」と胡桃


「わたしと一緒じゃん」


「えっそうなの?」驚く胡桃


今更であるがお互い目指してる大学を知り、一緒であった。


もちろん何を学ぶかを考えると大学は絞られる訳で…


「じゃあお互い頑張ろう」と胡桃


「だね大学でも一緒にいたいね。胡桃はその…がんばらないとだね」


「なにそれ、どういう意味?」不満げな胡桃


「別に」


「確かにわたしの学力では…」と頭を抱える胡桃


「だからがんばりなさい」


「うぅ…」


「わからないとこは教えてあげるから。一緒にがんばろう」


新年を迎え二人は新たな目標をたてた。


大学にいっても一緒でいられるように。



「ねえ杏奈。担当者とうち合わせだよ」

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