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第17話 スーパーと料理教室開始と実習開始

「杏奈。おやきの方はどうする?」


「おやきは生地さえ作れればいいからね。生地を中力粉(ちゅうりきこ)にするか、


強力粉と薄力粉のMIXにするか」と迷う杏奈


「MIXにしようよ。中力粉手に入りづらいから、手に入りやすい方で」


と胡桃が言った


「そうだね。そうしよう。具材はたくさん揃えたいね」と杏奈


「うん。和洋中といくつか用意して、好きなの組み合わせてもらうの」


と胡桃が言う


「だね。具材を何にするか決めるだけだね」と杏奈


そうしてると杏奈が急に出かける準備を。


「何処へ行くの?」胡桃が聞く


「バイト先のスーパー」と杏奈


「これからアルバイト?」と胡桃


「まさか。食材の打ち合わせ」と杏奈が言う


杏奈が一人で行くっていってたが、胡桃も一緒にスーパーに行った。


でも商談は杏奈一人でやるとのこと。


スーパーの部外者に聞かれたくないからと。


まあ社割があるからってことなんだって。


その間、胡桃はスーパーを見て回った。


総菜コーナーや、鮮魚、精肉、青果を見て回る。


鮮魚で八角(トクビレ)やシイラを見て、どう料理するんだろうと思ったり、


鮮魚であじ一尾と総菜のアジフライは何故調理されていない


あじ一尾の方が高いんだろうとか、


青果で大きいねぎがあると思ったらリーキという


西洋ねぎなんてものだったとか、


色々と興味深い事がいっぱいだ。


そうこうしてると杏奈が戻ってきた。


「お待たせ。だいたいのこと話してきたよ。まだ正式決定じゃないけど」


「そっかあ」と胡桃


胡桃はせっかくなのでリーキを買うことにした。


「何それ?何に使うの?」と不思議がる杏奈


「さあ。生食に向かないけど、


煮込むと美味しいって書いてあるよ」と胡桃


「西洋ねぎってぐらいだから洋食に合うんだろうね」と杏奈


「じゃあ今日作るグラタンに入れてみるよ」と胡桃


「いいなー。わたしも食べたい」と杏奈が言う


「じゃあこのままうちに来なよ。


一緒に作ろう。おやきの具材のこともあるしね」


リーキ入りのグラタンを二人で作って食べたのであった。


リーキは見た目長ネギだけど、


味は玉ねぎみたいで美味しかったのである。



「ねえ杏奈。そろそろ料理教室だね」


--------------------------------------------------


3学期になって少し経ったある昼に、


料理教室(家で作れる料理)が開催された。


人数は調理室満員の30人である。


実はアンケートを取った後に、希望者が出てきて、


最終的には店員オーバーになり断りもでたのだ。


杏奈と胡桃は申し訳なく思いレシピをコピーして


参加できなかった人に渡している。


さて30人の内訳だが…


男子12人女子18人とアンケートを書いてくれた男子は


ほとんどこちらに来た。


そして3年生も何人かいる。


どうやら推薦組らしい。


それで春から大学生になり、一人暮らしをするので料理をと予想。


一年の女子中心と思っていた二人は、


予想外の内訳に緊張している。


時間になると、各自エプロンをして場所に着きはじめた。


杏奈が挨拶を始めた


「初めまして。みなさん。お食事研究会の杏奈です。


本日はお集まりいただきありがとうございます。


今日は生姜焼きと肉じゃがを作りたいと思います。


みなさんよろしくお願いいたしましゅ」


と最後に緊張で噛んだ。


「初めまして。同じくお食事研究会の胡桃です。


流れと致しましては、まず肉じゃがの下ごしらえから始めます。


そして煮込んでいる間に生姜焼きを作ります。


その後再び、肉じゃがの仕上げにはいります」


こちらはどうどうとした説明である。


「肉じゃがを煮込む時間は30分ぐらいですので、


生姜焼きは余裕をもって作れまっす」


とまた噛む杏奈さん


「野菜の皮むきですが、包丁とピーラーの2つ用意しました。


どちらを使っても構いません。


まあピーラーの方が安全だし楽なので私はピーラーを薦めま~す」


胡桃は堅苦しさが抜けてきた。


「調理に関してはこちらで順番に説明。そしてわたし達二人と


先生がみなさんを見て回りますので、質問等があればお気軽に」


とようやく噛まなくなった杏奈


「みなさん。料理は楽しく安全にです。刃物でケガをしないように。


そして火を扱うので細心の注意を。


後、実は杏奈がちょっとだけ良い肉を用意してくれました。


食べるの楽しみですよね。ではみなさんはじめましょう」


と胡桃が言った



「ねえ杏奈。家で作れる料理の開始だよ」


--------------------------------------------------


肉じゃがと生姜焼きの実習が開始した。


二人は手順を説明した後、先生と一緒に調理を見て回る。


その都度質問に答え、時にはお手本を見せた。


じゃがいも、にんじん、たまねぎを処理し、豚肉も切る。


鍋に油を入れ豚肉を炒める。


水としょうゆ、酒、みりん、顆粒だし、砂糖をいれたら弱火で煮込む。


そして生姜焼きにチェンジ。


豚生姜焼き用ロース肉に片栗粉をまぶし、はたく。


フライパンに油を熱し、豚肉を焼く。


酒、みりん、しょうゆ、砂糖、生姜(今回はチューブ)を


混ぜたのを入れて煮詰める。


これで生姜焼きは完成。


そして肉じゃがに。


煮込んだのをみて、肉とじゃがいもに火が通ったら完成。


みんな真剣に作っていた。


そして試食タイムだが。


「杏奈が白米欲しいだろうというので用意しておきました」と胡桃


みんなに少量だけど炊き立ての白米を配って試食。


「美味しい」


「これ思ったより簡単。一人で出来るね」


「男の俺でも出来た」


「白米とめっちゃ合う」


「今度親に作ってあげようっと」


二人は好評でホッとした。


最後に「後片付けまで料理です」と胡桃が言って


みんなでお皿や調理器具を洗って終了。


レシピのコピーをみんなに配り解散となった。


「やったね杏奈」


「あ~緊張した。でも楽しかった」


「二人ともお疲れ様でした。自分達で作るのと教えるのは違うこと。


二人の勉強になってくれれば幸いです。


あらまだ次もありましたね」と先生


今度は料理教室おやき編である。


今回成功したが次回は人も料理も変わる。


気を引き締めないとと思う杏奈と胡桃であった。



「ねえ杏奈。おやき楽しみだね」

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