表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/11

第10話 シシリアンライスと甲府と宇都宮

夏休み、あんくるキッチンラボの主張所こと胡桃の家。


二人はお昼を何にするか決めていた。


「国内、海外どっちにする?」と杏奈


「どっちでもいいけどさ、以前マヨネーズ工場に行ったじゃん」と胡桃


「うん」


「その時にお土産で貰った、小分け用のマヨネーズを使いたいんだよね」


マヨネーズをみながら胡桃が言う。


「じゃあマヨネーズ使った料理だ」と杏奈


「ついでに言うとご飯系がいいな」と胡桃が言った


「じゃあ調べようか」と杏奈


「そうだね」


二人はネットで調べた。


「胡桃、これどう?シシリアンライスっての」


「何処の料理?」と聞く胡桃


「佐賀だね」答える杏奈


「なになに、皿に温かいライスを敷き、


その上に炒めたお肉と生野菜を盛り合わせ、


マヨネーズをかけたものと書いてあるね。美味しそうじゃん」と胡桃


「じゃあ決定だね」


「材料は?」と聞く胡桃


「牛肉、玉ねぎ、レタス。ミニトマト、


後は各種調味料。もちろんご飯もね」と杏奈


「じゃあ買い出しに行きますか」と胡桃が言う


そしてさっそく材料を買ってきた。


まずはご飯を炊く。


その間に、玉ねぎを薄切り、レタスをちぎり、ミニトマトを半分に切る。


フライパンに油をしき、牛バラ、玉ねぎを炒める。


酒、みりん、砂糖、しょうゆ、おろしにんにくを加える。


更にごはんを平らに乗せ、牛玉ねぎ、レタス、ミニトマトを乗せ、


最後にマヨネーズをかけて出来上がり。


さっそく「「いただきます」」


「野菜と濃厚な味付けの肉でごはんが進むね」と杏奈


「だね。マヨネーズも良い感じ。


わたし的には、一味とかかけてもよかったかな」


と胡桃が言う


こうして佐賀の味を満喫(まんきつ)したのでした。


「そういえば杏奈、文化祭どうする?」


「二人だけじゃ無理でしょ」と答える杏奈


「でも参加したくない?」と聞く胡桃


「そりゃまあ…」と杏奈


「家庭科部はどうするんだろ」と胡桃が言った



「家庭科部は毎年、手作りクッキーや手作りブレスレットの販売だって」


杏奈が答える


「料理、作って店出すんじゃないんだ」驚く胡桃


「そうみたいだね」


「てことは調理室を使えるのでは」ニヤリとしながら胡桃


「あんた一人がキッチンでもう一人が接客でまわると思ってるの?」


とツッコむ杏奈


「じゃあうちらも作りおきにする?」と胡桃


「しかないんじゃない」渋り気味に答える杏奈


「そっかあ」


胡桃は納得してるふうだが、内心は不満そう。


でも二人では無理だって。



「ねえ杏奈。初の関東県外だね」


--------------------------------------------------


夏休みのある日、二人は電車に乗っていた。


しかも遠出である。


「3時間ちょっとだよね」と胡桃


「うん。流石にちょっと遠いね」と杏奈


二人は山梨県の甲府に向かっていた。


初の関東から外に出ることになる。


8時ちょいには家を出てようやく昼頃到着した。


「初山梨だ。せっかく遠くまで来たんだから美味しいもの食べるぞ」


と意気込む胡桃



「だね。さっそく辺りを散策しない?」と杏奈


「しようしよう」


駅周辺をぶらぶらしていると早速雰囲気ある店を発見。


「ここほうとうが食べれるよ。杏奈」


「この店に入ろう」食い気味に答える杏奈


店内は座敷とテーブル席。


なんか古き良き定食屋って感じだ。


木をベースにしてて雰囲気がよい。


さっそく案内された。


店内は結構混んでいる。


メニューを見て…


「かぼちゃほうとう」と杏奈


「わたしは豚肉ほうとう」と胡桃


さっそく注文をすると店員が


「鳥もつ煮もおすすめですよ」


というので一緒に1つ頼んだ。


まず鳥のもつ煮が。


量が多い。


二人で1つで正解だった。


味は甘辛くて濃い味付け。


「「美味しい」」


と言ってるとほうとうがやってきた。


「鉄鍋!」と胡桃


杏奈のかぼちゃほうとうは、大き目のかぼちゃに野菜たっぷり。


胡桃の豚肉ほうとうは豚肉にこれまた野菜たっぷり。


ほうとうは、もちもちで美味しく、


味噌仕立てのスープもダシが効いていてる。


杏奈も胡桃もその味と量に大満足。


山梨まで来たかいがあったと思った。


再び街をぶらぶら。


するとブドージュースなる看板が。


二人はメニューを見て購入。


杏奈がベリーA。


胡桃が甲州を。


どちらもワインの品種だそうです。


濃厚で美味しく、今まで飲んだブドウジュースはなんだったのかと


思わせる味でした。


帰ろうとすると信玄餅の看板が。


しかも生信玄餅なるものも。


さっそく二人はお土産に購入した。


帰ってから食べると、驚くほど柔らかく、舌でとろけるような食感。


もちろん味もきな粉と濃厚な黒蜜を合わせて食べるのが絶品でした。


ほんと遠出したかいがあったと思った二人だったのである。



「ねえ杏奈。つぎはこっちの番だからね」


--------------------------------------------------


夏休みのある日、二人は電車に乗っていた。


この前の甲府とは別方面である。


目的は栃木の宇都宮。


そう、餃子を食べにである。


今度は2時間ちょっとで着いた。


それでも十分遠出である。


夏休み最高。


駅に着くと、ようこそ宇都宮へ!待ってたワン!


餃子犬じゅべえなるものがお出迎え。


更に駅を出ると餃子象が。


宇都宮すごいなと二人は思った。


しかし二人は本当のすごさをまだ知らなかった。


まずは目指すは餃子通り。


ここにたくさんの餃子のお店があるらしいのだが…


どこも長蛇の列。


どんだけ待つのだろうか。


宇都宮すごい。


仕方なく一旦駅へ。


駅ビルにも何店か、餃子専門店があったはず。


そして色々見て回ってようやく1店目に入った。


店内に入るとガラス越しに餃子を包んでる作業をしてるのが見える。


ここに決めたのは個性的な餃子のメニューが目についたからだ。


さっそく二人で話し合い注文。


胡桃は麻辣(まーらー)焼き餃子。


杏奈はパクチー焼き餃子。


他にも種類があり、クルミカレー水餃子も捨てがたかった。


注文したのが届き、さっそく食べることに。


「麻辣やばい。超美味しい。担々麺系でちょい辛いのが良い」と胡桃


パクチー焼き餃子は餃子と一緒に大量のパクチーが。


添えられたレモンを絞って食べる


「パクチーがやや勝ってるけど、美味しい。


これ具にも練りこんであるのかな」と杏奈


よくみたらレモングラスのソースも。


味変して美味しい。


お互い交換しようと思ってたら


胡桃は麻辣餃子が残り1個しかない。


しょうがないので、パクチー餃子を1つあげることにして、


杏奈は胡桃からもらうのは諦めた。


それから駅周辺を再びぶらぶら。


するとある有名ディスカウントストアの地下に面白い店が。


そこではたくさんのお店の餃子が食べれるみたいだ。


常設店と日替わり店に分かれており、


日替わり店ではたくさんの店の餃子が食べれるとのこと。


しかも盛り合わせなるものがあり、別々の店の餃子が食べれる。


A盛りとB盛りがあるので、胡桃がA盛り。


杏奈がB盛りを頼んだ。


10個5店舗の餃子が乗っているお得な仕組みだ。


1店舗2個でお互い1つずつ交換。


つまり10個10店舗の餃子を食べてのだ。


「当たり前だけど、どれも味が違うね。このシステム良い」と胡桃


「だね。たくさんの店の味が楽しめて良いよね」と杏奈


こうして二人は餃子を食べるのに満足したのだ。


帰りに栃木名物レモン牛乳も忘れずに飲んで。



「ねえ杏奈。文化祭だけどさあ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ