壊れた世界の当たり前が起きる前…
前回のあらすじ…
3人親子の部屋に招かれた晴人達一行は、ひと時の休憩をすることにした。
そして、親子とともに食事をすることになったが、出てきたのはまさかの肉料理…
さすがに頂くのは忍びないと思い、晴人たちはこれを丁重にお断りし、自分たちはいつも通り缶詰を食べることに…
食べ終わったあと、シンはベランダに出て、何かを調べ、何か静かに悟る…
(ガラガラ…)
シンがベランダから戻ってきた…
晴人「あっ、シン。」
シン「現状と明日の順路について話すぞ…」
麟「わかった、はい地図…」
麟はシンに地図を渡す…
シンは地図を受け取り、床に広げる…
シン「あの波が来てる方角はここ…今俺たちがいるのはここ…」
菫「よくわかりますね…」
シン「波は今こういう風に進んでる…今俺たちがいるここも5日後には更地だ…」
艾「5日後…離れてると言われれば離れてると思うけど…」
晴人「というか、このことあの人達に言わなきゃ‼」
晴人が親子に波のことを言おうとすると…
麟「待って、もう寝てるかもだし…明日出発するときでもいいんじゃないかな?」
菫「そうですね、この世界じゃ安心して眠れる日なんてあんまりないですし…」
現に晴人たちは屋根の上で寝た経験もあるが、疲れを癒し切れていなかった…
晴人「そうだね…」
シン「話を戻す…明日はこの方向に進む…ただ、この場所は避ける…」
シンの指さすところはビルが立ち並ぶオフィス街…
晴人「どうして?」
麟「確か…オフィス街は建物が高くて、そこを陣取ってる人達がいるかもしれない…だったよね?」
シン「正解だ金髪…オフィス街を通るのはリスクがある、だからここは迂回して進む…」
晴人「でも、人がいるってことは助けてくれるかも…」
晴人がそう口にした瞬間、シンの目の色が変わった…
シン「おい地雷壁…そんな甘い考えは今すぐ捨てろ…今この世界で生き残ってるのは人を利用することしか考えてないクズか、それに使われてる弱いやつだけだ…お前らみたいな…」
そう話すシンの目には光がなかった…
晴人「でも、あの親子は僕たちを助けてくれたじゃないか…あの人たちもクズだって言いたいのか?」
晴人はシンに言い返す…だがシンはこう返す…
シン「さぁな…お前にそう映ったならクズじゃないんじゃないか?」
晴人「はぁ?」
シンはなぜか濁すような回答をする…
シン「話を戻す…迂回したらあとはまっすぐ…波から遠ざかるように進む…あとはいつも通り…」
艾「歩き…ね…」
菫「しばらくこういった休息は取れなさそうですね…」
麟「じゃあ、早いところ寝ちゃおうか。」
そして各々布団に入る…
艾「こんな世界でいうことじゃないかもしれないけど、寝込み襲ってきたら…分かってるよね?」
菫「襲いませんよ⁉」
麟「安心した…じゃあ、お休み…」
各々眠りにつく…だが晴人とシンは寝たふりをしていた…
シンはポーチから注射器を取り出し、それを腕に刺す…そして数を数える…
シン「あと…27…」
そしてシンはソファに座り、布団をかけ、目をつむる…
その一部始終を晴人は目撃していた…
晴人「(やっぱり何か注射した…何を注射してるかはさっぱりだけど…)」
そしてそんなことを考えていると、晴人はいつの間にか眠っていた…
そして夜の闇が部屋を包むとき…
?「眠ったわ…」
?「よし…始めよう…」
何者かの声が部屋に響く…
続く…
この度は壊れた世界の嘆きの歌を読んでいただきまして誠にありがとうございます。
燃料とお金が切れている作者の妖峰輪廻です。
お金が欲しいぃぃぃ…
そして皆さん‼私に燃料を‼アクションや感想という燃料をください‼
創作脳を動かすための燃料をっ‼
はい、そんなことはいったん置いておいて…
今回は雲行きが怪しい回でしたね。
ここからどうなるか、ぜひ想像しながら次回をお楽しみに‼
そしてぜひアクションや感想なんかももらえると創作の励みになりますのでお願いしますっ‼
それでは、また次のお話でお会いできるのを楽しみにしております。




