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歩き続ける骸道…そこで出会うは同志か獣か屍か…

前回のあらすじ…

身を隠しながら進んでいた一行…

とある交差点に入ったとき、道の一つを見た瞬間、その惨状に驚愕した…

四肢のいずれかが欠損している死体…上半身と下半身が泣き別れになっている死体…もはや死体とは言うより血だまりというほうが近いもの…それらが道路の一面に散乱している地獄絵図…

晴人たちはそれらを自分と重ねてしまう…気がおかしくなる前に離れ、シンの後を追う…


シン「そろそろ夕方か…」

屍だらけの骸道を物陰に隠れながら進んでいく一行…

晴人「それにしても…こうなる前は時間が経つのが遅いと思ってたんですけどね…」

麟「そうですね…」

艾「今じゃあっという間に夕方になってる…」

晴人たちは小声でそんなことを話し合っていた…

しばらく進んでいると、目の前に公園がある市営住宅に来た。

シン「時間的に今日はここまでだな…」

麟「今日はそこの市営住宅かな…」

シン「ちっ…仕方ねぇか…」

今夜は市営住宅で夜を明かすことになった晴人たち…

一階から二階に通じる階段は破壊されていたため、頑張って上った。

艾「んっ‼んっ‼」(ぴょんっ ぴょんっ)

菫「モギさん、掴まって。」

身長が小さく、上がれなかった艾を菫が引き上げる。

艾「ありがとうございます、菫さん。」

菫「どういたしまして。」

二階に上がると、廊下には案の定骸が…

晴人「ここもか…」

一行は三階に上がることに…

……

廊下には、風が吹き抜ける音しかしない…

シン「…」(スッ…)

すると、シンはとっさにナイフを構える…そして、足元のガラスを踏まないように慎重に歩く…

晴人「シン?」

シン「(静かにしろのハンドサイン…)」

そのハンドサインに従い、静かについていく晴人たち…

そして、304号室の前に来ると…

(ガバッ‼)

何かがシンに飛びかかってきた…が…

?「がはっ⁉」

シンはその何かを壁に押さえつけ、ナイフを突きつける…

シン「ちっ…生きてるやつか…」

晴人「え…人⁉」

?「あぁ…すまない…奴らかと思ってしまって…」

なんと飛びかかってきたのは生きている人間だったのだ…

麟「まさかまだ生き残りがいたなんて…」

?「私もだよ、まさかまだ生きている人間がいるなんて。」

話し込んでいると…

(ガチャ…)

?「あなた?大丈夫?」

?「大丈夫パパ?」

艾「え…子供…」

菫「それに奥さん⁉」

なんと親子で生き残っていたのだ。

晴人「まだ生きている人がいて…本当によかった…」

父親「えぇ、本当に…」

お互いまだ生存者がいることに涙を流していると…

母親「そうだ、ここで会ったのも何かの縁ですし、ごちそうしましょう、まだお肉はありますし。」

父親「そうだな、次いつ会えるかわからないしな。」

シン「……」

子供「やった~お客さんお客さん♪」

晴人「ありがとうございます、いいよなシン?」

家族のお誘いを受けようとする晴人だが…

シン「ん?あぁ…」

どこかパッとしない返答をするシン…

母親「では、どうぞ♪」

そして家の中へと導かれる一行…

その中で一人…シンだけはいつも以上に目を鋭くしていた…


続く…

この度は壊れた世界の嘆きの歌を読んでいただきまして誠にありがとうございます。

働きたくないわけではないが家からは出たくない、作者の妖峰輪廻です。

家から出たくないです…家で仕事をしたいです…こたつでぬくぬくしながら仕事したいです…

そんなん知らんがなって話ですけどね…

というわけで、今回は晴人たちの他の生存者グループを出してみました‼

まさかの家族で生き残っていたという強運の持ち主たちですね。

まぁ運も実力の内といいますからね。

この家族たちとこの後どうなるかっ‼ぜひお楽しみに‼

それでは、また次のお話でお会いできるのを楽しみにしております。

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