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屍の道…鼻腔を刺す腐臭と死臭…

前回のあらすじ…

規格外な巨躯を持つ変異感染者と遭遇してしまった一行…

シンは晴人たちに静かにするようにハンドサインを送るが、晴人は誤って小枝を踏んでしまう…

その音に反応して変異感染者は晴人たちの方向に向かって行くが、シンが背後から変異感染者の頭に飛び乗る…そして、変異感染者の両目をナイフで貫き、脳髄を機能停止にする…

シンは再びメモを取り、晴人のあだ名を地雷壁に変更し、晴人は自分の不注意で誰か死ぬところだったことを反省する…


一行は物陰から物陰に移りながら移動している…

シン「………」

シンは落ちている空き缶を拾い上げ、交差点の中央に向かって投げる…

(…………)

シン「(ぶん…)」

数秒待って、何も出てこないことを確認し、シンは晴人たちに「来い」のハンドサインを送る…

晴人たちは足元に注意しながらシンについていく…

交差点の中央に付近の壁に張り付き、慎重に確認するシン…

シン「うっ…」

シンが突然顔をしかめた…

麟「シンくん?」

晴人「どうかした?」

シン「……なんでもない…行くぞ…」

シンは感染者がいないことを確認し、慎重かつ素早く移動する…

晴人たちは好奇心から、シンが見ていたほうの道路を覗いてみた…

晴人「うっ⁉」

麟「なに…このにおい…」

菫「息をするのも…一苦労ですね…」

艾「そりゃそうでしょ…だってこんなに…」

シンが見ていた方の道路には、五体満足ではない屍がそこら中にあった…

首から上がない屍…上半身と下半身が泣き別れになっている屍…四肢のいずれかが欠損している屍…首だけの屍…そして、人だったとは判別できないくらい…もはや屍というより血だまりいう表現が正しいものがあった…

それらの屍たちが放つ、吐き気を催す…鼻腔を突き刺す強烈な腐臭と死臭…それが道路に充満していた…

晴人「こんなの…人間ができるわけない…」

麟「でも…ただの感染者でも…」

麟はただの感染者でもこんなことできない、と言おうとしたとき、先ほど出くわした、規格外の巨躯を持つ変異感染者を思い浮かべた…

そう…この地獄絵図を作り上げたのは、ほかでもない…あの変異感染者…

晴人「もし…シンがさっきの奴をやってなかったら…」

そう思った瞬間に、道路に置かれている屍たちが自分たちに見えてくる…

晴人「うっ…」

麟「早くシンくんのところに行こう…」

菫「そうですね…ここにいたら…」

艾「うん…気が狂いそうになる…」

屍たちの骸道を横目に、シンの後を追う晴人たち…

そして晴人は、先ほど自分の不注意でみんなを危険にさらしたことを再び反省する…

晴人「もっと…もっと気をつけなきゃ…」

そう決意する晴人を、シンは横目でにらんでいた…


続く…

この度は壊れた世界の嘆きの歌を読んでいただきまして誠にありがとうございます。

5か月と25日ぶりの更新、作者の妖峰輪廻です。

久しぶりの壊ラメの更新となります‼長らくお待たせさせてしまい申し訳ございません…

自分で書いていて思いますが、やはりグロ要素を文字に起こすのって難しいですねぇ…

特に原型を留めてないお人形さんを表現するのは…

これからもこのような不定期更新にはなってしまいますが、ご了承ください…

面白い、続きを見たいと思った方は、よろしければリアクションや感想を送ってくださると幸いです。

作品制作の励みになりますので、できればよろしくお願いします。

それでは、また次のお話でお会いできるのを楽しみにしております。

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