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8話 妖精達と楽しい時間?

投稿!

6話 謎の精霊

の冒頭を少し書き換えました。妖精全員が喋れるのはゲームのスペックが高すぎるかなとか現実的な所を考えちゃったので考えちゃったら書き直したい。

てな訳でして50人の妖精の挨拶はマリィがしてくれた事となりました!。


パチッ


僕は大きなあくびをしながら目を覚ます。


「はぁぁあ、戻ってきたんだ。」


眠っていたからか視界が何となくぼやけているが花畑にちゃんと帰ってこれたみたいだ。


<あ!。花薫、おはよう。>


「おはよう、マリィ。」


<グラドッツには会えた?。個性的だったでしょ。>


「会えたけど……。ってマリィも、グラドッツに対するイメージはそんな感じなんだ…。」


<それはもちろんそうよ!。>


もちろんなんだ…。


<力になりたいってグラドッツは言ってたけど。ちゃんと話し聞けた?>


「うん!、忘れずに聞いてきたよ。」


<それは良かったわ。>


なら安心ね。とマリィは僕が目覚めたと報告をする為に妖精達に号令をかける。


<皆んな〜集まってぇ。>


視野が徐々に戻ってきた僕は妖精達の会議をぼっ〜と眺めてたんだけど、ん?あれ?妖精の数が異様に減ってないか?。


1、2、3、………10人しか居ない。


<それじゃあ、皆んな解散!。>


妖精達に報告をし終えたマリィが3人程妖精達を引き連れて戻ってきた。


<どうしたの花薫?。>


「いや、妖精達の数が少なくなってるなぁと思って。」


<?。あぁ、そっか。花薫は寝てたもんね。>


<他の皆んなはティーパーティーに満足して持ち場に戻ったよ。>


あれだけの大人数が急に居なくなると景色が静かになるもんだなぁ……。


「皆んなは楽しんでくれたのかな?。」


<それはもちろん!。花薫が起きたらありがとうって伝えておいてって任されたんだから。>


そっかぁ…それは良かった。事の発端は僕がマリィとぶつかってしまった謝罪の為にティーパーティーを開いたわけで…。


ありがとう何て言われる筋合いはないとは思うけど…。


<そんな事ないわよ。>


!?


声に出てたかなぁ?。ここ…


<ちなみに心は読めないわよ。花薫は分かりやすいのよ、表情に出過ぎ。>


<絶対、嘘とかつけないタイプね。>


とマリィが笑いながら僕の事をからかってくる。


<3人もそう思うでしょ。>


マリィの後ろでクスクスと笑っている3人娘はリドビィー、エリシー、アルベリルだ。


この子達はマリィと同様に喋れる妖精だ。


確か3人はマリィの大親友とも言ってたっけ。


<失礼だよ、マリィ。>。


<私はマリィに賛成!。ふふふ。>*


<嘘が付けない人は純粋な人って言うよね。だから花薫は優しいのかも。>:


と意見は三者三葉だった。


このままだと生徒にいじられ続けるおじいちゃん先生みたいになってしまう。一旦話題を変えないと


「そ、それより。3人を連れて、マリィは何するの?。」


<それはねぇ…。花薫に花かんむりをプレゼントしようと思って!。>


<じゃーん!>


――――――――――――――――――――――――


[鑑定眼]


妖精の花かんむり


妖精達が作った花かんむり。この花かんむりを被ると状態異常を無効化する。


――――――――――――――――――――――――


見た目は可愛いのに性能は強そう………。


<4人で一生懸命作ったから。良かったら貰って!。>


「いいの?。こんな力作を貰っちゃって。」


<いいの、いいの。お礼だから。>


はい。とマリィから花かんむりを手渡される。


せっかく貰ったんだから今日はずっと被っていようっと。よいしょっと


「似合うかな?。」


<うん。とっても!。>


「リドビィー、エリシー、アルベリル、そしてマリィ、ありがとう。」


<きゃぁあああああ。>


感謝を伝えると3人娘は名前覚えてくれてたなどと叫びながらどこかえと飛んで行ってしまった。何か悪い事しちゃったかなぁ……。


「マリィ、僕は何かしちゃったのかな?。」


<え、えっとぉ…。お礼を言われたのが嬉しくて皆んな飛び跳ねちゃったのよ。直に戻ってくるわよ。きっと……>


「そっかならいいんだけど…。」


<チッ、ライバルが増えやがった。>


「なんか言った?。マリィ。」


<なんにも言ってないよー。>


そんな発狂3人娘を待ちながらマリィに花かんむりの作り方を教わったり、魔法「乾燥」を使用してみたりとのんびりfvenライフを楽しんでいると。


「すいません。」


と突然声をかけられた。


僕は声がする方へ振り向くと僕と同じ冒険者(プレイヤー)が立っていた。


初めて同じ冒険者に会えて嬉しくなってしまった僕は交流がしたくて近ずこうとしたその時、


<花薫、下がって。>


明るくて元気なマリィのトーンが冷たい氷のように下がる。


「わ、わかった。」


同じ冒険者だからと内心喜んでいたけど妖精的にはそうでは無いみたいだ。


「君ではなく、彼に用事があるんだ。済まないが退いてくれないか。」


<花薫!、この人とは話しちゃダメよ。>


<この前、グラドッツと私達が丹精込めて育てた花を無断で持っていった仲間の1人なの。>


「無断で…。」


目の前にいる男の冒険者が驚いた様な目線でこちらを見ている。


「君!。もしかして、妖精と喋れるのか!?。」


喋れるのかって、驚かれても…。これが普通じゃないのかな?。応えたいけど、マリィには喋るなって言われちゃったし。

ごめんなさい!。同じ冒険者(プレイヤー)さん、無視させてもらいます。


「そうか…。教えてくれないのか。」


<花薫!。この男何かしてくるわ。花薫のレベルじゃ立ち往生になっちゃう。>


<先に謝っておくわ、ごめん!。何処に飛ぶか分からないけど。私の得意な妖精魔法使っちゃうね。>


「え?。」


僕が立っている真下に魔法陣が現れる。

これって…まさか!。


<テレポート!。>


シュン


<噴水の真上にテレポートしました。>


わぁ!、お決まり展開!

じゃなくて!!


「おち、落ちるうぅぅうううぅうう。」


ザバァアアアン

読んで頂きありがとうございます。

すいません訂正とか色々してます。タイトルに話数をつけ忘れていたので加え直してます。

あとは前書きに書いた通りです。


ちなみに喋れるキャラには秘密があったりします。

後々書いてくつもりです。


ブックマークもありがとうございます。

誤字脱字があったらすいません。

次回からは冒険者との交流パート、突入だと思います。…多分…

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