6話 謎の精霊
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主人公お人好しで天然なのか書いてる僕が分かんなくなってきました。
ツッコミ所満載なVR小説になってきてて見てくれている方はついて来れているのかと不安になってきてます。
「みなさーん。紅茶はいくらでも出ますからね。欲しい方はベルでお呼びくださ〜い。」
チリンチリン
「今、行きま〜す。」
妖精の数に驚いていた僕ですが。今、僕はティーパーティーの店員さんしてます。
あれから、マリィが呼んできてくれた沢山の妖精達が、挨拶をしてくれていた。
いやぁ…長かったなぁ…。
「えっと、私のパパのマギィと私のママのリリィ。娘がお世話になってますだって、そんなのいいよもう。恥ずかしい。そしてこの子が妹のリディ、生意気な顔をしてるのが弟のギリィ。あとは…」
とこんな調子で50人分の紹介をマリィがしてくれた。
大変だったけど、50人の妖精達と挨拶を交わしていく中で一人一人、ちゃんとした違いがある事が分かった。
羽の色や髪の色だったり、背の高さも違かったりと皆が皆、綺麗だった。
「ふぅ…ちょっと休憩。」
紅茶を注ぎ終えた僕が木陰で休んでいると。
<花薫〜。>
休む暇なく、元気な声が聞こえてきた、マリィだ。
<花薫!。今、時間ある?。>
「あるよ。どうして?。」
<あのね、グラドッツが挨拶したいって言ってるの。>
グラドッツ?……。妖精達が挨拶をしてくれたけどそんな名前の人いたっけなぁ…。
「ねぇ、マリィ。」
<ん〜?。>
「グラドッツさんって人。今、此処に居るのかな?。」
<居るよ〜!。私達の事を見守ってくれてるの。>
「見守ってくれてる…?。」
マリィは視線を下に向け
<この花畑を守ってくれている。私達の先輩!。>
「先輩……。」
セーフティーエリアだからこそ、この綺麗な花畑が保たれていると思ってたけど。そうじゃなくって、この花畑を守ってくれている守護霊的な妖精が居るのか。
妖精の先輩って事は、大妖精?新妖精?うーん?……
僕の考え込んでいる表情を見てか、マリィが分かりやすく教えてくれる。
<あ〜…人間の表現にすると中精霊って所かな!。>
「へぇ〜、中精霊かぁ……。って精霊!!?。」
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精霊は超超レアな存在だから出会えたら奇跡なんだよ。これ宿題で出るから、お兄ちゃん覚えてときなよ。ま、おにぃがゲームしてる姿なんて想像つかないけど…
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と妹がゲームマウントを取ってきていた中で精霊は人の前に現れることは滅多になく、見れたらラッキーな存在と教わった。
そんな存在が挨拶したいって…この世界の精霊は、僕ら冒険者とコミュニケーションを取りたい、精霊なのかな?。
<もう〜、何そんな驚いてるのさ。この世界では中精霊なんてごまんといる存在だよ?。>
ご、ごまんといるんだ………。
「そ、そうなんだ。」
<グラドッツ〜、挨拶していいってぇ〜。>
そんなマリィの呼び掛けに反応したのか、地面は小さく揺れ動く。
「わわ。地震?。」
<違うよ。これはグラドッツが魔法を使ってるの。>
「魔法?。」
<うん!。グラドッツの事が見えるようになる、魔法だってぇ〜。>
<さっき、グラドッツがね。花薫の事を傍で見てて気に入ったみたいでさ、何か力になりたいんだって。>
「そうなんだ…って、え?。グラドッツはずっと僕の傍に居たの?。」
何言ってんの、この人。と言う哀れな顔をしながらマリィは
<うん。私達がぶつかったあの時から、グラドッツは花薫の事を見てたよ。>
と教えてくれる。
「そっかぁ……。」
じゃあ、ずっとグラドッツの事を僕は無視し続けていたのか。なんだか申し訳ない事をしてしまった。
「ごめんね、グラドッツ。無視し続けちゃって。」
<大丈夫だよって言ってるよ。まぁ、精霊は自分の意思で姿を消せるからねぇ…。楽だよねぇ。>
<私達、妖精は姿を消せないし。こんな、見た目のせいで捕まえようとしてくる、種族もいるから私達も迷惑なのよねぇ…。>
「マリィ…。」
<でも、花薫は違うわよ。良い人よ。>
マリィは耳を赤らめながらそう言ってくれた。
「ありがとう、マリィ。」
<<もう我慢の限界よぉーん。2人でイチャイチャ交流しないでちょうだい、私にもさーせて。>>
と聞き覚えの無い声と共に僕の視界が黒く染まっていったのだった。
読んで頂きありがとうございます!。
誤字脱字報告もいつもありがとうございます。
いつも反省ばっかなので今回はしません。
が、自分ワールド過ぎて不安です。ツッコミながら読んで頂ければと思います。笑