5話 小さな妖精
若干のお久しぶりです。
書き続けてないと何が書きたい話かを忘れちゃいますね。(Ⅲ-ω-)ズーン
上手いこと表現が出来ない今回少し長めかもです。
誤字脱字ありそう。
<ちょっと貴方、どうしてあんな所で突っ立ってんのよ。私の移動通路に入ってこないでくれる?。>
とでも言っているような表情で小さな妖精さんは分かりやすくジェスチャーをしながら可愛らしく訴えてくる。
「ごめんなさい、妖精さん。わざとじゃないんだよ。花畑が綺麗でぼっーとしちゃったんだ。ごめんね。」
妖精さんに設定画面の説明をしても理解してくれるのか分からなかった僕は、この地に降り立った瞬間に感じた綺麗を、苦し紛れの言い訳にして伝える。
<そ、そう。ちゃんと謝れる人間は好きよ、私。>
花畑が綺麗と伝えた瞬間、妖精さんの羽がピクリと反応を示していた。もしかしたらこのセーフティエリーエリア 妖精の花畑 の名前の通り、妖精さんが頑張って育ててくれた花畑なのかもしれないなぁ。
でも煽てて許して貰うっていうのも気が引けちゃうなぁ…
うーん…。何か妖精さんが喜ぶ様なアイテム持ってないかなぁ…。
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アイテム欄
初心者専用 ポーション × 5個
プレミヤムガチャチケット 1枚
初心者専用 木材の剣 (低確率で壊れる)
ハスの身 ピンの身
クッキー 体力20回復 ×10枚 (高性能AI あいちゃんのお手製クッキー)
ガボちゃの手持ちランタン 小 (高性能AI アオのお手製ランタン)
〜使用場所〜
ダンジョン セーフティーエリア 街 ギルド 様々なエリアで使えるぞ。
ストーリーイベントの際は使用不可
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色々と、気になるアイテムがチラホラあるけれど……。
「あいちゃんのお手製クッキーか…はは…。」
アオから聞いた話だとあいちゃんのファンは沢山いる(過激派もいる)みたいだから、丁寧に包装して食べずにとってありそうだなとか思わず思ってしまった。
「妖精さん、クッキーって食べれるかな?。」
<食べれるわよ。どうして急にそんな事を……ってもしかしてあなたクッキー持ってるの?!>
と羽を広げ僕の真正面に向かって飛び出してきた。
「わわ。」
<あ…、ごめんなさい。思わず、飛び出してしまったわ。>
この反応は…
「もしかして、クッキー大好きだったりするのかな?」
僕の問い掛けに妖精さんは大きく頷く。
<ええ、私達、妖精族はクッキーに目が無い程の大のクッキー好きなの。>
「それはちょうど良かったよ。今、手持ちに10枚のクッキーがあるんだけど。全部いるかな?。」
<えぇ!、全部くれるの?私に?>
「うん。ぶつかっちゃった、お礼だよ。これぐらいしか僕にできる事は無いからさ。」
<わぁあ、ありがとう。えっと貴方の名前って?>
「あぁ、ごめんね。僕の名前は花薫だよ。よろしくねぇ。妖精さん?。」
<私の名前はマリィよ、よろしくね。花薫。>
「うん、よろしくね。マリ……」
あれ?、マリィと会話してる…。
<どうしたの?花薫?。>
「な、何でもないよ。」
<そう。人間って表情がこんなになったりあんなになったり激しいわよね。>
とマリィがくすくす笑っている。
うん、お喋りが成立してるね、これ。
最初はジェスチャーで何を考えてるか読み取らなきゃいけなかったんだけどなぁ…
何がトリガーだったんだろ…
うーん…………。まぁ、いっか。
他の冒険者の人が見つけてくれてるよね、きっと。知り合いの冒険者が出来たりしたら妖精との会話がどのタイミングで出来るようになったのか聞いてみよっと。
<ねぇねぇ、花薫。私の家族や友達とクッキーパーティーしてもいいかしら。>
「全然いいよ。逆に僕がこの花畑にお邪魔してる立場だしね。このクッキーは好きにしちゃってよ。>
<本当に!。ありがとう、花薫。早速皆を呼んでくるから待ってて〜。>
ブン
行っちゃった…。展開が早すぎて若干脳が追いついてないや。この感じだと僕もまだ居なきゃいけないぽいし、マリィ以外の妖精かぁ…楽しみだなぁ。
マリィを待っている間に、さっきアイテム欄で見かけた。プレミヤムガチャチケットでも引いてみようかな。
「ガチャ欄…ガチャ欄っと。」
あったあった。
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URアイテム 排出率up中
詳しい詳細はこちらから
プレミヤムガチャ 有料
1回 10回
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「有料なんだ…。」
それもそうだよね。運営さんもお金必要だよね。
本来なら有料なプレミヤムガチャだけど。
初心者ログインボーナスで1回は無料で引けるのか運営さんも商売上手だなぁ…。
とりあえず引いてみよう。
「ポチッと。」
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お久しぶりです、冒険者よ。
さぁ、どちらの宝箱を選びますか。
右 左
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へぇー。ガチャ画面には女神ウェンダルクが出てくるのか。派手な演出だなぁ…。
じゃあ右で
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URアイテム
王宮のティーポット
〜説明〜
このアイテムを使用しますと、エリアがお茶会セットに早変わりしますわ〜。ティーポットには茶葉を入れてさえしておけば無限に楽しめますのでご注意を。
私からの贈り物としてジャスミンの茶葉も差し上げますわ。アイテム欄をチェックしておいて下さいまし。良きティーライフをお送りくださいですわ〜。
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「ははは……。」
スキルの件もそうだけど説明ってこんなに独特なのかな。今回はお嬢様風で面白いから別にいいけど、全部の説明書がこれなら運営さんの凝り様がすごい。
「でも、マリィ達がクッキーを食べるからこのアイテムはちょうど良かった気もするな。」
と噂をすればなんとやら
<お待たせ!。花薫、皆を連れてきたよぉおお!。>
遠くから僕を呼ぶマリィに視線を合わせると驚きの光景が広がっていた。
「待って待ってぇ、1.2.3.4.5................」
パッと見るだけでも30人は居る。
「マリィ……」
<なに?、花薫?。>
「全員で何人いるの?」
<えっとねぇ。50人!。>
「いや、多すぎいいいいぃいいいいいいい。」
読んで頂きありがとうございます。
書いてたらアイデア湧いてきてつめつめになってしまったかもしれないと反省してます。
誤字脱字があったらすいません。m(_ _)m