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19話 ありがとう

投稿!

お久しぶりです。体調面が改善してきたので

ちびちび小説再開していきます。

陛下の妻は夫人なのか妃なのか大族の呼び方がイマイチ分からない問題。


「それではこちらへどうぞ。」


とメイドさんに玉座までの道のりを案内してもらう事に。そんなメイドさんの後ろを僕らは歩きながら、をエルフォス城をプチ観光していると


「おふたりの姿を見ていると本当に貴族に見えますね。」


ルートル王子が王族しか着ることが許されない伝統ある衣装を着ている僕達を見ながら褒めてくれた。


「お兄さん聞きました?。王子が私の事、超お似合い、超可愛いって、うふふふふ。」


妹よ、凄く顔が良くてスペックが高い王子に褒められたからと言って、記憶を改竄するのは流石にどうかと思うぞ。


後、僕達を褒めてくれた最後に小さな声で「本当のお兄様、お姉様になってくれたらいいのに。」とルートル王子が悲しい表情を少しして見せたのが気掛かりだな…。


王子と2人っきりになれるタイミングがあったら、こっそり話を聞いてみるのもいいかもしれないな。


「衣装はおふたりがご自分で選ばれたのですか?。」


「それが聞いてよ、王子〜。お兄ちゃんまじ地蔵。ほんっっっとに衣装選ぶ時なんか全然動かなくてね、私とクエンさん2人で選んだんだよ。ね、クエンさん。」


「ふふ。そうですね。」


チカのやつ、とうとう王子にまでギャル対応し始めたのか…。お願いだから、絶対に無礼な対応だけはしないでくれよ。


それにしても、ルートル王子のお父さんか。一体どんな人なんだろうなぁ…。

やっぱりこの国を収めている人だ、師匠みたいな威厳強めでとにかく濃い人なのかなぁ…。


それともルートル王子の様に天使な顔をしていて、優しくてふんわりとした、根がしっかりとしてる真面目な人かなぁ…。


なんて陛下について悩んでいてもしょうがないけど、これだけは確実に言える。

それはルートル王子のお父さんである、グエル陛下に気に入られる必要があるかもしれないという事だ。


何故そんな事をする必要があるのか、それは僕もチカもグエル陛下が次の重要イベントに繋がる、キーとなる人物だと仮定しているからだ。


その仮説が正しいのであればグエル陛下に嫌われる=重要イベントに繋がらず、全冒険者(プレイヤー)がバットエンドになる可能性がある訳で…。


「お兄ちゃん。色々心配で考え事をするのはいいけど、もう着くからシャキッとして。」


そんなチカの注意と共にメイドさんが立ち止まると


「こちらがグエル陛下がいらっしゃる玉座の間でございます。」


「ご苦労であった。それではお二人共、ここからは僕の後ろに着いて来てください。」


ここからは任せてくださいなんて、頼もしい表情をしているルートル王子はこの場所にいる誰より背中が大きく見えた。

こうして頼もしいルートル王子に案内され、僕達は玉座の間に足を踏み入れるのだった。


玉座の間に入ると美しい光景が広がると共に、この国の国王である。グエル陛下とグエル陛下の奥さん(ルセン夫人)が玉座に座っており。


その横でルートル王子よりも少し年上の青年(長男のルーベン王子)が立って僕達の事を待ってくれていた。


「お父様。僕の事を助けてくださった冒険者の花薫さんとその妹さんのチカさんをお連れしました。」


「ルートルご苦労であった。」


なんだろう、全体的に威圧感が凄い。

流石この国を纏めてる陛下とその家族だけある。漂う空気も、何をしても絶対に勝てないというオーラがひしひしと伝わってきた。


そんなルートル王子とグエル陛下の会話が終了し、グエル陛下は僕達兄妹を険しい顔でじっと見つめると突然立ち上がり


「花薫さん、チカさん。私達の息子を助けてくださり、本当にありがとう。」


最初は何を言われるのかとドキドキしていたが、親の顔をしたグエル陛下が感謝の言葉を述べた後に、頭を下げてくれた。


「そ、そんな、頭を上げてください、グエル陛下。逆に謝らなければいけないのは僕らの方です。」


「毒かもしれない、効果が出るかも分からない、ましてや聞いた事もない、未知のポーションを王家の方に渡し、挙句の果てにルートル王子の冒険者探しにも顔を出さないといった度重なるご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした。」


「も、申し訳ありませんでした。」


今はこうして陛下に感謝をして頂けている身ではあるけれど、いざ考えると僕は結構やばい事をしている。

初めましてと何ら関係値もないクエンさんに、このポーション良かったらどうぞと、得体の知れないポーションを手渡すやばい奴だという事を。


仮にこのポーションが毒だった場合、ルートル王子は死をさまよっていた可能性があったかもしれないのだ。

だからこそ、善意で行動を僕はしたつもりでいたけれど、道を間違えていたら1人の人生を潰していたかもしれない未来も合ったという事になる。


「顔を上げてください、おふたりとも。」


「ポーションの件はてっきり、クエンから話を聞いていると思っていたんだけどな。」


とグエル陛下は(はぁ…クエン夫婦ときたら)なんて少し困った表情をしながら、


「王家などに送られてくる、贈り物や貢物は基本的に鑑定士を通している。ちなみにクエンの鑑定スキルはS級冒険者に引けを取らないスキルでな、花薫さんがポーションを手渡した時点で鑑定をし終わりルートルに飲ませてあげれると判断した上で持ってきているから安心しんせい。」


なるほどそうだったのか…。

さすが底が見えないクエンさんだ。じゃあ、仮にクエンさんに手渡したアイテムがルートル王子に害となる物だった場合………考えたくもないな。


すると隣に居たルセン夫人が玉座から降り、僕とチカの手をそっと握りながら、


「お2人がいなければルートルの病は治らなかったかもしれない。本当にありがとう。」


と泣きながら感謝をしてくれたと同時に


<新イベント ルートル王子の願いをクリアしました。>


頭上からクリアを知らせるアナウンスが流れた。

なるほど、ルートル王子の両親である、グエル陛下とルセン夫人の感謝を貰わなければならないクエストだったって訳か…。結構厳しいクエストだな…。


しかし新イベントをクリア出来たからと浮かれてはならない、なんせ僕達にはまだ重要なイベントを見つけださなければならない使命があるのだから。

読んで頂きありがとうございました。

ようやく新イベントをクリアする事が出来ました。

次回は重要なイベントが分かります。

色々あって少し小説から距離を置いていたんですけど、改めて小説を書くのは楽しいなと実感させられました。

評価とブックマークもありがとうございます。

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