16話 バッチバチ
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先に謝罪土下座_|\○_
書いている小説の文字数が1投稿1投稿少なめなのに
細かく描写を書いたりするので、なかなか展開が進まないというジレンマ、申し訳ないです。
「Brightって有名なんですか?。」
僕の発言を聞いたエリナさんはマジですか!とずっこけられ、チカにはそうなるよなぁ…と哀れな人を見る目線を送られてしまった。
そんなに有名なのかクランBrightって…。
「いい、お兄ちゃん!。Brightは攻略組クランと言って、fvenの世界において最前線をいつも行く有名クランなの。」
最前線…
「つまり、アップデートが入ったりしたらその変化をすぐに見つける人達って事か?。」
う〜ん少し違いますねぇと僕の質問にエリナさんが訂正をする。
「それもあると思いますが。彼らが軸にして活動しているのは戦闘です。なので攻略できる戦闘ステージのアップデートでは無い限りは、彼らはあまり動きませんね。」
「それにfvenの世界が広大すぎるから、まだ全然探索しきれてないし、アップデートどうこうで皆んな動いてないんだよね〜。」
と逆にアップデートして、やる事が増えたら困っちゃうぐらいとチカが呆れ顔をしている。
なるほどなぁ…。
最前線と言われるクランでさえも、追いつけないほどの広大な世界かぁ。さすが人気No.1のゲームなだけあるなぁ。
それにしてもそんな強いクランの人達が案内してくれるってことは。それほど、このイベントの裏には何かがあるって事だよなぁ…。
「み、見えました!。Brightの皆さんですよ!。」
エレナさんの指さす方向を見ると、遠くから歓声を浴びながらこちらに向かってくる男女7人組がいた。
「Brightのメンバーだ!。」
「最強メンバー勢揃いは珍しくないか?。」
「でもどうしてここに?。」
「それな?。」
「何かこのイベントについて分かった事があるんじゃないか?。」
「その可能性はデカイ気がする。」
「これにしても皆んなすごいよなぁ…。」
「アダミ・ラブ、相変わらずのあざとさだ。あんなに可愛いのに魔法の破壊力は凄まじいらしいな。」
「紅 朱音も負けてねぇよ。リアルな世界だとモデルでゲームの世界だとBrightを立ち上げたマスターなんだろ?。」
「お、おい!日本サーバーランキング一位の刃までいるぞ!。」
「後ろには茹でおと青のりもいるじゃねぇか!。」
「普段は影薄いけど、2人とも戦闘になると大活躍だからなぁ…。同じ陰のものとして尊敬するよ、すげぇよ。」
「ラブちゃんに縛られてる友田 海 あいつまた何やらかしたんだよ。」
「ラブちゃんにあんな事させて、友田 海 けしからん羨ましすぎる!。」
「まじで珍しいな。滅多に顔をださないMr.アンダレックまで居るぞ!。」
すごい歓声だなぁ…。まるで
「アイドルみたいだなぁ…。」
そんな僕のつぶやきを聞いていたエリナさんは
「まぁ、あながち間違ってないですね。有名クランに入るのが夢なんて冒険者もいるくらいなので、いつも上位にいるクランはfven界の有名人と思っていた方がいいかもですよ。」
と答えてくれた。なるほどなぁ、だからこんな賑わいになる訳か…。
やはり最強と言われるだけあって、見た事ない装備ばかりですごいなぁ…とBrightのメンバーを一人一人見ていると、見覚えのある冒険者がこちらを見ていた。
あの人って確か………。
<君!。もしかして、妖精と喋れるのか!?。>
思い出した!。
グラドッツとマリィ達が丹精込めて作った花畑の花を無断で採った仲間の人だ。
あの時はあの人に声を掛けられてマリィにここまで飛ばされたんだっけなぁ…。
ん?。花を無断で採った仲間の1人って事は…、マリィが怒っていた冒険者達ってBrightの事だったのか!。
そうなってくると困ったもんだな、どうしようか…。マリィには喋らないでと注意されてるんだよなぁ…。
僕の顔が曇っているのが分かったのかチカが大丈夫?と声を掛けてくれた。
「チカ、このポーションを作ってくれたマリィから、あの冒険者達は私達が丹精込めて作った花を無断で持って行ったの、だから話してはダメと注意されてるんだ。」
「なるほどね。それでお兄ちゃんの顔がこおばったんだね。」
「それなら、マリィの意見に合わせるのが1番なんじゃない?。」
そうしたいのも山々だけど、無視をするのはせっかく案内をしてくれると買って出てくれたBrightのメンバーさんに失礼だと思う
「とかお兄ちゃん思ってるんでしょ。大丈夫だよ、お兄ちゃん。何の為におしゃべり妹が居ると思ってんの。私がお兄ちゃんの通訳をするから任せて!。」
チカはどんと任せんしゃいと胸を張りながら
「エリナさんにも伝えてくるね〜。」
と行ってしまった。
これはもう、どっちがお姫様でどっちが騎士なのかわかんないなぁ…。
無事Brightのメンバーが到着し1人の女性が初めましてとこちらに向かってくる。
「初めまして。私はBrightのマスター紅 朱音と言います。掲示板を拝見しまして、チカさんのお兄さんのお手伝いができるのではないかと思い、伺わせて頂きました。」
僕に握手を求めて伸ばした手をチカが素早く受け取り。
「初めまして、いや2度目ましてですね。クランQueenMermaidに所属しているチカと言います。この度はご協力して頂きありがとうございます。兄の花薫は諸事情により喋る事が出来ない為、何かあれば私に報告してください。」
「まぁ、そうなんですね。色々お兄さんには聞きたい事がありましたがしょうがないですね…分かりました。でも驚きましたよ、あの有名人なチカさんにお兄さんが居たなんて。」
「そうですね。私も兄がfvenを始めた話を聞いたのも最近で驚いているんですよねぇ。」
「「ふふふふふ。」」
あれ?。なんだか2人ともバチバチしてないか。
それにさっきからずっと怖い顔をしながら、こっちを見続けている例の冒険者もいて、大丈夫なのだろうか、ここのクランは。
なるべくメンバーさんに良い印象をと、引きつった笑顔を続けていると横からエリナさんが例の冒険者について小声で教えてくれた。
「お兄さん、あの怖い顔している人は日本サーバーランキング1位の刃さんです。」
い、1位!。そんな恐ろしい人に睨まれてるの!!?
「ちなみに怖い顔はデフォです。安心してください。」
あ、デフォなんだ…。
「でも刃さんは無口であまり人と関わらないともっぱらの噂なのでお兄さんをあんなにじっと見てるって事は何か話したい事があるんだと思います。」
なるほどなぁ…でもなぁ…。
「けどお兄さんは喋れないってなるともどかしいですね。」
そうなんだよなぁ…。
「ちょっと、紅ねぇもヤイちゃんも兄妹ちゃん達に変な絡み方しないの。」
「今はこのイベントをどうにかする為に私達は来たんでしょ?。」
と流石にメンバーの行動に限界が来たのか猫耳女性冒険者が仲介に入る。
「ごめんね、お兄さんにチカちゃん。それに魔女っ子さんも。ほら、紅ねぇ列に並んでる人を注目させて!。」
「そ、そうね。ごめんなさいねチカちゃん。つい大人げなく対抗心が芽生えてしまって。」
「大丈夫です。私もご迷惑をお掛けしました。」
猫耳冒険者の一言で紅さんはチカと和解し、刃さんは無言で頭を下げてくれた。
良かった。協力してくれるメンバーの皆さんとバチバチの状態が続けば、心が持たなかったと思う。
とりあえずは、これで一安心だけど。
ここから、どう行動するんだろ?。
と不思議に思っていると紅さんが
「それじゃあラブ、あれちょうだい!。」
と猫耳冒険者アダミ・ラブから受け取ったのは、何の変哲もないメガホン?。
読んで頂きありがとうございます!。
ブックマークと評価ありがとうございます!。
とりあえず次回はとか言って書けなかったらあれなので辞めておきます。




