表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/24

10話 妹襲来

投稿!

めっちゃくっちゃ長い話になってます。初挑戦です。

長文だと読めば読む程これが違うあれが違う文章逆じゃねのループで一生書き終わらないので

もう投稿しちゃえです。


あれから、fvenの世界に入る事はなく、1週間が経過していた。

VRMMOが合わなかったとか楽しくなかったとかではなく、単純に忙しすぎて遊ぶ暇がなかったんだよね。


ゲームがあまり得意ではない僕だけど

fvenはなんだか性に合っていたみたいで、僕にしては珍しく、また遊びたいなぁと仕事中だったり日常生活においてゲームの事を考えてしまうぐらいだった。


そんな忙しいシーズンもやっと終了し、明日からは何と、3連休が始まる。


この3連休の何処かで丸1日、fvenの世界を堪能するのも悪くないかもしれないなぁ…。


ピンポーン


そんな事を考えていると突然チャイムが鳴る。


ピッ


「はーい。」


「宅急便で〜す!お荷物お届けに参りました!。」


宅急便?何か頼んだ覚えはないけどなぁ…。

う〜ん…悩んでても仕方ないしとりあえず行かなきゃ、配達員さんを待たせるのも悪いしね。


「今、行きまーす。!」


ガチャ


扉を開けると配達員さんにしては若い女性がダンボールではなくキャリーケースと共に立っていた。


「はぁ……。美代、イタズラも程々にしろよ。来るなら事前に教えてって毎回言ってるだろ?。」


「なんの事ですか?。私は美代なんかじゃありませんよ。さぁ、この荷物を受け取ってください。」


今回はそう来たかぁ。そうだなぁ…。キャリーケースを指摘してもあーだこーだと言い訳されそうだし言い逃れが出来ない指摘をしてあげよう。


「バレバレだぞ。」


僕は女性の足元を指さす。


今、女性が履いている靴は僕がとある人物にプレゼントした世界に一つだけしかないオーダーメイドの靴を履いていた。


女性は靴?……あ!まじ最悪…と言いながら帽子を外し


「ちぇ〜、靴まで見てなかったぁ…。もう少し騙せる予定だったのに。」


「騙せる予定だったのに…って、本当に迷惑な妹だ。」


「いぇーい!迷惑な妹参上!来ちゃった。お兄ちゃん!。」


いぇーい!、じゃないよ。本当にもう……。

全然反省の色が見えないこの娘は僕の妹、名前は美代。重度なゲームオタクで家族大好きな現役女子高生だ。


「それにしても、あのお兄ちゃんがゲームにハマってるとかマジありえないんですけど。」


「し・か・も!、あの超有名な IN Fve online でしょ。どこのサイト見ても入手困難なのによく手に入ったよねぇ〜〜。やるぅ〜。」


僕の妹は、女子高生になり静かな自分を変えたいとイメチェンをしてから、たまにテンションがおかしな方向へと向く時がある。


正直、会話しずらいし、よく分からないので前の落ち着いた妹に戻って欲しい時もあるが…。


「あー…。いつも行くスーパーのくじ引きで当てたんだよ。」


「え!?。今時くじ引きとか、超レアじゃん!。それで当てるとかお兄ちゃん持ってるねぇ〜。」


「ありがとう。たまたまだよ、たまたま。」


そんないつもと変わらない日常会話を繰り広げながら僕ら兄妹は一緒にロールキャベツを作ることとなった。


トントントン


「やっぱりまだ信じらんない。あのお兄ちゃんがゲームにハマるとか、しかも!、あのVRMMOだよ?。絶対向いてないと思ってた。」


妹が驚いているのも無理はない。


妹は重度なゲームオタクでありハマったゲームがあると僕にこれでもかと布教してきた。


その為、妹からオススメされたゲームを、これまで数多く遊んできたが、どれも3日立たずで飽きてしまったり、操作性が難しすぎて断念してしまったりと、どうしてもゲームの魅力を僕に伝えたいと妹が頑張ってくれていた訳で…


「あの、お兄ちゃんから自発的にハマってるゲームがあるとかメールで届いた時、信じられなかったもん。」


――――――――――――――――――――――――


[美代]              [薫]


東京特許許可局 て言いづらい


    〜 10月 4日 〜


最近ゲームを始めたんだ。面白くてハマっ

てるよ


え?どなたですか?

私が知っている兄はゲームなんてしません

乗っ取りやめてください


いや、僕だよ!

小学2年生の時に家に置いてあった花柄の

     花瓶を壊した妹の肩代わりをした兄です


花瓶に書かれた花は何だった?


             チューリップ


それは…私達兄妹しか知らないはず

本物なのね、お兄ちゃん


だからそう言ってるだろ?妹よ。


うん。理解はしたよ、それでも有り得ない。

あの、どのゲーム勧めても靡かないあのお兄ちゃんがゲームにハマった?信じられない!。


           あはは…僕もそう思うよ。


ちなみに何のゲームにハマったの?


えっと IN Fve online 〜世界は永遠に〜

っていうVRMMOなんだけど知ってる?


えぇええええええええぇええええ。


――――――――――――――――――――――――


トントントン


「ちなみに何時間ぐらい遊んだの?。」


「えっと…。ゲームの世界で3時間だから1時間半、遊んだのかな?。」


fvenの世界と現実世界では時間の流れが異なっていて、fvenの世界で24時間過ごすと現実世界では12時間進んでいる事となっている、その為遊ぶ時には時間に気を付けてゲームをしないといけない。


トントント…


僕の発言の後、妹の動きがピタッと止まる。


「え、えっとぉお?、プレイ日数はどれぐらいになったのかな?お兄ちゃん。」


「1日だけど?。それがどうかしたの?。」


本当にうちの兄はこれだから。と半分飽きられながら


「まじでさ、お兄ちゃん。ゲーム初めてから1週間は経ってるんだよね?。それで1日しか遊んでなくて、しかも、プレイ時間は1時間半!。そんなんでよくハマったって言えたね?。」


軽くお説教をされてしまった。


そっか…ハマったって言うのはゲームにちゃんとログインしたりプレイ時間も多いそんな人の事を言うのか…。勉強になるなぁ…。


「それで、何処まで行ったの?お兄ちゃん。」


これは答えられるぞ。妹の怒号は来ないはず…。


「ようやく始まりの街、エルフォスへ行けたよ。」


「は?。いや、1時間半遊んどいて、ようやくエルフォスへ行けたよ。とか意味分かんないから。」


「え?。」


「は?。」


「いい?お兄ちゃん。エルフォスはチュートリアルが終わると自動的にワープされる場所なの。そんな所に行けたよって報告されても、こっちが気まずいから。」


え?チュートリアルが終わったら自動的にワープされる場所がエルフォスなの?。


「違う場所にワープしたけど?。」


「は?。」


「え?。」


「待って待ってお兄ちゃん、それは絶対にありえないから。みんな必ずエルフォスにワープされるはずだよ。」


ん?じゃあ、なんで僕は皆と違うんだろう?。皆が最初にワープする場所はエルフォスで僕は妖精の花畑。


この違いは一体……。


「僕は暗黒夜道って言うダンジョンの中にある、妖精の花畑って所にワープしたんだけど………。」


「は?。」


「え?。」


「その話、本当に?お兄ちゃん。」


「うん。実は…………


僕はこれまでに起きた出来事を伝える。


AIアオと運営の愚痴や雑談で盛り上がり過ぎて、チュートリアルやキャラリメイクが出来なかった事。

そこから飛ばされた先が妖精の花畑で妖精のマリィや精霊のグラドッツと出会った事などを細かく説明した。


もちろん精霊王の話は言っていない。

グラドッツとの約束だしね。


そして、マリィの力によって噴水に飛ばされた所まで妹に伝えると今まで信じられないとブツブツ言いながら静かに聞いていた妹が口を開いた。


「噴水?。」


「そう、噴水。テレポートした場所が噴水の真上でさ、服とか水浸しで大変だったんだよ。」


「水浸し……。噴水にテレポート…。」


何かに悩んでいる妹を横目に僕は話を続行する。


「それでさ、僕は「乾燥」っていう魔法を使って服を一瞬で乾かしたんだよ。」


凄いだろ〜なんて普段ゲームで自慢してくる妹に自慢返しをしてやろうと少しだけイジワルをしていると。妹は体をぷるぷる震わせながらお兄ちゃん!と大声で叫んできた。


び、びっくりしたぁ。


「ど、どうしたの?、美代?。そんな大きな声を出して。後、包丁こっちに向けないでくれるかな、怖いし、危ないから。」


そんな兄の忠告をフル無視し


「お兄ちゃんってさ…。」


「う、うん?。」


「お兄ちゃんってもしかして、ハイエルフの男の子だったりしない?」


「え!?…。」


驚いたな、僕はさっきの説明の中でアバターについての説明はしていなかった。


「もしかしてだけど…、美代は僕がやらかした所を見てたのかい?。」


妹もfvenで遊んでいる為、もしかしたら僕が噴水に落っこちたのをじーっと傍観していた、冒険者達の1人かもしれない。


そうでなければ僕のアバターなど分かるはずがないからね。


そんな僕の推理とは裏腹に妹は首を横に振る。


「違うの、とある掲示板でお兄ちゃんの写真が出回ってたの。」


「掲示板?。」


ってなんだ?。あと僕の写真が出回ってるって……。


「あぁ、そっか。お兄ちゃんそういうのは疎いもんね。掲示板ってね、沢山の冒険者と文字だけで交流できる、所謂グループメール見たいなものだよ。」


ほうほう。つまり、


「その掲示板って奴に僕が写っていたって事?。」


そう。と妹は小さく頷く。


「私は他の友達に教えて貰ったんだよね。今、話題になってる新規冒険者がいるって、でも私はその掲示板をすぐに運営に報告した。」


「それはどうして?。」


「お兄ちゃん考えてみなよ。例え話だけど、私とお兄ちゃんがカフェでコーヒーを一緒に飲んでました。」


「そんな場面を無断で写真撮られて、SNSに兄妹2人が仲良くカフェとか有り得ないわって投稿されてそれが拡散したらどう思う?。」


それは…嫌だな。


「でしょ。その写真に写っていた冒険者はどう見ても新規冒険者(プレイヤー)だったの。書かれていた内容が良くても悪くても、変に注目度がその子に集まって、その子が一生fvenを遊ばなくなるっていう展開だけは避けたかったから。」


「まぁ…その冒険者はお兄ちゃんだったんだけどさ。」


ほんとに助け損だったぁ〜と言っているが、妹も女子高生になり、性格も昔と比べると変わってきたなぁと思う場面も多くなってきた。


だけど、ちゃんと相手を気遣える優しい子な所は成長しても変わってなかったみたいだ。


「優しいな。美代は…。」


「やめて、キモイ。」


褒めるとツンツンになるけど…


「結局、僕のことが書かれた掲示板はどうなったんだ?。」


「それがね.お兄ちゃんがログアウトしてから掲示板が荒れ始めちゃって…。」


「掲示板をしっかり読まずに写真だけ見た人とかがチートだチーター新規冒険者だって噂を流し始めちゃってさ…。」


「噂ってやっぱり広がるのが早くて、お兄ちゃんの事が書かれた掲示板は暴言の嵐でさ、イベントを教えてくれない最低野郎とかもう散々だったの。」


「あまりにも酷かったから運営が複数人の冒険者(プレイヤー)のアカウントを一時停止させて事なきを得たんだけどね。」


ふーん。


「そっかぁ。色んな人に悪口言われてたのか。まぁ、どうでもいいかな。」


「やっぱり、全然気にしてないよね。それでこそお兄ちゃんだと思う。」


だって掲示板とやらを見てもいないし、直接暴言を言われた訳でもないんだ、実感が湧く方がおかしいってもんだよ。


「でも、そうだよなぁ…。人が嫌と感じる事はしない。当たり前の事だけど、今度fvenの世界へログインする時は気を付けて行動しよう。」


「それがいいと思うよ。あ、あと設定画面で写真保護ONにするの忘れないでね。」


「写真保護?。」


「うん。本当はチュートリアルの時に表示されるはずだったんだけどね。今回みたいに無断で写真を撮られたとしても写真保護をONにしておけば撮られた写真は真っ黒になる仕様だよ。」


「分かった必ずしておくよ。」


「うん。絶対だよ、お兄ちゃん!。」

長文読んで頂きありがとうございます!。

空白合わせると5000文字!いやぁ長かったですよね。他の小説家さんと僕の小説を比べるとだいぶ文字数が違うなぁと思っていて 長文な小説が書きたかったという理由もありますけど。

個人的にこの10話が1章の終了だと思っていたので

描きたい内容をこれでもかと埋め合わせたら、なんか自分でもパニック起こすぐらい長くなっちゃって、これじゃダメかもとか自分が描きたかったのってこんなだっけ?とか考えすぎちゃって、でも満足はしてるしの繰り返しで何回も何回も書き直して。

最終的にまぁ書きたいことは書けたから良いかなとなりました。

満足!楽しかった!。

ブックマークありがとうございます。

誤字脱字があったらすいません。


一応

掲示板に写真を添付する事や特定の誰かを掲示板内で話す事は悪い事ではないです。

主人公の妹は可哀想と思ったから運営に報告をしただけで人の考えには何十通りあるその1つとお考え下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ