僕はビンボー道を極めて幸せになりました!
二十
さあ皆さんも、モノから解放されて豊かになろう。部屋のモノを整理整頓して不要なモノは捨ててしまおう。毎日一つ、捨てる習慣を身につけよう。
私の親は両親ともに毒親なのだが、その毒親たる母が私に教えてくれは唯一の有難みのある言葉は「財産は盗まれても、頭の中にある知識や情報は盗まれない」である。
部屋を片付けして、マスト以外のアイテムを断捨離する。私の場合、マストのアイテムは書棚であり、書棚には大量の書籍が保管してある。これまでに色々なジャンルの本を手あたり次第、何千冊も読みこんできた。
ビンボー道の具現者として、毒親の唯一の教えをさらにレベルアップし「盗まれるモノは何もない。でも、頭の中にある知識や情報は大量にある。そしてその知識と情報に裏付けられた知恵と地頭でもって面白おかしく生きていく」のが現在のモットーである。
昔、大手企業の会社員をしていた頃、会社の寮に寝泊まりしていた。その時の私の部屋にあったモノと言えば、これまた書籍とパソコンぐらいで、あとは備えつけのクローゼットとベッドだけであった。私の隣の部屋に住む会社の同僚が、私の部屋の殺風景な様子を見て、余りの「生活臭」の無さに驚いていたが、この生活スタイル(生活レベル?)が途上国で過酷な生活を強いられる前のビンボー道の初期であることを考えると、なんとも感慨深い気持ちになる。
要するに、ビンボー道は未来に向かって進化を続けている。
結果だけを見ると、ビンボー道はミニマリストの生活と変わらないようだが、その発展プロセスは非常に異なる。日本人が真の地球市民となり、多文化共生やSDGs推進社会を目指す中で、ビンボー道は新たな脚光を浴びつつある。私は既に途上国の難民や貧困のレベルで生活することも可能であり(多くの難民や貧困を直視してきた)、この先日本が人口一億人を維持することができず、持続的な衰退の道を歩み続けても、私はしぶとく生き抜くのだ。




