僕はビンボー道を極めて幸せになりました!
十三
私は現在、プロジェクトベースで仕事している。プロジェクトは一年間や半年間で実施されることが多く、プロジェクトを通して世界中の多くの仲間と一緒に活動してきた。
プロジェクト共通の目標や目的に向かって、仲間と一緒に走り続けるのは楽しいものだ。それでいてプロジェクトが終了すると(目標を達成すると)、潔く仲間たちと解散するのである。
こうやってプロジェクトが遂行と並行して、仲間との集合と解散と繰り返していくと、あっという間に、世界中の至る所にいつでも軽いノリでプロジェクトを開始できるだけのネットワークが構築されてしまう。世界中に広がった仲間とのネットワークは一生ものの財産であり、そこから仕事や活動、情報や知識、金などが滾々と生み出されていく。
要するに世界中を冒険できる仲間を増やすことが肝心である。日本の大企業のように、日本人と小さく群れるだけのつながり、往々にして金の切れ目が縁の切れ目となる、日本人の村社会的な集団の無限ループからは速やかに解脱したいところ。
最近、ネパールで一緒に活動した、ネパールの国立大学の教授から色々と現地の情報を得ており、仕事と並行して、2015年に発生したネパール大震災の復興状況について大学院で研究しようかどうか検討しているところだ。すでに大学院は終了しているが、MBAと防災では研究分野がコペルニクス的に違うわけで、人生を通じての風通しのよい学び(世間では生涯学習とかリカレント教育などともいう)はビンボー道にも必要不可欠である。
皆さんは勘違いしていないだろうか。勉強しないからよい仕事に就けない。よい仕事に就けないから、生活が貧しい。生活が貧しいから、ビンボー道に成り下がってしまった…。
それは違うのである!ビンボー道は「生き方」の問題。おかしな話かも知れないが、私なんかは日々の生活費が最小化されており、収入が少なくても貯金は年間二百万円とか、三百万円とかできてしまうので、ドン引きするぐらいのキャッシュ・リッチなのである。
世の中に「生き金」と「死に金」という言葉があるが、教育(費)はまさに投資であり、生き金そのもの。
これからも学びに学んで、ビンボー道も極めて心豊かに生きていく。




