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私の想い

秋風

作者: 深瀬 月乃

「また、来たんだ…。」と一人、会社に向かいながら呟いた。

それが来ると、どうしようもない寂しさに襲われる。

その正体は、秋風。


私、有村 星乃は高校2年生からこの風と付き合ってきた。

1人でいる時、友達といる時…色んな時に風はやってきて私を寂しくさせた。

心に入り込んでくる風の原因を考えても、何1つ分からない。


社会人になった今も、こんな風に感じてしまう私はあの頃から成長出来たのだろうか…と道を歩きながら思っていた。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  空気との縁は切れないです。 [一言]  50作品目おめでとうございます。これからも楽しみにしています。
2016/08/30 10:57 退会済み
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