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1月28日上

「加藤さん!事件です!」

佐藤が慌てた様子で部屋に入る

この部屋は特別捜査官捜査室という場所で、特にキャリア捜査官が捜査を行うには取るに足らない、低レベルな事件を取り扱う部署である、よってこの部署は人呼んで「底部」(低レベルな部署)である。

取り扱った事件といえば、ホームレスとホームレスの決闘事件などまあ、重大な事件だが、重要ではない事件を扱う部署である。

あと、この部署にはあるレッテルが貼られている。

それは、迷宮への入り口部署というレッテルである。つまり、この部署が担当した事件は素人でもわかる事件以外は、全て迷宮入りになってしまうがらである。

「事件だとー底部に事件なんて入るわけないだろーまた老人探しか?!もう…勘弁してくれよ…」

「違いますって!!事件です!」

「まともな事件が入ってきたんですよ!」

「なっなんだってぇ〜?!」

「そりゃーどーゆーことだ?!」

「なんの事件だ?!」

「斎藤!斎藤泰治が殺されました!!」

「あの不倫大物政治家の斎藤泰治氏か?」

「はい!」

「こりゃ舐められたもんだ…年に数回こんなビッグな事件が入って来るけどよ毎回それには訳があるんだよな!佐藤!」

「はい…完全に迷宮入り狙いの底部回しですね…」

「次こそ解決して!この地区いや!警察署内のすべての人間に底部ってすごい!って思わせてやるぜ!」

「その言葉去年も言ってましたよ…一度成功してませんけど…」

「いいんだよ!絶対的な自信と古風な聞き込みで現代捜査を圧倒してやる!」

「まあ底部、この部署は鑑識との連携が取れませんもんね…」

そう、この部署が底部と呼ばれてる理由は、もう一つある。それは、鑑識などの捜査官が使う情報施設・捜査資料は、基本的にに使えないからだ。

よって聞き込みによる捜査しかできないのである。

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