あれから5年だよ!
大量の誤字報告ありがとうございますm(_ _)m
貴重な時間を使っていただきありがとうございました。
あれから5年がたった。
俺の身長は170近くになりイケメンになったと思う‥‥たぶん。
この5年の間に色んな出来ごとがあった。中でもすごい出来事は魔王軍10万の兵がオウギ村に襲撃しに来た時かな!あの時は村人達と協力して魔王軍と戦ったんだけど‥‥村のじいちゃん、ばあちゃん達が強いのなんのって!そりゃぁ、驚いたよ!ついでに父さんも少し活躍したよ。父さん勇者みたいに張り切って戦いにいったけど先にじいちゃんばあちゃん達の魔法でズドーーンで半分の兵消滅させてるんだもん!あの時の父さんしんみりしてたな。あ、話が長くなりそうだから気が向いた時に5年の間の出来事教えるね!
え、誰に喋ってるかだって?それは‥‥‥
◆◆◆
「カイン、最近アリスが俺に対して厳しいんだけど知らないか?」
父さんがいつものように落ちこんでいる。またアリス関連だ。
「もう8歳だから反抗期じゃない!でもアリスは前から父さんに懐いてないから違うか」
「おい!カイン!俺が初めから
嫌われてる見たいじゃないか!!」
父さんが怒りだした。
「パパうるさい!あっちいって。兄さんと一緒にいるんだから」
「う、う、う‥‥」
父さんが膝を抱えて泣き出した。アリスは相変わらず父さんには厳しいのだ。
ここでお気づきだろうか!なんとアリスは、にいにから兄さん呼びに変わったのだ!アリスが成長して嬉しい反面寂しさもあるのだ。あともう一つ変わったことが‥‥
「父さん、もう少しで子供が産まれるんだから。次産まれてくる子に期待すればいいじゃん!今度は父さんにベタベタに懐くかもよ!」
「お、おう!そうか!そうだよな!男の子かな?女の子かな?俺にベタベタか〜!よし、ナンシーのとこいってくるな!」
父さんは自分に懐く子供を想像しながら部屋から出て行った。
父さんは相変わらずちょろい!
これが変わった事なのだ!そして俺に新たな兄弟が誕生するんです!
あともう少しで産まれる予定なんだ。
「兄さん今日は何するの?」
アリスは8歳になってもかわいい!アリスは相変わらず天使で神々しい!(シスコンカインにだけそう見える)
「今日はエレナと稽古の約束と学園の試験勉強だけど一緒にくる?」
「いくいく!一緒に兄さんと行くぅ〜♡」
5年たってもアリスは俺のことを慕ってるのだ。
◆◆◆
コンコン!エレナの家のドアを叩く。
ガチャ。
「あら、カインくん!エレナ〜!未来の旦那様が来たわよ!カインくんちょっと待っててね!エレナおめかししてるから」
「お母さん未来の旦那様だなんて、へへへ♡」
エレナが、顔を赤くして現れた。エレナはずいぶん成長した!俺と同じ13歳になったのだ。エレナは女の子から大人の女性に近づいてきた。かわいいからきれいになってきたと俺は思う。
エレナに告白されてから俺は親公認で恋人になっている。不思議なことに俺は今だにエレナに対して告白の答えをだしていないのに恋人なのだ。俺はまだ幼馴染の関係だと思っている。だって前世の歳を合わせれば30歳ぐらいだから。もう少しエレナが大人にならないと本当の恋人にはなれないと俺は思ってるがエレナには言えない。そんなこといったらエレナが悲しんでしまいそうだから。なんだかんだ俺はエレナの事が好きなのかな!?
「むぅ!アリスも兄さんと結婚するんだもん!エレナだけじゃないもん」
アリスはいつもかわいいこというだよね!兄妹とは結婚できないの知らないんだね。まだ8歳だもんな。俺がアリスと結婚できないっていったら、嫌わらそうだからいえない。だからアリスの言葉は必ず肯定だ!嫌われたら俺は死ぬだろう!たぶん‥‥
「そうだなアリス大きくなったら結婚しようね」
アリスの頭を撫でてるとエレナが俺の右手を握ってきた。
「いくわよ!アリスは第二婦人だからね!」
え!エレナも変なこといってるよ!俺貴族じゃないし、平民は重婚できないよ!あと兄妹も結婚できないよ!ていうか、俺エレナと結婚決まってるの?まあ、しょうがないか!俺の初めてエレナに奪われたし。責任とってもらおうかな。
そして3人手は繋いだ。真ん中はカイン、右はエレナ、左はアリス。いつもの定位置だ。
この2人手の温もりを感じながら俺は転生してよかったと心から思った。
カインは知らない、この異世界では平民も重婚できる事を。カインは知らない、兄妹でも結婚できることを‥‥
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