スライム視点だよ!
僕はスライムだよ!今、ご主人様の命令で勇者を探してるぷよ!
「ポヨ〜ン!ポヨ〜ン!ポヨ〜ン!ポヨ〜ン!ポヨ〜ン!ポヨ〜ン!‥‥‥」
見つけたぷよ!?聖なる気を感じてチクチクするぷよ!あの寝てる子供から感じるぷよ!
『ご主人様!?見つけたぷよよ!子供ぷよ』
『あら、もうみつけたの!すごいじゃない!さすが私のかわいいスライムちゃんね!ご褒美を用意して待ってるわね』
頭の中にご主人様の声が響いたぷよ。ぷよよ〜ん♪あとでご主人様からごほうびだぷよ♪楽しみだぷよ♪
今なら僕でも勇者殺せるかもしれないぷよ!殺せたらきっとご主人が喜んでくれるぷよ!
よし!やるぷよよ〜〜〜〜。
『"溶解 』
スライムがカインの顔に攻撃した。スライムに触れればドロドロに溶けてしまうのだ。
「ペチ!ペチ!ペチ!」
‥‥‥な、な、な、なんで溶けないぷよよ〜〜〜!?ぼ、ぼ、僕の溶解がきなかいぷよ!
「う‥‥うん?誰だ俺の顔にぺちぺち叩くのは?」
気付かれてしまったぷよ!どうしようぷよ!スライムは混乱してとび跳ねた。
「ボヨよ〜ん、ボヨよ〜ん、ボヨよ〜ん、ボヨよ〜ん、ボヨよ〜ん」
スライムが混乱している間に‥‥
「スライムよ俺の仲間となれ《テイム》」
スライムが魔法陣に包まれた。
あ〜〜〜!!子供にテイムされてしまうぷよよ〜〜〜!もうダメぷよ!ご主人様ごめんなさい‥‥
『テイムが上書きされました』
頭の中にアナウンスが流れた。
あ、あれ!何か気持ちいいぷよよ!!さっきまで聖なる気でチクチクしてたけど、今は心地良いぷよ♪新しいご主人様に抱きつきたくなったぷよ!!もっと聖なる気が、欲しいぷよ!!
ポヨよ〜ん。カインに抱きついた。
あったかいぷよ!おちつくぷよよ!!あ、ご主人様が食べ物をくれたぷよ。?なにぷよ?ぱくぅ!
「モチュモチュモチュ♡」
おいしいぷよよ!?こんなおいしいのはじめてぷよ!!しあわせぷよ!ご主人さんが名前を考えてくれてるぷよ!楽しみだぷよ!
「う〜〜ん、あ!?チワワの名前と同じにしよう!スライム、キミの名前は"チョコだ!」
かわいい名前ぷよ!!ぼくはチョコぷよ!
嬉しくて飛び上がった。
「ビヨよよ〜〜ん♡」
おもいっきり飛び上がった
「チョコ!こっちにおいで!」
ご主人様が呼んでるぷよ!ご主人様大好きぷよ〜〜〜♡
カインめがけて飛び込んだ‥
だが‥‥
「カイン危な〜〜〜い!エクス私に力を貸して」
聖剣が光だした。
「"閃光斬連撃〜〜!」
ザシュ、ザシュ、ザシュ、ザシュザシュ! ザシュ、ザシュ、ザシュ、ザシュザシュ!
スライムは微塵切りになり聖剣の力で消滅した。
スライムは何もわからずに死んでしまった。
◆◆◆
スライムは真っ白な空間にいた。
ここはどこぷよ?ぼくはどうしてここに?ご主人様もいないぷよ!探さなきゃぷよ!!
「ワンワン!ワンワン」
犬の声が聞こえるぷよ!どこぷよ?
姿は見えないが犬の声が聞こえた。犬の声が聞こえる場所までいったら‥‥
ここはすごいぷよ!?
犬の声に導かれたどり着いた場所は聖なる気で満たされ、清らかな場所だった。
「ポヨよ〜ん♡ ポヨよ〜ん♡
ポヨよ〜ん♡」
気持ちいいぷよ!スライムが喜んでいる!
「ワン!チョコちゃんいらっしゃいワン!」
「犬がしゃべってるぷよよ?あとなんでぼくのなまえしってるぷよ!」
さっきの犬の鳴き声の犬が喋りだしたのだ。
「キミのことみてたからだワン!ここはね、誰でも平等だからみんなと喋れるんだワン!ここは大事な人が来るまで待ってる場所だワン!」
「そうなのぷよ?じゃあ。ここにいればご主人様来てくれるぷよか?」
「そうだワン!あっちに仲間がいっぱいいるから一緒に行くワン!」
「うん!よろしくぷよ!キミのなまえは?」
「僕の名前はチョコだワン!一緒だワン!よろしくワン!後ろからついてきたワン!今日のおやつはクッキーだワン♡」
スライムは小さな犬の後ろをポヨンポヨン跳ねてついていった!
「おなじなまえだぷよ!?おやつたのしみぷよ♡ご主人様待ってるぷよ〜」
‥‥2匹は忽然と消えていった。
ステータス
種族スライム
名前 チョコ
レベル20/99
攻撃 20/99
防御 25/99
体力 15/99
魔力 18/99
属性
水3/5
スキル 溶解、吸収




