妹産まれたよ!
「パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーンパァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!パァーン!」
今俺は母さんに尻を叩かれている。
ものすごく痛いので子供らしく泣いている
「母さ〜〜〜〜〜〜〜ん、もう痛いからやめて〜〜〜〜〜〜〜。もうエレナに意地悪しないから〜〜〜〜〜〜うぇ〜〜ん!」
父さんに助けを求め視線を送っても視線をそらされた‥‥
どうして叩かれているのか
それはエレナが迷子になった原因が俺だと知ったからだ。
「ナンシーさん、もうカインくんがかわいそうだからお説教はそのぐらいにした方が‥‥‥」
「カインにはこのくらいやらないとわからないんです!エレナちゃんに危ない目に合わせたんですから!本当にエレナちゃん、クリスティーナさん申し訳ありません」
◆◆◆
少し時を遡る
エレナとエレナのお母さんが昨日のお礼をしに来た時にエレナがまた俺に爆弾を投下しやがった!
「カインがエレナの聖剣偽物っていって意地悪したの。で、悲しくて走ってたら森の中で迷子になっちゃったの」
たしかにそうだが‥あれは魔族の誘導があったと思うがエレナと大人達にはわからない。
で、今俺は叩かれてている。エレナはやはり俺の天敵である。
◆◆◆
昨日両親には全部ではないが前世と前前世の話をした。働きすぎて2度も過労死してしまったことを。
この話を聞いた両親はとても悲しそうな顔をしていた。
どうしてカインの口癖が平穏な生活、寿命まで生きたいの理由がわかり納得していた。カインが、ただグータラしてるのではなくカインには必要な時間なんだと。
俺は両親に打ち明けて心のもやもやがなくなった。やっと自分の中で本当の家族だと受け入れられたような気がする。
俺は家族と一緒にこの村で今度こそ寿命までまっとうしたいと強く願った。
◆◆◆
それからしばらくして新たに辺境の村で産声を上げた。
「オギャー!オギャー!オギャー!」
「産まれたぞ!?ナンシー!女の子だやった〜」
父さんは嬉しさの余り大声を出してしまった。
「うるさいわよ!ゲイツ」
「悪かったよ!はい、赤ちゃん」
赤ちゃんが母さんに渡された。
「あなたがあの方に選ばれたのね!あなたのママよ!これからよろしくね"アリス」
「アリスか!いい名前じゃないか!アリス俺がパパでちゅよ」
俺は父さんを押し退け妹の元へいった。
「母さん僕にも!僕にも!」
「子供みたいないい方なんて珍しいわねカイン!はい、あなたの妹よ大事にしなさい」
母さん!俺は子供だよ!と心の中で騒ぎ小さな妹を腕の中に納めた。
「うわぁ〜かわいいな!もしかしたら僕の妹は天使かも!羽生えてたら大変だ!飛んでいなくなっちゃうよ!」
めちゃくちゃかわいいじゃん!俺の妹!絶対に何かあっても妹が嫁ぐまで俺が守ってあげるからな!
「これからよろしくね!アリス」




