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カル○ーとコイケ○だとコイケ○のポテトチップスの方が少し厚みがあって好きです。

第2話です。

【カロリー戦隊 メタボレンジャー】


第62話

どきっ!袋の裏は魅惑の味


 ここはメタボレンジャー秘密基地

コーポ山岡404号室【築45年】


 薄暗い四畳半の室内にレッド、ピンク、マーブル(全て男性)の三人が寛いでいた。


「なぁなぁピンク」


「どうしたレッド」


 室内に居る三人は全て肥えすぎてしまった

ワガママボディをしており、

レッドに声を掛けられたピンクは重すぎる

身体を気だるく傾け、レッドをみる。


「俺、ダイエット始めたんだ」


「!!」「!!」


 レッドから発せられた言葉の衝撃に思わず

声を掛けられていないマーブルまで振り返ってしまった。


「「まじでっ!?」」


「おぅ、かなり無茶なダイエットだからな、俺、激減するかもな。」



そう言い放ったレッドはニヤリと笑う。



ピンクは言う

 「…どんな事してるか、聴いても良いか?」

正直、普段のレッドを見ている限り何かしらのダイエットをしている様な行動は

見られない。


 マーブルも言葉には出していないが、

ピンクと同じ気持ちの様だ。



 「…聞く?…聞いちゃう?これ聞いたら発狂しちゃうかもよ、オマエラ」




ごくり……




ピンク、マーブルの二人に緊張が走る。




「コイケ○のスコー○あるじゃん」


「「!?」」


 「あれ、食べたあと袋の内側に沢山貼り付いてる粉末、舐めるのやめた」




「「何だって!?!?!?!?!?!」」




 ばかなっ!!

コイケ○のスコー○を食すに辺り、あの袋の内側に貼り付いている粉末まで舐めきってこそ、スコー○を堪能しきったと言える筈!!!!

指舐めちゃうなんて、基本中の基本、ジャパニーズの常識でござるっっ!!!!!!



 いや!極論を言ってしまえばあの粉末にこそスコー○バーベキュー味の全てが詰まっている!!!!



 それを絶つという事がどれだけ我々デ○に

対して辛いか……



「……本気……なんだな」



「……ああ……もう止められないぜ」


 そう告げたレッドに漢を魅せられ、

改めてさすが俺達のリーダーとピンク、マーブルは思うのであった。



次回に続く。





プチッ


俺は部屋のテレビの電源を落とし学園へ行く準備をする。


 時計を確認すると何時もより30分程は

早いだろうか。


 昨日は少し寝付きも悪く、余り眠れないまま今朝は早く眼が覚めてしまった。


 このまま二度寝も考えてはみたのだが、

多分今度は起きられない可能性が非常に

高かった為、多少早いが学園に向かう事に決め準備を進めた。


 「それにとっとと行ってクラスの自分の席で寝てた方が間違いないだろう。」


 そう決めてしまえば後は行動のみ、とばかりに部屋を出て学園へ向かった。



フォームの使い方がイマイチ判っていないので、稚拙な文章に更に見辛さが加わって

います。大変申し訳ないです……

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