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イヴの世界  作者: あこ
一章 ここが私の新世界
49/107

弱くとも守りたいから


 リリィを無理やり引っ張って屋敷を出ると、外にある馬竜と馬車が止まっていた。

 その近くで足を止め息を整えながら馬竜の方を見る。馬竜は爬虫類のような鋭い眼差しでこちらを見据えていた。小さな鼻息を鳴らしそこでたたずんでいた。

 リリィは馬竜がいることに驚いて目を白黒させるが、ミズキは屋敷脱出と噛み合って登場した馬竜に安堵していた。

 馬車から一人の女性が悠然と降りてくる。

 その女性は修道服のような格好をしている。降りてくる姿に気品を漂わせ、その面にある瞳はキラキラとしている。しかし、その瞳は煌めいているがどこか退屈さを宿していた。

 ミズキは予定通り馬車から降りてきた人物を目にして思わずその名を呼んだ。

「ルナリア!」

「……? 誰ぇ……、フィロルド?」

 ルナリアのキラキラした双眸は呼んできたミズキを訝しげに見つめた後、その後ろで困惑しているリリィを見つけ疑惑を面に刻んだ。

 少し思慮を浮かべた面のルナリアは不敵な笑みを口角に浮かべ、ミズキの方に近寄ってきた。

「あなたここの使用人ですか? それとも、そこのフィロルドの近侍ですかぁ?」

「し、使用人だけど……」

 彼女の質問の内容に、一瞬疑問が浮かんだが率直に答える。

「使用人ですかぁ。まあ、そうですよねぇ」

 と、彼女は意味ありげに爛々とした眼差しでリリィの方を一瞥した。

 ミズキは疑問に思い、不意にリリィの方を見ると彼女は視線を逸らすような素振りをしていた。

 気にはなったが、それを追求する時間はない。

「ルナリア、今ここは危ないの! 早くここから逃げないと……」

「危ない? 呼んだのはそちらなのにぃ?」

「そ、それは罠なの! 呪術師が仕組んだ罠っ!」

「呪術師ぃ?」

 彼女の訝しげな瞳が貫くように見てくる。

 ミズキはルナリアに訴えかけるように面を近づけ、恐怖を刻み込んだ面を見せる。

 ルナリアは不審に思いながら、屋敷の方に視線を動かす。その面は先ほどの戯けたような面はなくミズキの面を見た上での反応だった。

 彼女はしばし目をつむり、祈るように手を組む。すると、白く発光した小さな物体が彼女から出て空気中を舞い始めた。

 白く発光したそれは小さな加護だ。祈祷術を使う際に現れる存在。

 小さな加護はルナリアを纏うように舞い。しばらくして、一斉に消失する。と、ルナリアは何かを納得したように瞳を見開きミズキの方を見た。

「どうやら本当みたいですねぇ……」

「そうなの! だから……」

 と、ここで言葉が詰まる。

 ここからの計画はルナリアの乗ってきた馬車に乗って王都方面に逃げ込む算段だが、その提案を自分の口からするのに戸惑った。

 そう思案している中、ルナリアは言う。

「それなら早くここから離れた方が良さそうですねぇ。乗るのは二人だけでいいですかぁ?」

「え……」

 意外なことに、ルナリアから提案される。

 彼女から提案されることは願ってもないことだったが、功を得た。一瞬惑ったが、焦り気味に頷いた。

「う、うん……」

「フィロルドを連れるのは不服ですが、姫を失うのはエステル教会の理念に反しますからねぇ」

 ミズキの後ろでリリィが難しい顔をしていたが、二人はルナリアの提案に乗ることにした。

 御者台にルナリアは乗り込み、車の方にミズキとリリィが乗る。本当なら御者台にはギルバートがいて車の方にルナリアが乗っていただろう。ふとそうした想像を働かせる。

 二人が乗り込んだのを確認したルナリアは馬竜に出発の指示を出す。鞭で叩くとかではなく、言葉で行き先を伝えると馬竜は低い唸り声を上げて車を引き進み始めた。

 とりあえず安心ーーとは思わなかった。

 ミズキの中には不安がある。それは少女の存在だ。

 少女は意表をついていくる。前回においても、馬竜で移動中に襲撃にあったのだ。油断はできない。

「ねえ、ミズキ……。どうして来てくれたの?」

 車内で一息ついてから、リリィが問いかけた。

 ミズキはまだ安心できないままで、リリィの問いかけにまともに答えられる状況ではなかった。が、リリィの澄んだ眼差しを前に拒絶できるものではなかった。

 ミズキは彼女の問いかけに、多くの言葉を返したいと思った。一言では足りない。リリィのそばにいると決めたのは多くの死と経験があったからこそだ。

 しかし、そのようなことは言えない。死の加護はイブの呪いとも言われ、忌み嫌われる存在だ。まして、死を繰り返してきたなど口にできるものではない。

 だが、リリィの純朴な面を前にして答えをおぼろげにするわけにもいかない。

 ミズキにとって長い時間悩んだ末に、極めて端的に伝える。

「一緒にいるって言ったから……」

「え……」

 その答えに、リリィは困惑を示した。当然だろう。なぜなら、彼女はその言葉をミズキ自身から嘘だと聞かされているはずだからだ。

 なのに、ミズキはそれを翻して言うことに疑問を持たないはずがない。

「それーー」

「ごめん。本当はもっと言いたいことがあるんだけど、今は言えない……。だけど、信じて欲しいんだ……。今の私を」

 追求しようとしたリリィはミズキの言葉に遮られた。

 リリィから見るミズキの面は切羽詰まったような面持ちだ。瞳は狼狽し、顔つきは戦いている。けれども、瞳の中に何か覚悟を秘めたような弱々しい決意が宿っていた。

 それを目にして、リリィは深く追求するのをやめた。

 複雑な心境を呈していたリリィ。不思議と、心が安心していた。

 目の前にいるミズキは、今まで接したミズキとは違う雰囲気がある。けれども、一緒にいると言われた時、最初に言われた時と同じ心緒を感じられた。

 違う雰囲気こそあるが、根底は変わってないように思えたのだ。

 その様子に、緊迫した状況に関わらず一種の安堵感を覚えていた。

 そんな折に、馬車は突如停止する。車内は揺れ、支えのなかったリリィとミズキは揺れに耐えきれず互いを支えにして転倒を防ぐ。

「な、何……?」

 驚くリリィ。反面、ミズキは本能的に前回を想起する。

(嘘……、もう……)

 少女の存在を疑う。この次の展開はーー、想像は難くない。

 だからこそ、考える前に身体は動いていた。

 戸惑うリリィを車内の隅にいるように指示して御者台の方へ出る。その時ーー、

「見つけたぁ!!!!」

 少女の狂乱めいた叫びに、身体は衝動的に動く。御者台へ飛び出すように出て、車と御者台の出入口付近で呆然とするルナリアを押し倒すようにして外へと出た。

 勢いのあまり御者台で止まるつもりが、御者台からルナリアとミズキは落ちて地面に突っ伏す。その頭上で何か鋭利なものがかすったのを感じた。

「なぁんでこんなとこにいるのぉ……」

 ルナリアは後ろから飛び出し外まで押し出してきたミズキへの文句よりも先に、不審者に対する文句が出た。

 一応、彼女は背中から覆い被さるようにいるミズキへ訝しげな眼差しを投げるが視線はすぐに馬竜の先にいる人物に向けられた。

 ミズキはその場から震えながらたちあがる。そして、口先を震わせながらその名を呟く。

「呪術師……、少女……」

 その名を呟いて、ふと馬車を確認する。先ほど頭をかすったものが気になったのだ。馬車の正面上部にはナイフ数本が刺さっており、その中にも何本か入り込んで壁に刺さっていた。幸いなことに、馬車の中にいるリリィには当たらなかった。

「よくかわしたねぇぇぇぇ!!」

 馬竜の前に、一人の少女ーー名前のない少女がヘレナの面を様して狂った表情を顕にしていた。

 手の指の合間に、隙間なくナイフを挟んでいる。すでに数本は放っているはずだが、彼女の指の合間にはまだ放っていないかの様に構えられていた。

 少女の雄叫びと車内に撃ち込まれたナイフに驚いたリリィが車内から外へと出てくる。

「呪術師?!」

「リリィ! か、隠れてて!」

 ミズキは迷わずリリィを庇って前に出る。

「へぇ、姫様もいるんだ……。殺していいかなぁ……」

 愉悦まじりの表情を、ヘレナの面をして言う少女。ヘレナの顔から違和感がある表情だ。その違和感はリリィも感じ取った様で、目の前にいる女性がヘレナではない別の人物であることを察していた。 

「リ、リリィは殺させない……」

 外に出てきたリリィを庇う様に、ミズキは前に出る。

 ルナリアは地に伏せたまましばらく動けずにいるが、ミズキの震えた声を聞いてよろけながらも立ち上がる。

 立ち上がり修道服を正しながら、ここを離れ状況が見える範囲でミズキたちをみた。

 キラキラした瞳に余裕はなく、息を顰め姿勢を低くする。ルナリアは死にこそ恐怖はないが、呪術師に殺されるのはごめんだった。

「見たことあるねぇ、お前ぇ。お前、そこの姫の近侍なの?」

「わ、私はクラクの使用人だ……」

 と、自らの役職を名乗るが自分自身馴染みがなくセリフに違和感が生じる。

「使用人? なんからしくないなぁ」

 嘲る面で鼻をならす少女。その顔は徐々にヘレナを模した顔が溶けて、少女自身の顔である情のかけらもない素顔に変身する。

「ふっ……」

 彼女は感情なく嘲笑をこぼしながら、左手に構えたナイフ全てを威嚇としてミズキの足元の地面に突き刺した。

「ひっ……」

 威嚇とはいえ、正確に四本のナイフを自分の手前に突き刺す精巧さに身が竦む。それでも、ミズキは本能的に後ろにいるリリィを庇う様に背の後ろにつけている。

「ミズキ……」

 リリィの前で庇う姿勢でいるミズキの倒錯的な面差しに複雑な心境を抱く。

 ミズキはその体勢こそリリィを庇っているが、その面差しは苦悶を滲ませている。先ほどの少女の威嚇に恐怖を隠せず、身を縮こませている。

 少女は無感情に、口角だけを上げて嘲て見せた。

「守りたいの? 逃げたいの? 弱虫な使用人だねぇ」

 起伏のない感情で言う少女。ミズキは答えない。

 ミズキの恐怖を塗りたくった表情を目にして、リリィは耐えかねて前に出ようとする。

「……! だ、だめだよ!」

 それに気づいたミズキが、今度はリリィと対面して両腕で抱くようにして制止する。

「ど、どうして? ミズキじゃ相手できないでしょう?」

「そ、それでもだめ! だめだよ!」

 ミズキは子供のようにリリィを止める。ミズキの頭の中に、前回の凄惨な光景が蘇る。

 ミズキ自身気づかないが、リリィが死んでしまう未来を想起したゆえか顔面蒼白になっている。それでも、リリィが前に出ることを本能的に止めていた。

「だめって……、それじゃあこの状況は……」

 リリィにそう言われ、ミズキはそれを自覚する。

 このままじゃ未来は変わらない。リリィを庇ったとして、ここにいる少女をどうにかしなければ未来は変わってくれない。

 ミズキは恐怖を滲ませながらも、必死で考える。少女が面白がって余裕を見せている内だった。

 不意に、ルナリアの方を一瞥するが彼女は木陰に隠れて状況を達観している。彼女が攻撃に転じるところを見たことはないし、彼女自身協力的な姿勢を見せないことはある程度予想はできていた。

 険な眼差しを向ける余裕もなく、必死で考える。この状況を脱する最善を。

 その時、リリィが声を大にして叫ぶ。

「ミズキ……!」

 その声に、反射的にリリィに覆い被さるように押し倒す。

 少女の行動を察していたかのようなミズキの動き。無意識ではあったが、リリィの忠告に似た叫びは少女がナイフを投げていたのを伝えていた。

 かわすような素振りではあったが、ナイフの一つはミズキの左肩をかすった。かすったとはいえ、衣服を切り裂き皮まで到達しており僅かな鮮血が舞う。

 鈍い痛みが損傷部分から広がり、呼吸を荒くさせる。

「だ、大丈夫、ミズキ?!」

「だ……大丈夫、だよ……」

 以前、感じた痛みよりも幾分マシだと自分の中で消化する。

「あーかわされちゃったかぁ」

 ミズキの鈍痛に面を歪ませる様子を面白がる声色で言う少女。顔色こそ変わらないが、声色は顔以上に饒舌で感情を滲ませている。

 ミズキは苦悶を浮かべながらも、リリィから離れずに顔だけを上げて少女の方を確認する。

 少女の右手から、ナイフは一本減っており、残り三本が残っている。見えるナイフだけが全てではないと思慮するが、それでも残り三本のナイフは脅威だ。

 ミズキの頭の中はどうすべきかを反芻するかのように考えを巡らせる。答えの見つからない考えに、大した希望は見出せない。

「ミズキ! ミズキっ!」

 ミズキの左肩を心配して何度もの名を叫ぶ。傷のせいか、聴覚が彼女の声を正確に聞き取れていなかった。か細くおぼろげに聞こえる。近くにいるはずなのに、遠い。

 身体は左肩に受けた一撃のせいで弱っているはずだ。それでも、ミズキはリリィの身体を手放そうとはしなかった。

 呼吸は荒い、視界は定まっていない。背後を一瞥するミズキの瞳はどこか胡乱気味だ。

 その様子を見ている少女は、瞳の中に侮蔑を宿していた。

「お前は何がしたいの?」

  少女の言葉は情を乗せずに発せられた。

「そこの姫様より力がないのに、お前はわがままで庇うの? 賢くないよねぇ。庇おうとするお前は身を震わせて面には恐怖を隠せていないーー弱虫が騎士気取りか?」

 少女の淡々とした言葉に、ミズキは面をひくつかせた。

 自然とリリィを抱きしめる力が強くなる。彼女の言う通り、身は震えているし顔から恐怖の色は消えない。

 リリィはそんなミズキを逐一心配してくれている。状況を察して、自らが前に出るべきだと言う判断も促している。けれども、ミズキはそんなリリィを制してミズキがリリィの壁になっている。

 リリィからすれば、ミズキの行動は合理的ではない。祈祷術を使えるリリィが率先するのが正しい判断とも言える。

「ミズキ、やっぱり私がーー」

「だめなのっ……。リリィが前に出たら……」

「前に出たら?」

 その先は言えない。リリィの死が、頭の中でフラッシュバックする。

「そこの姫様の言う通りにすればいい。そうしたら、お前の恐怖は消えるかもしれない」

 少女は情の起伏なく伝える。言葉の中に、嘲笑が含まれているように感じる。

「消えないよ!」

 ここでミズキは感情を顕にして叫んだ。

「消えない。恐怖は消えてくれないっ……」

 次第に、リリィを抱く手は強くなる。

「手が緩んだ時、私は怖くなる。そして思い出して後悔する……。死ぬのは怖い、リリィが死ぬのも怖い。何も失いたくないの……」

「それはワガママだ。子供みたいだ」

「子供でいい、ワガママでいい。弱くても怖くても、絶対にリリィを離さないっ!!」

 弱々しい決意に、リリィは驚いて笑みをこぼした。そして、ミズキに答えるようにそっと抱き返してくる。

 少女は嘆息した。

「なら、一緒に死ねば?」

 彼女のナイフが狙いを定めるように向けられる。

(どうすればいい……? 魔法は使えない……、ヘレナのようにナイフを使えるわけじゃない……)

 ヘレナから魔法具のナイフを受け取っているが、状況ゆえに取り出すことができない。

(せっかくここまで来たのに……、また死ぬの?)

 また惨ったらしく死を迎えるのか。死への恐怖が徐々に蘇ってくる。

 痛いんだろう。苦しんだろう。そう考える前に、どうにかこの状況を切り抜ける方法を必死で模索する。

 どこかにヒントはなかったか。思慮している内に、今回まだ現れていない人物を想起する。

 ギルバート・アリアの存在だ。

 彼女は馬竜から振り落とされ、酒瓶を片手に裏道を彷徨っているはずだがいつ遭遇する事になるのだろうか。

 タイミングよく現れ欲しいと過ぎったが、王都方面の裏道にその影は見当たらない。

 次はこのタイミングを測らなければならないのか、なんて考えた時、ルバートの言葉を思い出した。

ーーギルバートを呼べ。

(あれはどう言う意味だったんだろう。でもーー)

 あの言葉に意味があるのか、わからない。

 でも、あれがルバートの残したヒントならばこの窮地にかけるしかない。

 どう呼べばいい? その疑問は、背後の殺意を持った少女の圧を感じて急くように疑問は霧散し口が先に動いた。

「助けて……ギルバート・アリア!!」

 感情を強く込めて発せられた叫び。

 叫びと共に、少女は構えていた三本のナイフを一斉に強く投げた。そのナイフは仕留めるために投げたもので、最初に投げられたナイフよりもスピードが乗っていた。

 このままでは肉体に突き刺さり、辺りに血が舞う事になる。

 だがーー辺りに突如甲高い音が響いた。

 この場で鳴るはずのない音に、ミズキは意識をはっきりさせて振り向く。

 その奥には無表情ながら地団駄をふむ少女がいた。ミズキとの合間に、藍色の灯りを点した多くの小さな結晶がゆらゆらと泳ぐように舞っていた。

 藍色の結晶たちはミズキに何かを語りかけるように、いくつかが目の前で浮遊していた。

 何より、その結晶たちはある人物の周りを舞って称えているかのようにいる。

 そして、その人物はそれ決め台詞かのように言う。

「呼ばれて参上……、ギルバート・アリアだ。呼んだのはお前か? 見知らぬお嬢さん」

 初めて彼女と出会った時に言われたセリフ。だが、その印象はその時と幾分変わって見える。

 よれたように見えていた金髪は整然としていて、騎士らしい風格を漂わせている。頬は赤くなく、酔っているような素振りはない。相変わらず手には酒瓶を持っているが、どうやらその酒瓶でナイフを弾いたようである。

「ギルバート……どうして?」

「どうしてか、それは私も思うところだが……。加護に応えたからにはお前たちを護って見せよう」

 酩酊の騎士と揶揄される彼女はミズキたちを庇って現れた。

 ミズキは初めて希望が見えた気がした。

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