どいつもこいつも
詩
どいつもこいつも
呟いた中年 サラリーマン
肩を落として下を向いていた
僕はふとサファリパークの動物達を思い出して
ふうと息を吐いた
どいつもこいつも
そのどいつも
きっと同じタイルを見つめていた
商店街 焦点が合わない 千鳥足 大丈夫
きっとさ、歩いてきた道なりはどっしりと構えていたんだろう
眠たげなライオンに何故か重ねた背中に手を振った
どいつもこいつも
本当にくだらねぇことで人を容易く折っていく
どいつもこいつも、
でも
この夜はあと9時間後にはまた朝を突き上げる
その時に朝日を睨む瞳は憂いでいないだろう
どいつもこいつも
それでもあなた達が明日を手に取るように
どいつもこいつも
どいつもこいつも




